産まれてきてくれてありがとう。わたしは、あなたに会えてうれしい。
わたしは、あなたに向けてこの文章を書いている。
あなたがこれを見るのは、5年後かも、10年後かも、50年後かも知れない。
もしかしたら、これを見ることはないかも知れない。
それでもいいし、それでいい。
これはあくまでも、わたしの備忘録的なものだ。
わたしは、2歳になったあなたに向けて、いかに“あなたを愛しているのか”を伝えたくて、言葉を紡いでいる。
湧きあがった感情を忘れないように、言葉を紡いでいる。
忙しい毎日に忙殺され、わたしの言葉から、ぬくもりが消えているかもしれない。
「あ~それはいかんなあ~」と罪悪感を感じつつも、深呼吸を忘れている時が多いのは、事実。
「生き急ぐ」それは現代人が、今を生きるための、すべなのかもしれない。
でも、わたしはできれば、
朝日を見て心に体温が宿る瞬間の、生きていると実感するときを
真っ青な空を自由に飛び回る鳥の美しさと雄大さを
手と手が触れ合って、欠けたピースが埋まるように、じんわりと心が暖かくなる瞬間を
あなたにはじっくりと味わって欲しい。
そのためには、まずかあちゃんの心を満たすことだね。
かあちゃんも、まだまだこれから。
産まれてきてくれてありがとう。
わたしは、あなたと出会えてうれしい。
かあちゃんは、いつでも、あなたのことを愛しているよ。
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