コーチの私がカウンセリングを受けたら、大人になった私と子どもの私を見つけた
今月も1か月ぶりにカウンセリングを受けました。気づけばもう6回目です。
この約半年の間に、カウンセリングの時間で話すことは「重いもの」「苦しいもの」から「自分を知るもの」に変わったように思います。
カウンセリングを受ける目的である「トラウマの克服」は、まだこれからも時間が必要だと思います。なぜかといえば、トラウマとはいま見えているものが全てではないから。いつ話し終わるのかわからないし、終わりがないのかもしれません。
でも、私のなかにある重さは、かなり軽くなってきたと感じています。だから、今回も受けてよかったと感じます。
▼前回の記事
6回目のセッション
同じ先生でカウンセリングを受けて、今回が6回目です。
初期の私とカウンセリングの関わり方はこんな感じ。コーチングとカウンセリングのアプローチの違いを興味深く感じたり、コーチングを受けて気づいたトラウマの克服をしようとしたりという時間でした。
そこから回数を重ねてきて、トラウマからくる心の重さは少しずつ手放せてきています。いまは純粋に「自分を探究する」ような時間になってきました。
この変化は私にとって心地がよくて、大事な時間の積み重ねをしていると感じます。いまの先生とのセッションは来月が一度区切りなのですが、本当はもっと受け続けたいほどです。
大人な私と子どもの私
カウンセリングでたびたび出てくる話として、私は母に「子ども」として振る舞いたいということがあります。
幼い子どものように、というわけではないのですが、大人になった私というのは少しおろして、母の子どもとして振る舞いたいのです。
今回の帰国は、これが大きなテーマの1つです。いま実家には3人兄弟のうち私しかいないので、子どもの役割を満喫するには絶好の機会なのです。
と、言いながら、実は最近これが脅かされています。弟が帰省してきたり、親戚が帰ってきて母が会いに行ってしまったり。
子どもを満喫したかった私に、思わぬところから邪魔が入って機嫌が悪いのです。でもまあそれも仕方がないと、声をかけてくる大人の私もいます。
そういうわけで、最近の私はなんだか満たされていないのです。
子どもの私が欲していたもの
今回のセッションでハッとしたこととして、「子ども」の私がどんなことを「親」としての母に求めていたかといえば、「ケア」的な役割を求めていたということでした。
例えば子ども時代、私は比較的手のかからない子だったのだと思います。というか、対照的に弟たちに手がかかったというのが正しいのかも知れません。
社会人になり、当時の親の苦労が想像できるようになってみて、母の大変さはやっぱり相当だったのだろうと思います。
それを理解する「大人」な私がいます。この私は、私をなだめようとしてきます。でもやっぱり、当時弟とたちと比較してあまり受けられなかった「親」としての母からのケアを、私はいま受けたいと思っているようです。
過去の未完了を完了させたくなる現象を、コーチングスクールで学びました。この考え方と、私がいま「過去に得られなかったケアを受けたい」気持ちは、似ているのだと思います。
過去のことを取り戻すように、いまこの気持ちが湧いているのだと思います。それも、「母から積極的にケアされることを期待する」という形で。
と、ここまでわかったところで、別に母から積極的に関わってもらうことを待たなくてもいいな、そこは自分から働きかければいいんだよなとも思えました。
言葉にして気持ちを理解すること、信頼するカウンセラーの方に話して理解を手伝ってもらうのは、やっぱり大事だなと思う瞬間です。
子どもの私を尊重する
今回の私の選択としては、しばらくは子どもの私の主張を聞いてみようということです。
大人な私は、いつまでそんなことをやってるのとか、いい大人なんだしとか、当時の母の大変さとか、いろんなことを私に語りかけてきます。でも、そんなことはもう十分にわかっているのです。それよりも、いつまでも「子ども」な私を癒すことの方が、私にとっては大事です。
だから、少しの間、私は家事などを放棄します。できる範囲で。
私は結局「親に褒めてもらうのが嬉しい」な長子なので、手放しすぎることには不安が湧きます。だからあくまで、私の範囲で。私にとっての「これはあまり家事をしていない」の範囲で手放してみて、子どもの私に戻ってみようと思っています。
前提でいえば、正直別に家事をたくさんやっているわけではないです。ほとんどのことは母がやってくれていて、私がやっていることはごく一部です。
でも、いま私のなかで騒いでいる「子ども」の私からすると、やっぱりいまは多いと感じます。だから、ここで少し手放して、「ケア」を受けていることを実感して、癒したいと思います。
次のカウンセリングまでの間に、このチャレンジがどれくらいできるか。わからないけど、ゆるりとやってみようと思います。
7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️