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楽しくない時もあった。それでもやるべきことを優先し続けて、結果を出してきた。広告運用に取り組んで6年、バイスゼネラルマネージャが持つ仕事の価値観

アドウェイズは、広告事業の連携強化、及びお互いの企業価値を向上させる目的のため、2019年11月に株式会社博報堂DYメディアパートナーズと資本業務提携を締結しました。

現在は協業パートナーとして、博報堂DYグループにおけるブランド広告主を中心に、アプリプロモーション領域の協業、テレビ販路拡大領域の協業、アフィリエイト領域の協業、アドウェイズ自社プロダクトの拡販などを行っています。

そして、協業案件の広告運用を行うチームが、アドストラテジーディビジョン ALL第二ユニットです。今回は、このディビジョンにて2022年1月にバイスゼネラルマネージャに昇格し、ユニットマネージャを兼務する西堂朋美さんにお話を聞きました。

西堂さんの仕事に対する価値観、マネジメントをすることにおいて大切にしていること、博報堂DYメディアパートナーズと共同で行う仕事についてなど、さまざまなことを深掘りしていきます。

Profile
明治大学を卒業後、2016年新卒としてアドウェイズに入社。BDG アドストラテジーDiv.にてインフィード媒体を中心に広告運用者としての経験を積み、現在はバイスゼネラルマネージャとして博報堂DYメディアパートナーズとの協業案件を運用するチームを管轄しながらECクライアントを担当。音楽やファッション、アウトドアが好きで、休日は月に数回テニスで運動不足解消とリフレッシュをしています。

現在の役割と博報堂DYメディアパートナーズとの連携について

——まずは、西堂さんの現在の役割と経歴について教えてください

現在は、博報堂DYメディアパートナーズと共同で提案を行っている案件においてデジタル広告運用業務をメインに行っています。

アドウェイズと博報堂DYメディアパートナーズでは、お互い得意な仕事範囲が異なるため、当初は共同で業務を行うことに戸惑いや不安などもありましたが、現在は徐々に慣れてきておりスムーズに仕事を行えています。

特にテレビ広告やOOH(屋外の看板やデジタルサイネージなどの広告枠)など、アドウェイズがこれまで取り組んでこなかったような提案が、博報堂DYメディアパートナーズの皆さんはとても得意。一緒に提案に行ったり、お話を聞いたりすることだけでも幅広い考えや知識を得られるので、私たちにとっても大きく成長できる大切な機会であると感じています。

また、私はマネージャという立場でもあるため、広告の運用担当以外にもチームの管轄、プロジェクトの推進、メンバーとのコミュニケーションなどといった、マネジメント業務も並行して行っています。アドウェイズチームとしても新しい価値を生み出せるよう、博報堂チームに負けずに頑張っていきたいですね。

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アドウェイズに入社をしたきっかけは、学生時代から「デジタル広告の運用の仕事をやってみたいな」と思っていたからなんです。

昔から、街なかに掲示されている広告を見るのが好きだったのですが、調べていくうちに世の中にはさまざまな種類の広告があることを知って。

その中でもデジタルの広告は、広告結果が数字で細かく確認できることに驚いたんです。自分が設計した広告の効果や影響度が、数字として現れる。それってすごいおもしろいなと……。目標を自分でクリアしていく感じが、ある種ゲーム感覚で取り組める。実際に仕事として向き合うことになってからも、楽しくやりがいに感じることが多くて。

仕事を「やりたい」で動く人もいれば、「やるべき」で動く人もいる


——新卒からこれまで、ずっと運用業務を続けている

そうなんです。新卒の頃は、運用の仕事に慣れたら別のことにもチャレンジしてみたいなとも考えていたのですが、私はあまり計画を立てるのが得意じゃなくて(笑)。

未来の目標を細かく立てるのではなく、“今”を生きるのが好きなんですよね。ただ、そうやって日々の仕事を続けていたら、先日ありがたいことに会社から「バイスゼネラルマネージャをやってみないか」と打診を受けたんです。

ただ、打診を引き受けるか否かは、すごく迷いました。何しろ、ユニットマネージャですらやり切れている自信もなかったので……。自分のやり方は正解なのかも分からず、また1つ上のレイヤーに上がることに対してとても不安もありましたが、期待をかけていただけることはありがたいことであり、また「これはやるべきこと」であると強く感じたため、受諾させていただきました。

実は、新卒時代に上司に言われた「やりたいで動く人もいれば、やるべきで動く人もいる」という言葉が、強く心に残っているんです。

その当時はまだ学生上がりだったので、仕事に対しての動機を考えたことは少なく、また同僚と比べると、自分は明確に何かを「やりたい」という動機が少ないことにも引け目を感じていたんですね。

ただ、上司からその話を聞いた時に、自分のタイプは「やるべき」で動く人間であり、誰かに任されたことに全力で応えることも正解の一つなんだと、すごく腑に落ちたんです。

つまり今は、“やるべき”で動く時ということ。この価値観は今になっても私の中で強く生き続けており、今回の昇格のタイミングでも強く背中を押してくれたと感じています。

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仕事に対して楽しみを感じる、自分なりのポイントを見つけて欲しい


——逆に西堂さんが後輩たちに教えていきたいことは

言葉選びはとても難しいのですが……。仕事って楽しいことばかりだけのものではなくつまらないと感じることもあると思うんです。

そうかもしれないけれど、仕事の時間は平日の起きている時間の半分以上を占めていて。だからこそ、一緒に働いているメンバーには、その中で何かしらの“楽しさ”や“価値”を見つけてもらいたいと思っているんです。

どんなに自分が苦手なことでも、楽しくないことでも、自分なりに「そうだよな」って納得できる部分を見つけることができれば、少しずつ楽しくなり、結果に繋がるかもしれない。

私の場合は現在の仕事の広告運用に面白みを感じていますが、仮に別の仕事をしていたとしても、そのような気持ちでありたいなと思っています。

そしてメンバーの皆から「この職場で働いていて良かったな」と思われるような居場所を作るのも、私の仕事だとも思っています。

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今後のキャリアについて


——話を聞いていると、これまでさまざまな壁を乗り越えてきた印象があります

ありがとうございます。ただ私は昔から、気を抜くとネガティブな気持ちになる、落ち込みやすいタイプの人間なんです。とはいえ、なるべくポジティブに、できれば人生を楽しく過ごしていきたい、過去を振り返ったときに「あの時こうしておけば良かった」なんて思いたくはない。そんな負けず嫌いな性格が、壁を越えるための功を奏しているかもしれません。

ただ、先ほどもお話しした通り「何かをやりたい!」といった、自分から思い立つような行動は少なく、私は単に「自分がやるべき」と思ったことをやっているだけなんです。その点、アドウェイズはどんなきっかけであれ、結果を出したことをちゃんと認めてくれる会社なので、とても助かっていますね。

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(中国出張の時に立ち寄った万里の長城にて)

ちなみに、私が今後乗り越えていかければならない壁はいくつかあるのですが、中でも組織の環境づくりは大きな割合を占めていまして。

なるべく楽しくストレスが少なく、仕事に対してよりパフォーマンスを発揮できる環境の方が確実に良いはず。ただ、そのためにはどう動けば良いのか。バイスゼネラルマネージャとして、今は手探りながらも一歩ずつ、その答えを見つけていければ良いなと考えています。

なお、もしかすると今の私は、威厳があり、頼り甲斐があるような、いわゆる“ザ・上司”というイメージからはかけ離れているかもしれません(笑)。ただ、自分なりの働き方を選択し、“やるべき”という気持ちを大事にし、動きつづけていく。私は今後も、この思いを貫き通していく予定です。チームのメンバーは、そんな私に付いてきてもらえたら嬉しいですね。

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