Atsuhiro Yabumoto

病児保育と保育園を主軸に、地域の子育て支援・就労と子育ての両立を支援する株式会社マザー…

Atsuhiro Yabumoto

病児保育と保育園を主軸に、地域の子育て支援・就労と子育ての両立を支援する株式会社マザープラネットを経営しています。子育て施策に関することや、保育園経営に関する記事を投稿していきます。 公式ブログ:https://ya-blog.net

最近の記事

やってみなはれ

今日は私の好きな経営者から、私が大切にしている言葉を紹介したいと思います。 「やってみなはれ」 これは、松下幸之助(現パナソニックの創業者)や、鳥井信治郎(サントリーの創業者)がよく口に出していた言葉です。私はこの言葉がとても好きで座右の銘の一つにしています。 みなさんも、仕事だけでなくプライベートのことでも、新しい物事に取り組む前に、色々と検討を重ねて前に物事が進まないことはありませんか? でも、実際やったことがない物事を色々と「想像」したりすることで、果たしてどこ

    • 迷ったら「楽しい」を選ぶ

      今回のコロナ禍においては、「正解」がないトンネルを社会全体で前へ歩んでいるようなものです。人は「正解」や進むべき「方向」が見えないと不安になり、時には攻撃的になります。 そうした中、我々企業経営者や起業家はにとっては「正解がない」のは当たり前です。毎日が不確実状況における判断の連続だからです。ですから、人に程度の差はあれ、こうした不確実な環境の中でも「仕方ないやん」と割り切って進むことができる人が多いとは思います。 しかし、世の中の多くの人はそうした環境に慣れておらず、「

      • PTAの上位組織は正念場を迎えるはずです

        少し前の記事ですが、小学校PTAがその上位組織(市町村のPTA連絡協議会や県のPTA連絡協議会、日本PTA全国協議会)の加盟・加盟金の支払を拒否したというニュースです。 何のためにやるのか? 何のための組織なのか? そうした大切な議論をせず、今まで逃げてきたツケではないでしょうか? この小学校のPTAにはかなり圧力がかかっているみたいですが、是非応援をしたいと思っています。 そもそも上位組織は必要だったのか?PTAは自分の子どもが関わる組織ゆえに、いろいろな考え方があり

        • 今の子どもたちを見てて感じること

          自分の子どもが小学校に通い始めてもう6年以上経ちますが、ふと思うことがあるんですよね。 最近の小学生(特に感じるのは低学年)って、友達と遊ぶ時間が少なくて大変だなぁと。 それと、遊ぶ場所も少なくて大変だなぁと。。。 自分の子供の頃なんて、高学年になるまで塾なんて行かなかったし、平日なんか学校から帰ったら友達と帰宅のチャイムが鳴るまで公園とか空き地とか、裏山とかで遊んだものです。 男子だからというわけでもなく、女子も混じってたなぁ。 平日は学校から学童(でその中でさら

        やってみなはれ

          結果としてリーダーになるという感覚

          ここ数年で当社は組織が急拡大しました。それに伴い、部門長・リーダー(いわゆる中間管理層)と呼ばれるポジションに位置する人が増えました。 本人たちは、本意ではないところがあるかもしれないが、私自身が「この人なら任せられる」と思ってお願いをして引き受けてもらった人たちです。 以前は、私自身が現場と膝詰めで話をして方向を説明し、理解を求め、一緒にやっていく方法をとっていましたが、社員が100名を超えてくるととても無理です。 ですので、ここ最近の私の役割は、会社全体の舵取りを考

          結果としてリーダーになるという感覚

          シッターのマッチングビジネスの限界

          ベビーシッターマッチングサービス大手のキッズライン社に登録していた男性ベビーシッターが強制わいせつ罪で逮捕されました。 それに伴い、キッズライン社の対応が物議を醸しています。 男性シッターによるサポート一時停止のお知らせ 本日2020年6月4日14時から、男性シッターによる新規予約受付を一時停止いたしますので、お知らせいたします。(以下略) https://kidsline.me/contents/news_detail/605 言いたいことは分からんわけではないけど、

          シッターのマッチングビジネスの限界

          当社創業当初の事務所に関わるお話

          当社は2011年9月に登記を行いました。今から約9年前ですね。 今ではは、柏の葉キャンパス駅徒歩3分という好立地テナントフロアを丸借りして「チコル(https://cicol.jp)」を自社で運営したりしています。 また、認可保育所や病児保育室を3室の運営できるなど、なんとか生き残ることができるようになりました。 でも、9年前の創業当初は本当にナイナイづくしでした。 その頃の思い出話を少しアップしたいと思います。 5畳半の1Rマンションから当社は始まった この写真は

          当社創業当初の事務所に関わるお話

          等身大の起業像

          外では起業家は非常に尊敬される傾向が強いです。一方で日本は必ずしも起業家が尊敬される国ではないと感じています。 これは国民性の話もありますが、単純に「起業」というものがあまりに身近でないから。ということ、そして間違った起業に対するイメージが浸透しているからだと思います。 起業と聞くとまず何を思いつくか 危険大好き人間 向こう知らず 人生博打人間 無謀突撃野郎 ナイフの上で踊り狂う血まみれのピエロ などなど あまり良いイメージを持たれない場合も多いのではないでしょうか?

          等身大の起業像

          いつも同じ服を着ているわけ

          私は 「いつも、その格好ですね」 「ピンクと赤のイメージがありますね」 とよく言われます。 下はデニム・上はピンクのポロシャツ(時期によりアンダーシャツあり)、冬場はワインレッドのパーカーがいつもの格好です。 この3月までは娘が通う小学校のPTA会長なんかもやらせてもらっていましたが、よほどの式典等でない限り同じ格好で学校内をウロウロしています。 あまりにこの格好で行き過ぎているために、たまの式典などでスーツを着て登校したりすると、来賓と間違えられて気づいてもらえないこ

          いつも同じ服を着ているわけ

          「取材」という名の広告営業

          取材商法ってご存知ですか? 簡単に言うと、創業したての会社や地域の中小企業に片っ端から電話をかけて、「取材をさせて欲しい」と依頼をしてきます。 口説き文句はだいたいこんな感じかな 「地域で頑張る企業を応援する雑誌を発行している」 「今回、●●地区を重点的に取り上げることになって、御社を是非取材させて掲載させてもらいたい」 「インタビューアーとして●●さん(そう言えば聞いたことがあるな、くらいの昔有名だった芸能人が多いです)が同席します」 「お〜創業間もない当社に取材の

          「取材」という名の広告営業

          Cash is King

          妻が中小企業における総務・人事・経理のプロフェッショナルであったこともあり、当社では創業時期からお金に関わる分野についてはかなりシッカリとした管理をしてきました。 例えば、1週間ごとに小口現金と預金残高が帳簿とあうような仕組みを2年目くらいから取り入れをしていました。 創業9年目の当社ですが、現在では月次決算書をおおよそ1.5ヶ月遅れくらいで確認をできるような体制になりました。顧問税理士さんのおかげでもありますが、ひとえに妻のおかげだと頭が上がりません。 私も以前は財務

          自分探しの起業

          ここ数年、起業塾や起業セミナーなどが盛んです。 国も創業を後押しする施策を次々と打ち出したり、市町村でも「●●創業セミナー」を公費を使って開催したりしてます。 時々、そういったセミナーに参加している方とお会いして話をしたりしますが、正直なんか違うんですよねぇ。 いや、そういったところに参加すること自体は悪いことではないですし、貴重な経験を積むということではよいのではないかとは思っています。 ※ここ大事なところですよ。 ただね、一つだけ言うと「本気で起業しようと思ってま

          自分探しの起業

          SNSやデジタルデバイスに依存しない対話は重要だと思う

          今の世の中には、色々なデジタルデバイスが普及し、多くのSNSサービスやクラウドサービスなどが溢れています。 私がデジタルデバイスに触れたのは今から25年くらい前ですので、その頃に比べると格段にできることが増えました。 懐かしいですね、ポケベル。 最初入手したのは、16文字まで送受信できるもので当時の恋人や友人に向けてプッシュボタンを連打したのが懐かしいです。(「今の若い人はわからんだろうなぁ」とおじさん臭いことを言ってみたりしますが。) そのうち、PHS→携帯電話→スマ

          SNSやデジタルデバイスに依存しない対話は重要だと思う

          病児保育に対しての様々な考えかた

          当社では2012年より病児保育を地域に提供してきていますが、病児保育に関する考え方は人それぞれあります。それは、私自身が子ども子育て会議の審議委員として会議に出ているときも感じることです。 例えば、流山市の総合計画における市民アンケートでは、「病児保育について知っているが利用しようとは思わない」という割合は全体の6割近くになっています。 直接聞いた声やアンケートなどの答えからそうした方の考え方としては次の4点に大体は集約されます。 1)病気のとき位は親が側についていられ

          病児保育に対しての様々な考えかた

          大都市周辺エリアでの起業が生存率は高いと思う

          起業を考える際に、事業エリアというものは重要です。 多くの人は、「たくさんの顧客がいるので東京で起業します」と真っ先に考えると思います。 その考えとしてはそれでよいのですが、特に「東京本社」というものに対してこだわりがない限り、東京に隣接しているエリアでの起業を検討すべきです。 ※本エントリーは「あくまで創業当初の生存率を上げる」ということを目的にしています。 周辺エリアはサービス浸透に時間差がある都心周辺におけるサービス領域での起業のポイントというか、やりやすさとい

          大都市周辺エリアでの起業が生存率は高いと思う

          自己紹介

          藪本敦弘(Yabumoto Atsuhiro)<経歴>1977年6月19日 福岡県北九州市生まれ 2000年 神戸大学経済学部 卒業 2012年 グロービス経営大学院(MBA) 卒業 2011年 グロービス経営大学院(MBA) 卒業 <職歴>2000年4月 株式会社ワンビシアーカイブズ入社(2010年7月退社) 2010年7月 株式会社ぐるなび入社(2012年1月退社) 2011年9月 株式会社マザープラネット設立・代表取締役に就任 2020年4月 株式会社つむぐ設立、