うだうだしてる大阪の大学生。

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最近の記事

記憶

最近、記憶について書いている小説を読んだ気がしていて、でもなんだか思い出せない。記憶について登場人物が語っていたのかも、記憶が主題にあったかのかも、思い出せない。もしかしたらそんな小説などないのかもしれない。 あることをきっかけに何かが思い出されるということは往々にしてあって、最近だと、くどうれいんさんの盛岡のおいしい手土産を紹介する記事に出てきた青紫蘇をみて、青なのか紫なのかどっちなんだよ!(くどうさんではなく、青紫蘇に対するツッコミです)と思いつつ、「ああ」と思わず声を

    • 2023→2024

      うそ、1年ぶり? どうもお久しぶりです。はじめましての方、はじめまして。下書きばかり溜まっていて更新をできていなかった未です。 相変わらずギリギリですが今年の振り返りをば。 昨年の予想通り、なかなかハードな1年でした。 正直、1~3月あたりの記憶がなく、新学期に入ってからは院試に追われ、院試後は卒論に(絶賛)追われ、今もしんどい。 もっと前から勉強しておけばよかった〜とか、もっと前から分析を進めておくべきだった〜とか、院試も卒論も間際になって思います。院試に関しては無事に(

      • 2022→2023

        ギリギリになんでもない個人的な振り返りを載せます。 今年はこれまでと比べて動いた1年だった気がする。3月、8月、11月には東京、5月には熱海、8月には山梨、9月には茨城、11月には尾道。実家が沖縄だから帰省も考えるとめちゃくちゃ移動している。なんと言っても、11月に前日に夜行バスをとり、映画を観るためにほぼ日帰りで東京に行ったことが一番の思い出かもしれない。4本観て帰ってきたけど、どれも刺激になる映画だった。就職か院進かでずっと迷っていて、教授と話して院進に決めたことも大きい

        • はなればなれに

          下書きのままだった 〜〜〜〜〜 昨日(9/14)、ジャン=リュック・ゴダールの訃報を知った。映画を観る人なら誰もが一度は聞いたことがある名前だと思う。フランスで1960年代からみられたヌーヴェル・ヴァーグの運動をになった人物である。学生のわたしからすると、もう映画史の人という認識で、自分のことばで語るのも躊躇いがある。それに、このことばもきっと誰かがもうすでに書いていることだとは思うけど、許してほしい。 わたしがしっかり映画を観るようになったのは大学に入る直前だから、ゴダ

          気持ち悪いくらいの晴れ

          ずっとぼんやりしている。下腹部はずっとゆるやかに痛いし、後頭部も慢性的に痛い。朝起きられない日が続いていて、ベッドから出られるのは正午ごろ。ベッドから這い出て冷たい水を飲む。とりあえずの歯磨きの後、ベランダで煙草を吸う。お腹がすいても買い物が面倒だからという理由で、水を飲む。部屋でぼんやり映画を観た後、読まないといけない本を読む。文字が上滑りする。きっと何も覚えていないだろう。疲れて横になる。起き上がれたらもう夜。何をするわけでもなく椅子に座って目を瞑る。煙草を吸う。もう残り

          気持ち悪いくらいの晴れ

          海が見たい

          わたしの夢は、海がみえる街で暮らすこと。 わたしが覚えている一番古い記憶は、おじいちゃんに抱っこされて堤防のそばで、「海は広いな大きいな〜」って歌ってもらったこと。きっと忘れない記憶。おじいちゃんっ子だったから、何も忘れたくないな。物心ついた頃から生活に海はあって、今気軽に見に行けるような距離にはないからこそ、そのありがたさを知ったし、わたしには海がないとだめだなって気づいた。海の何がいいかはうまく伝えきれないけど、あの広さとか波の音とか、色とか、すべてがわたしを肯定してく

          海が見たい

          最近のこと

          お久しぶりです。お久しぶりなのでここ最近のことでも書こうと思います。相変わらず映画に音楽に本にひたひたの生活を送っております。 映画に関して。いろいろ観ているのですが、昨年は映画館で観ることが増えたので(当社比)、今年はお財布と相談して取捨選択をしていきたいと思います。目標は新作月2本ペースです。自分でも驚くほどに雑食なので何を観ようか悩む日が多いです。Filmarksを使ってるのですが、クリップが多い上に「観たいけど気分じゃない」って作品が圧倒的に多いのが原因だと思います

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          パイナップルは好き?

          わたしの好きな映画監督の1人、王家衛(ウォン・カーウァイ)。 香港映画を観た数は多くないのだけれど、彼ほど美しく香港を描ける人はいないんじゃないかと思う。でもよくよく考えると、あんまり街並みをうつしているのはなくて、部屋の中っていう閉じた空間から感じる香港の匂いがすきなのかもしれない。初めて彼の香港を撮った作品を観たのは『恋する惑星』で、ストーリーや構成はいたって普通なのだけれど、豊かな映画にワクワクしながら観たのを覚えている。それ以来少しずつ作品を観ていて、ちょうど梅雨時

          パイナップルは好き?

          ラブ・レター

          涙は決して弱さじゃないけど、わたしは自分で思っている以上に弱いってことを教えてくれる。 わたしが彼(彼女かもしれないけど、彼って呼ぶ)を知ったのは1ヶ月前ほどのこと。映画を観終わって、素敵な方だと思って調べたら、わたしが生まれて1年後くらいに自死していることを知って、なんとも言えない気持ちになった。去年の年明けに一緒に住んでいたおじいちゃんが目の前で亡くなって以来、死をとても身近に感じるようになった。映画で人が亡くなることは耐えられるけど、それでもいろいろ考えてしまう。話を

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          魯肉飯食べたいわね

          最近アジアの料理にハマってます。最近食べたビリヤニが美味しくて感動しました。写真は沖縄で食べて美味しかった魯肉飯です。大阪でおいしい魯肉飯食べれるとこあったら教えてください。 以下日記。 あわ〜〜〜〜〜〜友達に恋人ができよった。相手のことわたしが好かんので、あわ〜〜〜〜〜ってなってる。何度「わたしにしなよ。。。」って言いかけたことか。その子はわたしなんかより、すごくよく出来た子で、自分をしっかり持ってて、人付き合いも上手。今週わたしの家に掃除しに来てくれるらしい。頭が上が

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          "キスも知らない17歳が銃の撃ち方は知っている"(エレファント) "あした、僕たちはどこにいるんだろう…"(ダージリン急行) "人間はおかしくて、哀しい"(ファーゴ) "幸せになる"(アメリ) "世界の果てを一緒に見に行こう きっと未来は変わる"(象は静かに座っている) "ほんとうは夏休みなんて好きじゃない"(夏時間) "地球よ、おまえは遠かった"(不思議惑星キン・ザ・ザ) "この世界は僕が照らしてみせる。"(牯嶺街少年殺人事件) "愛は、もうはじまっている。

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          わたしの好きな人たちが幸せでいてくれれば

          なんてことをときどき強く思う。わたしのことをみんな忘れて、わたしだけが覚えていて、わたしの知らないどこかで幸せでいてほしい。よく一緒に映画を観に行くあの子も、フードコートで何時間も一緒にダラダラできるあの子も、散歩に付き合ってくれるあの子も、みんな、みんな、わたしのことを忘れて幸せになってほしい。 一方通行なのがいいと思うんだ。恋愛は成就するまでが楽しいなんて言うけど、本当にそうで、相手の好意が自分に向いてると思うと気持ちわるいよ。 明日死ぬってだれかに言われたとして、な

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          『エレファント』・覚書

          何度か書いてるし、別の話してよ。って思う人もいるかもしれないけど、ごめんなさい。今回も映画です。 ガス・ヴァン・サント監督の『エレファント(Elephant)』を観ました。 これは、1999年に起きた、コロンバイン高校銃乱射事件という実話をもとにしている作品。この実話をもとって言葉から多くの人が結末を想像することができると思います。わたしもその1人だけれど、長回し、音楽もあまり使わない、セリフも少ない、人物の後ろ姿のショットが多い、実際の高校生を起用していることなどもあっ

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          ラストティーンらしい

          おはようございます、こんにちは、こんばんは。みなさんお元気ですか。わたしは絶賛春休みを満喫しています。決して遊びまわっているというわけではなく、毎日映画を観て、本を読んで、音楽を聴いて、たまにカレーを食べに行って、たまにバイトに行って、という生活をしています。 今日は実はラストティーンになった日で、せっかくなので久しぶりに書いてみようかなって思って書いてます。今までの人生振り返ってみてもたかだか18年だし、記憶のはっきりしてるところからだと中学生になったくらいからだから、あ

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          本当の自分は誰にもあげない

          最近思ったこと。いいものはそれなりの値段がすること。人生はわりと帳尻が合うようにできているのかもしれないこと。惰眠は最高だということ。冬の夜の空気はキレイだということ。The Chocolateを食べたいって思って手に取れるくらいには大人になったなということ。 前書いたnoteを例の親友たちがみんな読んでくれたみたいで。みんなすごく丁寧にコメントをしてくれて嬉しかった。数日考えてみたから書いてみようと思う。多分うまくまとめきれないと思う。 「自分にしか興味がないって絶望的

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          浮遊する

          私の親友たちは、みんなすごく個性的で素敵な人たちばっかりだ。Twitterを思考のゴミ箱としてみんな使ってるから、見てると親友たちの心の中をのぞいている気持ちになる。 真面目な話をTLですることもあって、LINEを使えよって話だけどみんなTwitter好きだからしょうがない。でもそういうときにみんな受け止めてくれる環境だから、私はいい親友を持ったなって思う。みんなすごく丁寧に言葉を選ぶし、うまく言葉にできなくても分かってくれる。でも、時々みんなが遠く思えてしまう。例えば、「

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