浮遊する

私の親友たちは、みんなすごく個性的で素敵な人たちばっかりだ。Twitterを思考のゴミ箱としてみんな使ってるから、見てると親友たちの心の中をのぞいている気持ちになる。

真面目な話をTLですることもあって、LINEを使えよって話だけどみんなTwitter好きだからしょうがない。でもそういうときにみんな受け止めてくれる環境だから、私はいい親友を持ったなって思う。みんなすごく丁寧に言葉を選ぶし、うまく言葉にできなくても分かってくれる。でも、時々みんなが遠く思えてしまう。例えば、「うれしいときは手がぽかぽかする」「うれしいときは心臓がとくとくする」とか、わたしは考えたこともないし、そもそも最近嬉しいって思ったことあったっけ?って思い出すところから始まる。思い出せない。

わたしは「わたしのことが好き」ってことを大切にして生きているから、他人に対する興味が自分で思っている以上に湧いていないのだと思う。「そうなんだ」で終わってしまう。たぶん好き嫌いがはっきりしているから「芯があるね」なんて言われるのだろうけど。わたしにも好きな俳優さんはいるけどそこまでハマれないし、好きな作品に深入りできないのも、結局はそれを好きな自分が好きということかもしれない。「他人と比べて自己嫌悪に陥らない人とかいる?」みたいな話もしてたけど、わたしは比べることはあっても自分のことを嫌いになることはない。そう言うときっと羨ましがられるんだろう。でも、自分のことにしか興味がないって絶望的じゃない?そんなふうに昨日夜考えたら、悶々として泣いてしまったから、今日はどこか胸が痛いし目も重い。今はうまく言葉にできなくて思ったことをそのまま書いているけど、もう少し整理したい。

今、この映画好きだなとかこの曲好きだなとか思ってるけど、たぶんいつか、わたしの好きという枠から外れてしまうような気がしている。でも、せめて今だけは、好きと思えているということを頼りにしていたいな。

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