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エピソード#37  救急車の適正利用~トイレで倒れて起き上がれなかった方の搬送~


緊急の搬送依頼。高齢のご夫婦の二人暮らしで、身体の大きいご主人がトイレで倒れてしまい、奥様ひとりでは動かせない。呼び掛けには反応し、意識はあるとのこと。 もしかしたら弊社が到着しても場合によっては救急車を呼ぶことになる可能性もありました。

訪問すると トイレの床に横向きで寝ている。意識はあり。血圧や血中の酸素濃度も測定。
そして横向きのままだとトイレから出れないため 仰向けになってもらい、トイレの外に救出。
下半身は 排泄物で汚染あり、身体を拭きながら 全身チェック。オムツや衣服を交換。

ご利用者様は かなりの長時間を 同一体位で 過ごされていた影響で 教科書に書いてあるように 好発部位に褥創が何ヵ所かできていました。お湯で創部を洗い ガーゼをあてました。

そして布担架で社長と一緒に抱えあげ、リクライニング車椅子まで 移動。入院の可能性が高いと考え、衣服を整え、靴も履いていただき、病院に搬送しました。病院で色々な検査をした結果、その方は入院になりました。今日のような事案は、患者等搬送事業の認定を受ける前であれば、救急車を要請していたかもしれません。でも、電話での聞き取りと、現場での状況から、患者等搬送事業の認定を受けた我々で搬送可能と判断しました。これからも熱海初の患者等搬送事業者として、救急車の適正利用に寄与していきたいと思います。

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