当社創業当初の事務所に関わるお話
当社は2011年9月に登記を行いました。今から約9年前ですね。
今ではは、柏の葉キャンパス駅徒歩3分という好立地テナントフロアを丸借りして「チコル(https://cicol.jp)」を自社で運営したりしています。
また、認可保育所や病児保育室を3室の運営できるなど、なんとか生き残ることができるようになりました。
でも、9年前の創業当初は本当にナイナイづくしでした。
その頃の思い出話を少しアップしたいと思います。
5畳半の1Rマンションから当社は始まった
この写真は当社を立ち上げて間もない頃の事務所です。
JR常磐線の柏駅から徒歩6分強の1K(5畳半)の賃貸アパートの一室です。(入居前に撮影した写真かな?)
ちなみに、ここは義父の会社が所有していたアパートで、家賃は税込4.8万円でした。
でも、創業当初は本当にお金がなく、無理を言って月1回のアパート敷地内の草むしりと定期的にゴミステーションの清掃をする条件と引き換えに税込で3.8万円にしてもらいました。
これまた義父の会社から譲り受けた事務机(今でも私の机として使い続けています)を運び込みました。
ニトリで買った5,000円の椅子、リサイクルショップで購入した電話・FAXコピー複合機、ノートパソコンで会社をスタートしたのが、当社のスタートです。
正直、ゴミ掃除などをしていたとき「俺、なにやってんだろ?」と疑問が頭を横切らなかったと言えば嘘になります。
創業当初の苦しさはバネになる
お金はなかったけど、夢だけは一杯ありました。
病児保育を地域に定着させたい。自分の住む街がもっと子育てしやすい街であって欲しい。
そして、なにより自分たちの子どもが、将来自分たちの子どもを育てるときに「こんな街じゃいやだ」と言われたくない。という気持ちだけで頑張ってきました。
義父はすでに他界してしまいましたが、自身で事業を拡大して手広くやっていた尊敬する経営者の一人でした。
それだけに、当社の細かな状況までは把握はしていなかったとは思いますが「本当に大丈夫か?」とすごく心配をさせたのではないかと思います。
今の会社を見せてあげられないのが本当に残念です。
別に苦労自慢をしたい訳ではありません。
ただ、創業当初から順風満帆にいく人もいないですし、みんなお金に苦労しているんですよ。ということが、今創業当初の苦しみを味わっている方にとっても「励み?」になればと思います。
この左側の賃貸マンションの1Fの一部屋が創業の地ですね。今見ると感慨深く、また「よくここから成長させることができたな」と思います。
当時の愛車です。この原付きで柏の本社を起点に、北は川越、南は八千代、西はつくばみらい、東は都内まで動き回ってました。
流石に最近は職員から「危ないのでバイクはやめてください」と強く言われているので、社用車を使っていますが。懐かしいです。
こうした起業してから今にいたるまでの軌跡もアップしていければと思っています。
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