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こちらの施設が使えると、市民権を得たような気持ちになる

ずっと使ってみたかったドイツの図書館。ベルリン2か月目の末にして、やっと今日図書館で勉強ができた。いや〜、時間かかったな〜。

図書館とはどんな人が使えて、利用するには何が必要なのか、なかなかわからないし突撃する勇気もでなくて時間がかかった。

最終的には友人に乗っからせてもらって利用ができた。友人の存在はありがたい。それがなければ、私はまだしばらく図書館を使ってなかった。


韓国に住んだ時、日本では当たり前に享受できるものに、海外ではなかなかたどり着けないのだと初めて知った。

例えば個人認証つきの電話番号。これがないと出前も宅配も使えなかったりする。あと、コロナの渦中だったので、接種証明のアプリ取得とかも。

今回の図書館のことも同じ。日本だったら特に登録も何もなく、行けば施設は使えると知っているけれど、ドイツがどんなものなのかを私は知らない。

結果的にはパスポートを持って行けば登録ができた。でもこれは、教えてもらったからできたこと。

そうでなければ、今日実際に行ってみて思ったのは、私は一人だったら諦めて帰っただろうなということ。


だって例えば、資料スペースに入る前に、1階で荷物を預けて入るとかわからない。

そのコインロッカーも、1ユーロか2ユーロのコインを用意するか、南京錠を用意しなきゃいけないことも知らない。

それを越えても、受付で「席がいっぱいだから入れない、他の場所に行って」とか言われたら、もうこわくて2度目の挑戦をしたくない。

そんな壁を越えて、結果的に別の図書館までハシゴして、今日はやっと「図書館で勉強する」にたどり着いた。

行くと決まってから、席に着けるまでほんとうに長かったな〜。手取り足取り教えてくれた友人に感謝。彼らがいないと私は諦めていた。


そうしてたどり着いた「図書館で勉強する」。やってみたら、「勉強する」こと以外の意味を感じた。

ここで私は勉強ができているということ。現地の施設を使えて、市民権を得たような。

(実際私はまだ住所登録もしてないし、ちょっとまだ宙ぶらりんな状態にいる)


今日はなかなか大変だったけど、図書館を移動する間は空がきれいに晴れていたりして、なかなか悪くない日だった。

今日得た市民権のようなものを活かして、これからは図書館でたくさん勉強しよう。そこにいるということが、私のやる気を引き出してくれるから。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️