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ミニバンでヴィエンチャン→バンビエン移動

前回はヴィエンチャンからバンビエンまでの移動方法の紹介と、格交通手段のメリットデメリットをまとめました。
今回は実際ミニバンに乗ってみてどうだったか!です!

11:30ホテルへトゥクトゥクがピックアップ

ミニバンの出発時間が12:00。
トゥクトゥクのピックが11:30だったのですが、11:20くらいにはお迎えが来ました。まさかの東南アジアらしからぬ10分前行動。
途中違うホテルで2人組をピックする様だったのですが、居なかったらしくそのままミニバンの停留所まで行きました。
ちなみにわたしは乗り物酔いしやすいので、一応このタイミングで酔い止めを飲んでおきました。

トゥクトゥクでの移動時間は10分もかからないくらいだったかと思います。
ラオスの11月は朝晩が涼しくて気持ちがいいです。

ミニバン乗車

ミニバンはこんな感じのコンパクトな10人乗りです。
パックパックは後ろにぎゅうぎゅうに詰めて積みます笑
12:00までまだ時間があるので、みんなコーヒー買いに行ったりしながら待ちます。ミニバンのドライバーさんも「まだ時間あるから車の中は暑いしコーヒーでも買っておいでよ!」と笑

時刻は12時5分前。さていよいよ乗り込むかというタイミングで、ここで一悶着勃発!
席は早い者勝ちなので私たちは前の座席に座って出発へとスタン張っていました。しかし、なんの事情か何故か2台のミニバンで行くことになり、同じバンに乗っていた欧米人が荷物の移動をさせられはじめます。なんだかみんなよく状況がわからずそわそわ、わちゃわちゃ・・・
欧米人のグループはグループでまとめたいのかな・・・?と思っていたのですが、欧米人も意味わからなさそうな顔してる笑

そうすると次にドライバーが私たちを見て、「あ、二人組か、あっちにちょうど2つスペースあったな・・あっちのバンに入れちゃえ!」と言った感じで「あっちのバンへ荷物を持って移れ」と言ってきます。
わざわざ前に乗りたくて早めに席を取っていた私たちは当然「え?」です。
しかも今乗っているバンには、まだ半分ほどの空席があります。席を移動する理由がどこに??

酔いやすいから前の席がいいんだと話しても、「あっちのバンの前の席に座ればいい」と言います。一応もう一つのバン見に行くと・・・前の座席が空いて無いや無いかーい。

勝手に向こうの都合で乗り心地の悪いスペースに押し込められる筋合いはないので勿論口論しました。
「まだ十分なスペースがあるし、私たちは最初からその席に乗っていたのになんで移動しなきゃ行けないの?」
と言うとなんか微妙な顔をして「全く仕方がないな・・・じゃあこのまま乗ってなよ」みたいな笑

他の乗客も意味がわからないまま移動させられたりで「何なの・・・?」状態。みんなで顔を見合わせてしまいます笑

結局意味がわからないまま3台目のバンが登場!
そして私たち10人はなぜかまるますそっちへみんな移動させられます・・・笑

乗り合わせた若い欧米人のバックパッカーの女の子と「意味わからんね笑」と笑うしか無い・・笑

ここでちょっとツボだったのが、私たちが前の方の席に座りたいと知ったドライバーさんは、3台目のバンがに乗り換える際に私たちに「君たちはそこの席だ!」と前の席に乗せてくれた!なんだかんだ優しい・・・笑

物は言ってみるものです。

結局ゴタゴタがあり、12:15頃にようやく出発。

出発したはずが・・・

わたしはミニバン移動の情報を集めている際に、発車してから結構すぐに高速に入るという記事を読んでいたのですが、このバンはなぜかなかなか高速に入らない。
それどころか何故かどんどんローカルな道へと入って行き、半端ないぼこぼこ道で上下左右にシェイクシェイク。

みんなが思っていたはず「一体いつ高速に入るんだ?というか本当に高速に乗るのか・・・?」と。
次第に私たちを乗せたバンは細い道を入って行き、何故かそこで民家の前に止まります・・・

すると謎のおばさんと子供登場!
そしてドライバーは黒いゴミ袋に入った何かを大量に私たちの足元に積んできます。何事!?
そして黒いゴミ袋が入りきらないために欧米人の女の子のバックパックが摘み出された!笑
そんなことある??
おばさんは私たちの横へと乗り込み、子供は助手席へ・・・

少年が助手席に乗り込んで来たため、助手席に座っていたイケメン長身のお兄さんが何故かフロントにある助手席と運転席の間にある小さい人専用です、みたいな席へと追いやられることに!

普通子供が真ん中じゃ無い?と思いますが、なぜかこのスタイル・・・
欧米人は大きいしガタイもいいからめちゃくちゃ狭そう・・・
捕まるところもなく揺られる道中、お兄さん、もはやアルカイックスマイル・・・

このときがカオスすぎて私たちは一瞬、ドライバーさんが自分の家に寄って道中でゴミを捨てるためにバンに積んだのかと思いましたが、どうやら乗り込んで来たのは直前で予約が入ったお客さんで、大きな黒いゴミ袋×3の中身はどうやらゴミでは無さそうでした・・・

バンに乗っていた面子と顔を見合わせて「crazy ban!!」とみんなでひと叫び。笑


バンは高速道路へ

なぞのゴミ袋を乗せてからは一瞬で高速道路へ。
この時すでに12:45。
お客さんをピックするために遠回りしたわけですが、乗客に何も説明がないあたりが東南アジアらしくてなかなか良い。笑

高速に入ってからは一切揺れることなくスムーズに走って行きます。
ただ足場も狭いしシートの乗り心地はそこまで良くないですが、2時間と思えば問題ありません。
捕まるところがなくて静かに横に揺れているお兄さんがかわいそう・・・笑

14:30前にバンビエン到着

高速道路を走ること1時間半。
途中オシッコをしたくなった乗客のため、高速道路の路肩にとまり野ションタイムというイベントも発生。
道中はまさに大自然という景色が続きます。

高速道路を降りてからは10分ほどでバスの降車場所へ。
私たちはホテルの近くで降りたかったため「ここで停めてくれないかな??」と聞いたらそこでササっと脇にバンを止めて降ろしてくれました。

元々の降り場はまだあと車で2〜3分ほど走ったところな様でした。

まとめ

実際に乗ってみてですが、ミニバン悪くなかったです!
バンの乗り心地はそこまで良くはないですが、2時間と考えれば全然問題なく我慢できる範囲ですし、高速道路はかなり快適です!わたしは音楽を聴きながらうとうとしていたらあっという間に着きました。
私たちの様なイレギュラーな事件がない限り、1時間半あれば着くと思います。
東南アジア旅での長距離バス達を考えれば、完全にありがたい移動です。

ミニバンのドライバーさんも降車場所やオシッコ行きたい!など、言えば「オッケー!」という感じで対応してくれるので、何かあれば案ずるよりも言うがやすしです。

バンビエン自体小さな街なので、降りた後もある程度の範囲までなら歩いてホテルまで行けますし、東南アジアならではのトゥクトゥクお兄さんもいます。

あと、今回みたいな珍事件が起きると乗り合わせた皆んなと仲良くなるきっかけにもなるので、それが旅の面白さでもありますね。笑

以上がヴィエンチャン→バンビエンミニバン移動でした!

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