知らないとヤバイ!レイヤー構造を理解した画像生成技術「LayerDiffuse」を解説!最高レベルの透過画像を作成するSDWebUIで使える新技術を紹介!
どうも皆さん!間接照明にこだわりたいタイプの女、葉加瀬あいです🫡
今日はControlNetの製作者として有名なLvmin Zhang、Maneesh Agrawalaさんらが発表した、透明な背景の画像を生成できると話題のLayerDiffusionという技術を紹介していきたいと思います!
これは一言で言うと、Stable Diffusionなどで透明な背景と主題の画像を別々に生成できるといったものになります。つまり、AIがレイヤー構造を理解して画像生成してくれるということです! (これかなりすごいです…)
なお、私の記事を読む上での注意事項などをこちらで説明しておりますので、以下のプロフィール記事をご一読いただいた上で閲覧するようお願いいたします。
それでは、早速続きを解説していきたいと思います!
LayerDiffuseを使った実際の画像作成例
例を挙げるとこんな感じです!女性とベッドや焚き火と机などが別々で作成されているのがわかりますかね?
(画像)
LayerDiffuseの何が凄いのか?今まで不可能だった画像作成が可能に!
これの何が凄いのかというと、実はこちらの画像にもあるようにガラスのコップや燃えている本のような、今までは背景削除するのがとても困難であったものにおいても、完璧に、なおかつとてもきれいに背景のない画像を生成できるという点にあります!
ちなみに、右側の魔法の本の画像を見ていただくととてもわかりやすいのですが、こういった微妙な光の反射や影等についても作成してくれますので、レイヤー構造を使用して、何か漫画やサムネイルといったコンテンツなどを作成するのにとても便利なんですよね…。
(画像)
レイヤー構造を使用した画像生成が可能に!
つまりは、まず
背景の画像を生成する
人間や猫や本などといった主題の画像を生成する
といった流れで画像生成を行うので、まずは背景から画像生成をして、その後にテーブルや猫、観葉植物、本、蝶々などといった形で後からどんどん様々なオブジェクト(物体)を追加していくことが可能です。
(画像)
キャラクターの上に背景を重ねることも可能!
また、背景に物体を重ねていくだけではなく、背景を物体に重ねることもできます。
つまり、前景の画像を重ね合わせたりすることもできるということですね!
こちらの例を見てみるとわかりやすいかと思います!
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