見出し画像

エピソード#45 救急車適正利用について~電話での聴き取りからが患者等搬送事業者の役割~

数年前の記事より。
↓↓↓↓で
 
朝のミーティング中に 一本の電話。
「家族の様子がおかしくて。数日前に病院に行ってますが、昨日の夜から片側の手足が動かないような感じがあり、いつもよりしゃべらない。自分だけでは車に乗せられないので介護タクシーをお願いしたい」という内容。
 
さらに詳しく聞いていき、意識はあるが 声が出せないようだ、数日前まで歩いていたが片側だけ脱力感があり歩けない、数日前に血圧がかなり高かった、など。
脳疾患を疑い、「症状を伺う限り、緊急性があると思います。救急車を呼んでください」と伝えました。
 
余計なお世話かとは思ったのですが、救急車を呼ぶ前に 介護タクシーに電話をかけてきてくださってるので、意識はあるのに救急車を呼んでもいいのだろうかと迷っているかもしれないと思い、「この電話を切ったら 一度 深呼吸してくださいね。それから 119番に電話をして 救急ですと伝えたら 住所と名前を言ってください。そして 片側の手足が動かない、意識はあるがしゃべらなくなったと伝えてください。救急隊員は その症状を聞いて察してくれると思います」と伝えました。
 
夕方、ご家族からお電話。「救急搬送後、緊急を要する疾患ということで 入院になった、救急車で搬送してもらい良かった」と 連絡をくださいました。
すごく気になっていたので、ご連絡いただき、すごく嬉しかったです。
 
救急車とタクシーの中間的役割を担う 患者等搬送事業者である弊社では お問い合わせのお電話の時に どんな症状か、どんなお手伝いが必要かなどを 差し支えない程度にお聞きして送迎介助をさせていただいてます。
そのため、救急車を呼ぶような緊急性があるとかも考えながら聞き取りをさせていただいてます。
伊豆おはなの 車両で送迎介助するだけが 患者等搬送事業者の役割ではないとは思っています。
緊急性がある救急搬送を必要とする方のところに 救急車は駆けつけてもらいたい。
命を救ってほしい。
救急車の適正利用を常に意識して 日々私たちもがんばります。

#熱海 #夫婦 #移住 #起業 #伊豆おはな #介護タクシー #熱海市消防本部認定第一号患者等搬送事業者 #階段介助 #訪問介護 #介護保険 #自費対応 #介護福祉士 #看護師在籍 #介護ナース #ナースドライバー #通院 #入院 #退院 #転院 #観光 #外出 #三世代観光 #連携 #心のバリアフリーを広げたい #夢を叶えるお手伝い #介護タクシーの魅力を伝えたい #看護介護の魅力を伝えたい #ユニバーサルツーリズム


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?