【エッセイ】ディープ横浜探訪記・再来 ③中華街

バスに乗って中華街へ。
横浜のバスはシートまで横浜でした。

そして、バスを降りて現れましたのは、たまたま通りかかった、あかいくつバス!!!

なんてレトロでステキでしょう……。
一度でいいから乗ってみたいものです。

そしてそして!!みんな撮るでしょこの写真!!!

バーーーーン!!!朝陽門です!!!中華街の入口です!!!
今でこそ、このような観光地でありますが、開港当時は外国人で溢れかえっていたそうです。外国人が売るものを、日本人が買う。その時、外国人さんが通訳に中国人さんを雇っていたとか。
しかし、1923年の関東大震災で、この辺りは倒壊。残された中国人さんは、住まいを建て、中国人のためのお店を開き、やがて此処は「南京町」と呼ばれるようになりました。
この南京町の詳細は、ディープさんの著書「ディープヨコハマをあるく」にて、さらにわかりやすく詳しくまとまっていますので、是非とも読んでいただきたいです。

さぁ、そんなわけでお腹が空いている我々は、南京町の名残を残す、ディープなお店へと向かいます。「世界チャンピオンの肉まん」などとゆう看板には、騙されません。ディープ、ここで大事なのはディープですからね!!!

関帝廟(かんていびょう)通りの門をくぐり、

辿り着いたお店は、ここ!!

外観からして、ディープの期待が募ります。

愛の群れ、と書いて「あいちゅん」と読むこのお店。ディープさん曰く、「牛バラ肉ご飯(¥950)」がサイコーとのこと。肉好きとしては、食べるしかない。(真顔)
さぁ、しばらく待って出てきました、牛バラ肉ご飯!!!我々の胃袋には、胃液すらない飢餓状態です。そんな中でのこれは……!!!

ぎゃーーーー!!!!眩しいーーーー!!!!肉と、中華独特のとろみと、少し甘いかほり……危うく、写真を撮り忘れてガッつくところでした。冷静に写真を撮り終え、いざ!牛バラ肉ご飯!

「……美味しすぎる(真顔)」

一瞬、語彙力を無くしました。
牛バラ肉にスプーンを刺すと、ホロホロとほぐれて行き、口に入れたら、その柔らかいこと!!口の中では牛肉の味と、甘みのあるタレの味と、八角のかほり。そこに、白米。完璧すぎる。
ディープさん「これ、入れてごらん」

何ですか、これは?!秘伝のタレ?!?!
言われたとおり、かけて食べてみる。タレの正体は辛味噌!!!美味しさがさらにアップ!!!甘辛のザッツ中華料理……いや、やや辛みが強くなったことにより、中華料理を超えた中華料理が、何らかの化学反応で生まれた瞬間に立ち会えました。本当にありがとうございます。(土下座)
ただただ、美味しく完食。ご馳走様でした。

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愛群(あいちゅん)
〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町138 関帝廟通り
045-641-6245
営業時間:11:30~21:00
定休日:月曜日

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お腹を満たしたあとは、関帝廟へ。中国のお寺さんです。

ここはそこそこの観光地……ここで注目すべき点は、関帝廟のお隣さんです。

孫文先生が作った、日本最初の中国人学校中華学院です。この日はちょうど、運動会をやっておりました。
この学校は、在日中国人の子供たちが、伝統的中華文化を学ぶ場所。これも、ディープさんの著書「ディープヨコハマをあるく」に詳しくわかりやすく歴史などが書いてありますので、是非とも読んでいただきたいです。

子供たちの運動会を関帝廟からしばらく眺め、またもや中華街内をウロウロ。観光地化してごった煮の上野のように見えますが、基本はやはり中華。そして、細かいところに中華なディープあり。

豚まんから生まれているのか、ふぐりが豚まんなのか分かりませんが、インパクトは抜群。

生々しいですが、北京ダックさんたち。美味しく調理されて旅立っておくれ……(肉好きの祈り)。

いちいち門構えがあって目立ちますが(何か意味があるのだろうなぁ)、路地裏ディープ街もありました。

おっと、懐かしいもの発見!!しかも、中華風!!(当たり前だ)
早速引いてみる。

大吉でした♡

そんなこんなで、中華街のディープを満喫。ディープさん、次は何処へ行くんですか??

ディープさん「山下公園に行こう!」

な、な、な、今、なんとおっしゃいました?!?!?!山下公園なんて、超有名デートスポットじゃぁないですか?!?!

ディープさん「山下公園にもね、すごいディープがあるんだよ」

ええええええ????
半信半疑で私は、ディープさんの後をついて行くのでした。

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続き→「山下公園」https://note.mu/ai_yokoki0730/n/n9d19d61c47d7

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