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2024年5月に見たライブ(JAPAN JAM/よだか/XIIX)


14. 05/04 JAPAN JAM 2024@千葉市蘇我スポーツ公園

こちらに書きました。


15. 05/07 SOVA presents「APPLESEED」@恵比寿LIQUIDROOM

tipToe./airattic/多次元制御機構よだか/DIALOGUE+

多次元制御機構よだか目当てでチケットを取りました。リキッドルーム、会社から近いし。他のバンド知らないけど、知らないバンド見るのも面白いし。なんて思っていたら追加でDIALOGUE+が発表されて、「ジャンルレスイベントなのか」と少々面食らうも、よだか以外の出演者が全員女性ユニットであることを開催ギリギリに知りびっくりしました。騙されたぜ(勝手に)。

よだかの所属事務所のイベントだった(遅い)。

ペンライトを携えた自己主張の強い元気なオタク達が多いので、GW明けで体調も万全ではない中年の自分には騒々しく、開演前からぐったりしましたが、段上の寄りかかれるテーブル位置をキープできたので命拾いです。整理番号はA110、リキッドにしては良番。

🔸多次元制御機構よだか

よだか見るの4回目かな。こんな大きな会場で見るのは初めて。段上から見る景色がフレッシュに映る。今日のサポートも田淵(Ba,Co)と浩之さん(Dr)。

いつものロケットが打ちあがるSEで3人が搭乗。アルバムの1曲目「システムオールグリーン」が始まりますが、いつもと違うのはアイドルファンのオタク達の野太いコールが轟いていたこと。なんてコールしてるのか全然聞き取れなかったけど、バンドのライブでこのようなコールが起こることも今日のラインナップならではでしょうね。もう2度と経験できなさそうだからありがたく浴びる(笑) 曲と曲の間で「ハヤシー!」「トモヤー!」という極太コールもあったよw

新曲「ヒーロー」を聞くのはワンマン以来2度目です。どことなくAメロにユニゾンっぽさを感じる、サビはよだからしいけれど。林くんのクリーンなギターソロが気持ち良いと今日も思います。

よだかでは田淵も浩之さんもTHE KEBABSの時よりも敏捷。倍速で見てるのかなと思う。田淵は通常運転よりも目玉がでかい気さえします。よだかというバンドの特性だと思いますが、エネルギーの漲り方が違って面白い。
田淵がしゃがんで林くんと向かい合って弾き合うの図、斎藤宏介以外と田淵が向かい合う構図にようやく慣れてきた。ケバブスではそういう感じではないので。

「心のミラーボールを回してちょうだいよ!」がお決まりの「天國」に客が沸く。林くんがハンドマイクで暴れ、間奏はギターソロを弾き倒し、最後はヌンチャクで決めるキラーチューンです。 
曲に似つかわしくひときわ立派なミラーボール回っていました。本来ならリキッドにはミラーボールはないのですが、事務所の社長の計らいだそうです。良い社長だね。

爆上がりの曲から「飛鯨五十二号」への落差にきゅんと来る。イントロのキーボードの音色がメルヘンで本当に好き。いつも「くじら12号だわ」って思ってしまう、タイトルちゃんと覚えてなくてすみません。

「曲名」は今日も激アツだった。林くんがしゃがれんばかりに熱唱すれば、田淵のコーラスもめちゃくちゃでかかった。特に、サビで浩之さんが首がもげるぐらいに激しく動きながら叩いていたので、そんな浩之さん見たことない!と思って食い入るように見てしまった。

ラストの「夜間飛行」では、「アクセルを踏む」のところで、林くんが田淵を指して、ベースがブンブーンってアクセルみたいに鳴ったので、センチメンタルが増した感じがありました。これ前からやってただろうか、やっていたような気もする(記憶喪失)。いいな。
全6曲なので、今まで見た中で一番短かった、あっという間に地上に戻って来てしまった。ディズニーでアトラクションに乗り、あらもう終わっちゃった?早い!っていう感覚に似ている。始まりと終わりに流れる馴染みのSEが、余計にアトラクションっぽさを感じさせるのかもしれないな。

うすうす思っていたけれど、林くんはお喋り好きだね。メンバー紹介が終わって曲へ行くと思ったら、「僕がDIALOGUE+と出会ったのは…」と、話の長い校長先生みたいになってたので笑いが起こった(笑)


🔸airattic(エアラティック)

5人組のアイドルちゃん。テレビでハロプロとかAKBとかK-POPの女性グループとか見るのは好きですが(Perfumeは神)、生でアイドル見る機会がないから圧倒されるわ。5人とも休憩もなしに立て続けにくるくる踊りまくるので、体力がすごいと思って尊敬(この後の2組はちょいちょい休憩を入れていた)。

アイドルにどんなジャンルがあるのかよくわからないけど、ちょっとオルタナ系のサウンドだったり、ダンスも独特な感じがしたので、そういうコンセプトなのだろうか。その独特さは好みでした。

ただ、私がカラオケでのライブに慣れていないので、ライブハウスに響き渡るカラオケの轟音とアイドルちゃんの声とのバランスをどう聞いたらわからないまま終わってしまったわ。これはどのグループに対しても等しく言える。

でもカラオケの何が良いって、転換が短いこと。対バンの一番の壁、それは転換中の退屈さよ。

終盤の畳みかけが好きでした。すごい好みだなと思った曲があったよ。

🔸DIALOGUE+

今日イチで始まる前のコールが大ボリュームだった、オタクの声援が地鳴りのように響いた(笑)

田淵が手掛ける曲はいくつか知っているけれど、メンバーのことは知らないまま鑑賞。8人もいるのでとっても華やかだし、声優さんだから声量があると感じたし、歌が安定している。でも私はキーが高くて速い曲には脳が置いていかれがちなのです。声が斎藤宏介ならOKなのですけれども。
全編通して、やっぱり田淵はキーが高くて速い曲が好きなんだなーと思いました。

聞き慣れないライブハウスでのカラオケのせいと、オタクの声量とで、初めて聞く曲の好みがわかる環境ではなかったのですが、視覚的にたくさん楽しめました。8人いるとダンスを揃えるの大変そうだけど、遠目から見て綺麗に揃っていた。でも、揃えるよりも、おのおのの動きが異なるわちゃわちゃした演出の方が、1人1人の個性が際立ち魅力的に映るように思いました。

特に気になったのが、ちっちゃくて笑顔が可愛くてちょっとセクシーな子。後から調べたら、恐らく守屋さんかと思われます。おすまし顔よりも、くしゃっと笑った顔がチャーミング。あと、超小顔でシュッとしてた宮原さんがかっこいいなと思いました。
寧々ちゃんは、先日田淵とライブ配信しているのを見たので、唯一顔がわかるぞ…と思っていたのに全然わからなかった、ライブが始まってだいぶ経ってからどの子か把握しました。髪型と衣装が変わるとわからんw(若い子の区別がつかないおばちゃん現象)

スリーピースのバンド見るのさえも「目が足りん」って思っているのに、8人もいると目まぐるしい。推ししか見ない人もいるのかな。それならだいぶラクそう。できればまんべんなく見たい派。

よだかの林くん提供曲が「ぼくらのユニバース」ですね。会場がひときわ盛り上がっていたように感じました。このツイート主の方も、初めてライブで見れたとのことなのでレアなのかしら。
私的には「にゃんぼりーdeモッフィー!!」が聞きたかったんda、にゃー!!
(イベントではやらないだろう)(知らんけど)

🔸tipToe.(ティップトウ)

今日の女性ユニットの中で、最も正統派アイドルって感じでした。衣装が制服だったし、本人らが「青春コンセプト」だと話していたのでわかりやすい。他の2グループよりも爆音ではなかったせいか、曲や歌も比較的聞き取りやすかったです。なんだかこっちまで笑顔になっちゃうような清々しさで胸きゅん。期間限定で卒業していくシステムなんですね、その儚さがまたオタク心をくすぐるのだろう。


DIALOGUE+がMCで、「ツアーのフライヤーを終演後に田淵Pが配ります」と宣言したので、会場が沸いたのです。私は「えっ!そこまでするの?」とちょっと引いたんですけど、好奇心で列に並んでもらってしまった。ツアーに行かないのに野次馬ですみません…という申し訳なさから逃げるようにもらったので、挙動不審なオタクみたいになってしまった。みたいっていうか挙動不審なオタクだよ紛れもなく。

キャップを被ってマスクをした田淵は、1人1人に「ありがとう」と言いながらフライヤーを渡していた。疲れているだろうに何人(何百人?)に渡したんだろう。偉いな。
もらう時に田淵を一瞬見て、「目が小さい」と思う。ライブ中の覚醒している顔と違うから。ステージから降りてオフってる田淵、大人数に対応するからそのぐらいのテンションが適している。人間の行動は理にかなっていると妙に納得する。
マスク越しのくぐもった「ありがとう」の声の低さが耳に心地良かったです。田淵がラジオなどで「うん、うん」と低音で相槌を打っているのが好きなのですが(動物の唸り声みたいなニュアンス)、そのテンションを思い出しました。なんだか温かみがあってトトロみたいだなぁ(オタクのたわごと)。高い声で爆笑してる時や綺麗な高音コーラスも好きだけど、スイッチが切れている田淵のテンションも好きだと思ったのでした。
「もう1周したい!」と高揚した様子のファンがいた。その純粋さが羨ましいなと思う。自分は1周でお腹いっぱいです。

終演後、Pのフライヤー配布やチェキ会などでリキッドの2Fはカオスだった。この日、ドリンクの引き換えは終演後はやらなかった。告知に気づかず引き換えそびれた…私の600円は田淵のフライヤー引き換え会に支払ったことにしよう。アイドルちゃんのチェキ会の様子を野次馬根性で見てみたかったけど、疲れていたので退散。

自分は声優グループには今後も興味を持つことはないけれど、エンタメショーとして楽しかったし、田淵のプロデュース活動は応援したいな、と改めて思ったイベントでした。

生のサウンドで聞くと、また違う印象なのでしょうね。浩之さんが叩いてるところ、ちょっと見てみたい。


16. 05/13 XIIX LIVE TOUR「Border=Border ~2&5~」@Zepp Haneda

こちらに書きました。

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