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2022→2023

ギリギリになんでもない個人的な振り返りを載せます。
今年はこれまでと比べて動いた1年だった気がする。3月、8月、11月には東京、5月には熱海、8月には山梨、9月には茨城、11月には尾道。実家が沖縄だから帰省も考えるとめちゃくちゃ移動している。なんと言っても、11月に前日に夜行バスをとり、映画を観るためにほぼ日帰りで東京に行ったことが一番の思い出かもしれない。4本観て帰ってきたけど、どれも刺激になる映画だった。就職か院進かでずっと迷っていて、教授と話して院進に決めたことも大きい。「文系なのに院に行ってどうするの?」って聞かれることがたびたびあってちょっとムッとするけど、この先ずっと映画に触れて生きていきたい。わたしの居場所は映画にしかないかもしれないから。3月は1週間くらい東京に行って国立国会図書館にこもる予定。

いろんな場所に行って、いろんな人と出会って、その中でも繋がっている縁があって、12月には東京で仲良くなった2人と観劇に行った。初めはそのうちの流浪人をしているほうの人(?)から連絡がきて、ことばを交わしたのは数えるほどだけどわたしが大阪にいるって覚えていてくれて声をかけてくれたことがこの上なく嬉しい。この縁がこれからも細く長く続いてほしい。「また来年会おう〜」って手を振って別れたのが今年一幸せな別れの瞬間だった。そして、あと1人大切な人が増えた。わたしにすごく似ている人。似ているからこそ違うところが見えた時に怖くなるけど、向き合っていきたい人。幸せだな〜ってことばかりじゃなくて、終わってしまった関係もいくつかあるから、今ある関係を大切にしないとな。

来年は卒論もあるし、映画にひたひたになろうイヤーにしよう。ドイツ語と研究計画書と院試と卒論。う〜〜〜ん、ハードだ。あと、観た映画についてしっかり分析できるようにもなりたいのでnoteかブログで記録つけようと思っています。プライベート(そんなのあるんですか?)では今年に続き1人旅を充実させたい。

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今年観た映画・聴いた音楽・読んだ本のマイベストの紹介です。

『13回の新月のある年に』(1978)ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
『ヤンヤン 夏の思い出』(2000)エドワード・ヤン
『浮雲』(1955)成瀬巳喜男
『フレンチ・ディスパッチ』(2021)ウェス・アンダーソン
『アネット』(2021)レオス・カラックス
『女と男のいる舗道』(1962)ジャン=リュック・ゴダール
『手』(2022)松居大悟
『ピーキー・ブラインダーズ』シリーズ
昨年はジャームッシュ、今年はウォン・カーウァイ、トリュフォーなど、レトロスペクティヴが充実していた印象。残念ながらゴダールが亡くなり、映画はここで終わるかもしれない。だけど、こんなこと言ってたらゴダールに笑われちゃうので今こそ映画の可能性を信じる。希望をもって。

w.o.d.
BUMP OF CHICKEN
羊文学
Mr. Children
The 1975
Maneskin
Pale Waves
Taylor Swift
テイラーとバンプ以外ライブ観たのすごすぎませんか…The 1975は来年のチケット確保しております。羊文学はフェス入れて3回も観た!こんな幸せがあっていいんでしょうか。全体的に強運で整番が良すぎた。w.o.d.最前とミスチル最前ブロックで観たの拍手しかない。

『斜陽』太宰治
『死ぬまでに行きたい海』岸本佐知子
『生まれたときからアルデンテ』平野紗季子
『もしもし、運命の人ですか』穂村弘
『水上バス浅草行き』岡本真帆
『やがて秋茄子へと到る』堂園昌彦
『えーえんとくちから』笹井宏之
『千夜曳獏』千種創一
大学に入って小説を読む回数がグンと減りましたが、今年は歌集、エッセイと太宰にはまった。短歌についてもいつか書きたい。年の瀬にやっと手に入れた千種創一さんの『千夜曳獏』がめちゃくちゃによかった。日常の断片に気づかせてくれるような短歌がすきな未です。あと海と水と花の入っている短歌にも弱い。

おすすめがあればコメントどうぞ〜。
来年も何卒よろしくお願いいたします。

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