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感情で仕事をすべきでない理由

社会人2〜3年目の頃、私はすごく苦手な同僚がいた。そのひとは感情で仕事をするひとで、中学生のような人付き合いをするひとだった。

私よりも5歳くらい年齢が上だけど、好き嫌いで態度を変える。そのひとにとって目の上のたんこぶのような存在だった私は、何かにつけていちゃもんをつけられたし、会社や外で急に怒鳴られたこともあった。

感情で仕事をする人をなぜ苦手だと思うのか


そのひとから感情をぶつけられることの多かった私は、何かアクションをされるたびにものすごく疲弊していた。

最初はなぜ疲弊するのかが全くわからなくて、単純に彼が苦手すぎるのだと思っていた。

でも、しばらく経って気がついた。感情を動かすことは、単純にエネルギーをめちゃくちゃ使う。それも自発的ではなく、外部から無理やり感情を引っ張り出される時は、普段の何十倍もエネルギーを消費する

だから私は、このひとが苦手だった。感情的になり怒鳴られることはもちろん、小言を言われることも、陰で嫌味を言われることも。

仕事とは、感情ではなく頭でするものだと思っていた私。当然仕事中は感情オフモード。そんな時に急に感情で攻撃をされるのは、ダメージが何倍にもなるのですごく辛かった。

誰かを攻撃しないために、感情的に仕事をしない


この経験から私は、感情的にふるまわないことを大事にしている

もちろん、イラッとしてしまうとか、仕事中に感情が動くことはよくある。でもイライラを相手に伝えたところで、萎縮させたり話す気力を奪ってしまったり、いいことは何もない。

私自身が経験をしたので、マイナスな感情を受ける側の辛い気持ちは痛いほどによくわかる。

だから私は、マイナスな感情を相手に渡してしまわないことを心がけている。器用な人間ではないので、感情をうっかり外に出してしまうこともある。でも、なるべく相手を嫌な気持ちにさせないよう気をつけている。

感情的に仕事をするひとと出会ったら


じぶんのふるまいを変えることはできても、相手のふるまいを変えることはできない。

当時の同僚とは時間が経って職場が変わったけど、いまの職場にだって感情的にぶつかってくるひとはいる。過去の経験から共通して思うのは、相手を変えることはできないので、疲弊する側が対処をする必要があるということ。

原理がわかった今でも、攻撃を受けた時はダメージが大きい。相手が持ち込んできた負の感情にひっぱられて、相手が持ち込んだ感情量の何倍も消費してしまう。ひどい時は、一晩中以上疲弊する。

私もまだ対処法を確立できていないけど、私の場合はとにかく発散をする。こうしてnoteにまとめてみたり、じぶんの日記に嫌な感情を吐き出したり。

でも少なくとも、相手を変えようとは思わないこと。そう思った瞬間、終わらない戦いになってしまうから。余計なエネルギーをまた使ってしまわないように、じぶんの対処法やじぶんができることを探す。

そしてこれを反面教師にする。じぶんが感情的に誰かを攻撃しないように、今日も意識を高める。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️