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SNSやデジタルデバイスに依存しない対話は重要だと思う

今の世の中には、色々なデジタルデバイスが普及し、多くのSNSサービスやクラウドサービスなどが溢れています。

私がデジタルデバイスに触れたのは今から25年くらい前ですので、その頃に比べると格段にできることが増えました。

懐かしいですね、ポケベル。
最初入手したのは、16文字まで送受信できるもので当時の恋人や友人に向けてプッシュボタンを連打したのが懐かしいです。(「今の若い人はわからんだろうなぁ」とおじさん臭いことを言ってみたりしますが。)

そのうち、PHS→携帯電話→スマートフォンと手に持っているデバイスはどんどん変わってきて、コミュニケーションで使うものも文字だけから写真が入り、動画なども最近使えるようになってきました。

どんどん豊かになってきた一方で、「直接顔をみて対話する」ということの重要性を見失ってはいないか?と感じています。


リカバリーショットを打てる対話コミュニケーション

私は対話を重要視しています。

メール・LINE・チャット・SNSなどなどの2バイト文字の羅列で言いたいことを伝えようとすると、どんなに丁寧に書き起こしても「誤解」を生むところが生まれてしまうからです。

ましてや、その文章を書くときに推敲していくなかで削ぎ落としていった想いや行間に込められた気持ちなどは、なかなか深く読み込んでもらえない限り伝わりにくいものだと思ってます。

そして、何より一方通行であるということが物事をややこしくさせます。実は伝わったと思っていても、受け手がそのように捉えていなかったり、場合によっては湾曲して捉えていたり。。。

対話であれば、目の前にその人がいるため、話をしているときに相手の表情・仕草・態度・空気感といったものを感じ取れます。なので、「あ、うまく伝わってないな?」と思ったら言い直しをしたり、フォローを入れたりもできます。

デジタルデバイスを介したバイト文字の羅列になるとそれが難しいです。

なので、極力対話ができるのであれば、対話で自分の考えや意見を伝えたいと思う人です。


やっぱりリアルの会話こそ「人」であることを再認識する

今回の新型コロナウィルスの感染拡大対策の一環で、在宅勤務やオンライン会議などに取り組まれた方も多いと思います。

また、slackやLINEなどのチャットツールなども業務に取り入れて仕事をされた方も多いのではないでしょうか?

当社でもこの春先に向けて全社的に社内SNSの代わりとしてLINEWORKSへの切り替えを行いました。業務連絡などはすべてLINEWORKSを通して行うようにした矢先でした。

出勤自粛をお願いしている職員などとのつながりや、全社の誰がどういう人なのか?ということを把握し、コミュニケーションを取ることはとても容易になったと感じます。

確かに業務効率は一側面としては上がったと感じます。

しかし、一方で感じたことがあります。
「なんか、人の顔を見て話したいなぁ。。。」という気持ちです。

ですので、先日久しぶりに対面で会議をしたとき、なんとも言えない温かい気持ちになったことを覚えています。特に、何かを変えたわけでもなく、緊急事態宣言中はzoomの画面ごしで話をしている内容とあまり変わらない内容です。

それでも、「あ、人として直接話をするということは本能的に求めているものなんだ」と感じました。

SNSやデジタルデバイスを介してのみ行うコミュニケーションにはその良さがありますが、それだけでは「人が人としてあるため」というものを失ってしまうのではないかと感じました。


今まで何気なくやっている、職場の巡回と職員の顔を見て何気ない会話の大切さを、今回の緊急事態宣言では改めて感じた次第です。


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