あずさ

2歳の女の子のママをしています。読んだ後にふわっと香る“残り香”のような文章を書くのが…

あずさ

2歳の女の子のママをしています。読んだ後にふわっと香る“残り香”のような文章を書くのが目標です。 “家で働きながら精神的にも経済的にも自立する”ママのために、在宅ワークに関するブログも運営しています。https://newworkingmap.com/

最近の記事

産まれてきてくれてありがとう。わたしは、あなたに会えてうれしい。

わたしは、あなたに向けてこの文章を書いている。 あなたがこれを見るのは、5年後かも、10年後かも、50年後かも知れない。 もしかしたら、これを見ることはないかも知れない。 それでもいいし、それでいい。 これはあくまでも、わたしの備忘録的なものだ。 わたしは、2歳になったあなたに向けて、いかに“あなたを愛しているのか”を伝えたくて、言葉を紡いでいる。 湧きあがった感情を忘れないように、言葉を紡いでいる。 忙しい毎日に忙殺され、わたしの言葉から、ぬくもりが消えている

    • 駆け足で進む、時折後ろを振り返って、前だけ向いて

      唐突にはじめて、ぷっつんと途切れていたnote。 時の流れというものは、記憶飛ばしのようにあっという間で、気がついたら私は「お母さん」になっていた。 世界で一番かわいい女の子を 10ヶ月お腹で育て その子はある日唐突に 「今日出て来たい!」 といって、ぬくいぬくいお腹の中から まっさらな世界に飛び出して来た。 “オギャーーー!” あなたの第一声を、母ちゃんは忘れることができない。 noteで綴っていた人との思い出は 主人との思い出になって なんとも不思議な気分 恋

      • “働くこと”にフォーカスをあてない

        三連休も最後の一日になりましたね。みなさんはどんな休日をすごしていますか? 社会人歴も長くなると、自分に合った働き方というものも、なんとなく理解できるようになります。 ・会社のために・チームのために・生活のために 働くことに対して、いろいろな理由があるけれど、そのどれも“自分が決めたこと”は正しい。 わたしはどうも、自分の正義感が強くて「ネガティブな発言」や「誰かを悪く言う言葉」というのを流すことが出来ない。 会社員歴が長い人であれば、流すすべを身につけているのかも

        • 眠い目を擦りながら

          朝は苦手だ。低血圧というのも関係しているのかもしれないが、朝は身体が重く動きも頭もスムーズではない。朝の決まった時間に起きることも苦手なので、勤務というのは向いていないと思っていた。 定時とか、そんなものどうでもいいよねなんて、20代のころは思っていたけれど、30代になってからは「それも良いよね」と思えるようになった。 歳を重ねることは良いことだ。 誰かを許すこともできるし、誰かを受け入れることも出来る。 自分のことをなんとなく、理解してきている。 だから対策も出来

        産まれてきてくれてありがとう。わたしは、あなたに会えてうれしい。

          何度でも何度でも、あなたを肯定したい

          生きているだけでエライって、心では思ってはいるのに 「こうして欲しい」とか「ああして欲しい」とか 「希望」や勝手な「期待」を持ってしまい、理想を押し付けてることは 間違っていると思う。 そもそも、正しい、間違っていると思うことは好きではないけれど、こればかりは「自分が間違っている」と思っている。 人間関係において「正解」を追い求めてしまったら、正解探しになってしまったらつまらないよね。 2人のグレーを認め合うことが大切なんじゃないかな、って思うし、人は人だから、期

          何度でも何度でも、あなたを肯定したい

          愛に理由はいらないよ。心が物語る。

          毎日コツコツと文章を書いているのだけれど、けっして文章がうまいというわけではない。かなり独特であると思うし、きれいな“型”にはまった文章なのかと言われればそうではないと思っている。 わたしは、私の表現を大切にしている。 それを大切にし過ぎるのもどうかと思うのだけれど、それでも、それしか出来ないとも思っている。 文章を書くことは才能ではないが、言葉選びは才能である。 赤いものを”青いもの”で、より赤いものを、表現することも出来る。 光は闇を描くことで、さらに光となるし

          愛に理由はいらないよ。心が物語る。

          雨のにおいと、悲しみが癒える優しい音

          午前中は晴れていたのに、午後からは少し湿気と“雨が降るにおい”がし始めた。 あっという間に天気が変わる。やっと梅雨が来たんだと感じる。 梅雨といえば、しとしとと降り続ける雨の中、土の香りと、ふわっと沸き立つ蒸発した水分が地面を覆う。 ふうと一息つく。去年は変な梅雨だった。ほぼ一ヵ月雨が降りつづいていた。いやな梅雨だったなあ。 気持ちもなんだか落ち込んでしまい、テンションが上がらなかったなあ。 懐かしい気持ちを思い出す。 あれからもう一年。自分もかなり成長している。

          雨のにおいと、悲しみが癒える優しい音

          今夜の乾杯を、意味があるものにしよう

          あの時から随分と遠くに来たもんだ。そんな風に感じるときがある。 大人になり、歳を重ね、人と出会い別れ、ただただそれを繰り返し、やりたかったことを行い、諦め、諦めきれず、前に進む。 幸せになることだけは、諦めてはいけないよ。 生きることだけは、諦めてはいけないよ。 誰かに幸せにしてもらおうとするのではなく、自分で自分を幸せにして、自分で幸せにした分を誰かにおすそ分けするんだと、これまでのたくさんの人生経験の中から教わってきた。 ありがとう。 悲しい涙も、苦しかった日

          今夜の乾杯を、意味があるものにしよう

          夜に2人で弾くギターの音色は愛おしい

          初めてギターを弾いた。赤いピックを持って、ドレミファソを一つずつ教えてもらって。話すと間違えてしまうから、無言で真剣に弾いた。それに合わせてピアノとクラシックギターを合わせてくれて、ヘタクソなわたしのドレミファソが音楽になって、空中に拓いていった。 「すごい…!」 そういうとまた、音階を間違えてしまって、また、無言で弾いた。 音楽を奏でるときは、誰よりも相手の音に耳を澄ませて、相手の気持ちを知ろうとして、少しづつ音が重なり合って、なんだかエモい物語の中に入り込んでしまっ

          夜に2人で弾くギターの音色は愛おしい

          あなたはあなたの“物語”の中で生きている

          電車の中でnoteを書いている。 1週間ぶりに2回目のデートをする。 いつまで経っても、緊張が無くならない。 それは「女の子扱い」をされているからだ。 強く見られがちなので、女の子扱いをされたことはあまりない。甘えたくて寄ってくる人も多いと思う。 親友に言わせれば、 「本当はみんな、あなたを女の子にさせたいんだけど、あなたがそれを受け入れられないのね」 ってことだった。 お皿が、きっといっぱいいっぱいで、溢れていくものをなんとかしがみついていたような、そんな気がす

          あなたはあなたの“物語”の中で生きている

          自分のことを許せないあなたへ

          これから取材だというのに、書かずにはいられない。 ハイヒールを履いて、真っ赤なルージュをひくというのに、書かずにはいられない。 ここ一ヶ月ほど、毎日長文でやり取りをしている好きな人がいる。出会って一ヵ月だというのに、毎日少しづつお互いの日常を通して、自分のことを話している。日常の中に、その人の言葉が宿り、人間性が宿る。 だから言葉をやり取りすることで、あなたのことがなんとなく分かる。 あなたは、自分を許せなくて苦しんでいるね。 ・好きな人を守れなかった ・好きな人

          自分のことを許せないあなたへ

          誰かを愛することは自分を愛すること

          爆笑問題の太田さんが言っていたけれど(確か)、恋の良い所は、相手の良い所をみつけることだと、そして相手の良い所を見つける自分を好きになる、と。 すんごく良い言葉だなあ。 わたしは、好きな人はとことん大事にしたいと思っている。 とことん肯定したい。 とことん、全肯定したい。 あなたはそのままで良いんだよ、と。 他人の目よりも自分の目。 あなたを大事にしない人は、放っておきなさい。 その人は、自分のことも大切にできない人なんだから。 そんな人の傍にいる必要はない

          誰かを愛することは自分を愛すること

          海のような街のような場所で

          日光は照り付け、優しいなんてものとは言えない、ぎらぎらと光る直射日光が肌を焼き、おでこにはうっすらと膜のような汗をかき、白いTシャツには淡い汗染みが出来る。ジーンズは張り付いて、ぬるい感覚が少し気持ちが悪い。スニーカーは失敗だ。風通りの良いサンダルが正解だろう。 そんな、今日この頃。みなさんはいかがお過ごしですか? 夏が来るのか。もう、何度目の夏だろうか。 夏の思い出はいつもあっという間に過ぎてしまう。まるで蜃気楼のように。ふうと息を吹きかけたら、あっという間に過ぎてい

          海のような街のような場所で

          明るくなる前は、いつだって暗い

          挨拶をするように、文章を書いている。今日はどんな言葉が生まれるのだろうと、ドキドキしながら書いている。言葉が出てこない、なんて悩むことはほとんどない。必ず何かしらは出てくるからだ。それが楽しくて仕方ない。 人との出会いについて、毎日呼吸をするように、人と出会っているけれど、本当に面白いと思う。 それは、新しい発見があるからそう思うのだけれど。 「自分と似ている部分がある」「変わっている」「不思議な考え方」「思ってみない発見」「こんなひともいるのか」 私の根底にある、書

          明るくなる前は、いつだって暗い

          作ったものをぶち壊すも勇気

          良い日は一日にしてあらず、とは誰かが言っていたような。初めて聞いたような。 人生には流れがあって、それを引き寄せるためには日々の小さな小さな思考が大切だと思っている。 小さな感謝を積み重ねることで、それが大きなものに繋がる。 長文だって、短文の積み重ねだ。 日々の想いを吐露することで、大きな思想や思考に繋がるのが分かっている。 日々、自分が、あなたが、私が何を考えているのか、コツコツと想いを積み重ねて、時々はぶっ壊して。 思いっきりぶっ壊して。 作り直して、型を

          作ったものをぶち壊すも勇気

          深淵のような場所で、青

          女性とは、ひどくわがままな生き物である。 ほおっておいてほしかったり、かまってほしかったり、お姫様扱いをしてほしい時があったり、1人にしてほしかったり。 それは月単位や、週単位で変わる。 感情の生き物なのだ。 理性が強い女性は、この「感情の揺れ」にフタをしがちだ。 「こんなこと大したことないわ(ため息)」 と思うだろう。 頼れない、甘えられない、自分の「女」を否定しないと、社会では通用しないことが多いからだ。 男性諸君、どうか強がりな女たちに、そっと「頑張らな

          深淵のような場所で、青