横木亜衣/Ai Yokoki

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横木亜衣/Ai Yokoki

音楽屋と文筆屋の雛鳥です。詳しいプロフィールはWebで→https://onbunya.simdif.com/index.html モノカキ→『心が疲れたときに観る映画 』(立東舎)/文芸別冊「竹中直人」 (河出書房新社)

最近の記事

【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ⑧夜の野毛

真金町から伊勢佐木町まで歩き、前回の取材でも行った、元松坂屋跡地の上島珈琲店でひと休み。 ふわぁ~、疲れた~。。太陽もだんだん沈んできました。 ディープさん「そろそろ解散しようか」 ちょぉぉぉっと待ったーーーー!!!!最後に!!最後に!!!この時間だからこそ、行きたいところがあります、ディープさん!!!! それは、夜の野毛!!!! 前回の取材で行った野毛は、昼間で明るく、飲み屋街も軒並み閉まっており、取材初心者の私は「夜じゃなきゃおもしろくないなー」と、特に写真に収

    • 【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ⑦故・歌丸師匠の実家跡地に行こう

      故・歌丸師匠のご実家、遊郭「永真遊郭」跡地を探しに、真金(まがね)町をウロウロ。 なかなかのディープな雰囲気を持った町です、真金町……。なんと言うか、路地裏系???ヤバみがディープです。こうゆう路地裏系、大好きです。しかし、とてもじゃないけれども、気軽に写真を撮れる雰囲気ではない……ので、私の精一杯の真金町のディープ写真をまずはご覧下さい。 これ以上は無理!!な、なんか、私の第六感が警告を出してて無理でした!!!!取材者失格とか言わないで!!!(泣) そして、歩けども歩け

      • 【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ⑥横浜橋市場

        コーヒーの温もりもすぐ冷めてしまうくらいの寒空の下、トコトコ歩いて辿り着いたのは、横浜橋商店街。はて……?商店街にディープ……?? 至ってフツーの商店街でs……えええ?!?!やっす!!!!レギンス¥78とか、やっす!!!!お惣菜3パックで¥150?!?!やっす!!!! 大丈夫???この値段で本当に大丈夫???と、心配になるくらいの安さのお店が並んでおります。これはお客さんに大変優しい商店街……。 ディープさん「ここからが本番だよー」 ディープさんが角を曲がると、そこは!

        • 【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ⑤コーヒーの大学院

          兎にも角にも、寒い。ので、お茶にすることにしました。向かった先は、コーヒーの大学院。 渋好みの人ぞ知る、レトロな喫茶店です。レトロな…… ……レトロを通り越した方が、店先に立っておられました。うーん、ディープ!!! 早速中に入ります。 うん、中もレトロを通り越してました!!レトロな雰囲気に加えた、この豪華絢爛な内装。さすがは大学院です。大学留年した私とは大違いです。 お茶だけじゃ何なので、ケーキセット(¥890)を頼むことに。私はコーヒーにチョコケーキ、ディープさんは紅

        【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ⑧夜の野毛

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ④山下公園

          中華街から徒歩数分。あっという間に山下公園に。 あー、こりゃデートスポットだわ。誰が何と言おうと、デートスポットだわ。夜になったら、ロマンチックが止まらない場所だわ。(真顔) 私事ですが、わたくし、今回が山下公園デビューでした。初めて来たのが取材だなんてかわいそう……とか、そんな目で見るな(真顔)。彼氏が今まで居なかった訳では無い(真顔)。ただ、歴代彼氏の横浜にまで行くガッツが足りなかったんだ、絶対そうだ(真顔)。わたくしの過去の主なデートスポットは、江古田、練馬、池袋で

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ④山下公園

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ③中華街

          バスに乗って中華街へ。 横浜のバスはシートまで横浜でした。 そして、バスを降りて現れましたのは、たまたま通りかかった、あかいくつバス!!! なんてレトロでステキでしょう……。 一度でいいから乗ってみたいものです。 そしてそして!!みんな撮るでしょこの写真!!! バーーーーン!!!朝陽門です!!!中華街の入口です!!! 今でこそ、このような観光地でありますが、開港当時は外国人で溢れかえっていたそうです。外国人が売るものを、日本人が買う。その時、外国人さんが通訳に中国人さ

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ③中華街

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ②本牧山頂公園

          ゆるいような、きついような坂を下っていくと、大きな施設が目に入った。 ここは、「YC&AC(ヨコハマカントリー&アスレティッククラブ)」という、日本で初めてサッカーの試合が行われた場所であり、さらには日本で初めてのクリケットクラブができた場所であります。テニスコート、ゴルフ場も備わっております。さすが横浜。イギリス文化を真っ先に日本に取り入れております。 さらに歩いていくと、見えてきました。本牧山頂公園(ほんもくさんちょうこうえん)です。 自動販売機にしか名前が書いて

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ②本牧山頂公園

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ①山手住宅街を歩く

          2018年10月13日土曜日。 やっぱりヨコハマ、たそがれていない午前10時。私と、ディープな横浜を知る友人・ディープさんは、JR根岸線の山手駅に降り立った。 前回の反省を活かし、写真は多めに!!!そして、文章を短めに分割!!!してお送りしたいと思っております。日々成長、ここに有り。私は新時代のレポエッセイをこれから書くのである…!!! そんなわけで、生まれて初めて山手駅とやらに降り立った私は、改札を出ていきなり絶句しました。 坂である。私の嫌いな坂、それも登り坂がそび

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ①山手住宅街を歩く

          【考察】米津玄師『diorama』より「街」

          「ハチ」から「米津玄師」へと名を変えて出した、一番最初のアルバム「diorama」。2012年5月16日発売。作詞、作曲、編曲、歌、演奏、動画、アートワーク、ミックスを全てひとりで手がけている作品。たったひとりで全部手がける、それだけでもすごいのに、これがまた、たいへん奥が深い作りになっています。 CDジャケット(画像参照)の、街を乗せた魚。まさに、この絵の世界の中の出来事を14曲に渡って、絵本のように、物語のように綴られているのです。 そして、この魚はナマズです。ナ

          【考察】米津玄師『diorama』より「街」

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記<下>

          <上>はこちら→ https://note.mu/ai_yokoki0730/n/ndcaadc155eef 傘がないせっかく「ディープ横浜」をテーマにしてるんだもの、ディープな傘屋を探したいところである。が、なかなか見つからない。どうやら傘に関しては、てやんでいな江戸に負けてしまうようである。浅草の傘屋の多さを思い出す。 仕方がないので、オシャンティスポット・コレットマレーへ。コレットマレーはオッシャンティーでシャレオツオシャンティなため、この記事にはそぐわないので割愛す

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記<下>

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記 <上>

          2018年5月31日木曜日。 ヨコハマ、たそがれ……てない午前中、私はディープな横浜を知る友人と、小雨の降る日ノ出町駅で待ち合わせをして合流していた。 横浜と言えば、中華街、外国人墓地、赤レンガ倉庫、ランドマークタワー……いろいろとメジャーどころの観光地がたくさん出てくる場所ではあるが、今回のテーマは「ディープ横浜」。そんなチャラチャラした場所には行かないのである。行かないのである。大事なことだから、2回書いてみた。 さて、日ノ出町駅からどうしましょうか。ディープな横浜を

          【エッセイ】ディープ横浜探訪記 <上>

          アルコール中毒とアルコール依存症の違い

          アル中=アルコール依存症、と考えてる方が多いみたいなので、違いを少し説明したいと思います。 まず、アルコール中毒には、急性アルコール中毒と慢性アルコール中毒の2種類があります。 急性アルコール中毒は、短時間で大量のお酒を飲む(イッキ飲み等)で酩酊状態になり、命を落とす可能性もある危ない状態のことを指します。 慢性アルコール中毒は、長期に渡ってのアルコールの摂取により、手が震えたり、内臓等の疾患をかかえたりと、こちらも命を落とす可能性もある危ない状態のことを指します。 アル

          アルコール中毒とアルコール依存症の違い

          【TOKIO・山口達也とアルコール依存症】

          私は、アルコール依存症と診断されています。 そんな私の目から見て、失礼ながらも山口達也さんもアルコール依存症である可能性が高い、と感じています。 アルコール依存症になるキッカケは様々です。単純に好きで飲んでいたのに、どんどん酒量が増えて酒に飲まれていってなるパターン、空虚な何かを埋める為や苛立ちを抑える為に飲みすぎてなるパターン、嫌なことがあって自棄酒が続いてなるパターン……挙げればキリがないほど、誰もがアルコール依存症になる可能性が、その辺にゴロゴロ落っこちています。

          【TOKIO・山口達也とアルコール依存症】

          序文

          世の全ての芸術家に敬愛を込めて。