祝!メジャーリーグ開幕~Twitter用ハッシュフラッグ全チーム全解説。
うっかりしてたらMLBの2020版のハッシュフラッグができていた。
NBAとNHLは更新されてなかったので油断しとったわ。
ハッシュフラッグってtwitterのハッシュタグのお尻にアイコンが表示されるやつね。
なぜか今シーズンは1チームで複数持ちってのが多々。
MLBのマーチャンダイズってNewEraCapとかデザインとかも横並びに揃えるのが常なのにハッシュフラッグは1個しかないチームもある。理由はわからん。(単に球団ごとの財政?)
で、ハッシュってなんで単純にチーム名とか地名にしないのかとも思ってみたが、単純にアリゾナだとカージナルス(NFL)かダイヤモンドバックス(MLB)かわからんし、逆にカージナルスだけだと今度はセントルイスの可能性もあるしな…みたいなことを回避するためなのかも。ま、とりあえず面白いからいいや。
そのハッシュフラッグもチームのキャッチフレーズだったり地元にちなんだ言葉だったり様々。あるチームはタグラインという表現をしていたっけ。最近はあの宣伝会議賞でもコピーにまじってタグライン募集なんて課題もあったりした。
「タグラインとキャッチフレーズの違いとは」みたいなことを説明している方もいらっしゃるようだが、世界基準でいえば大差ないと言わざるを得ないのが現状(笑)
さて、われらがボストン・レッドソックスは2つ。
#DirtyWater
#MediasRojas
『Dirty Water』はボストンのスポーツ・チームたちに勝利のアンセムとして愛されているスタンデルズというバンドの楽曲。スタンデルズ自体は西海岸のバンドだが、彼らのプロデューサーであるエド・コブがボストンでの体験を歌にしたのがこの曲ってわけなのさ。
これは「二番目のキス」というドリュー・バリモア主演の映画のサントラにも収められている。
「二番目のキス」は原題を「Fever Pitch」といい、マンチェスターユナイテッド・ファンの青春を描いたイギリス映画のハリウッドリメークで、マンUもレッドソックスに置き換わった。
本家のサントラも悪くないよ。
#MediasRojasはスペイン語で赤い靴下 。つまりレッドソックス。
今回はやたらとスペイン語のタグが増えた。
BlackLivesMatter問題で多様性に配慮したのか?
多かったのが「Vamos」
#VamosDBacks
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
#VamosAngels
ロサンゼルス・エンジェルス
#VamosGigantes
サンフランシスコ・ジャイアンツ
これ、はやいハナシが「Lets go」ってこと。
同じパターンがニューヨーク・メッツの
#LGM
レッツゴーメッツってことね。
でもこっちは「Lets go Mets」という曲があるのでさっきのBostonの方式と複合パターンね、
「Los」もスペイン語で「The」の意味。
#LosRockies
コロラド・ロッキーズ
#LosWhiteSox
シスゴ・ホワイトソックス
#LosTwins
ミネソタ。ツインズ
#LosMets
ニューヨーク・メッツ
そもそものハナシとしてLos Angelsって都市名があるよね。
でそもそものsomos
#SomosDetroit
デトロイト・タイガース
#SomosYankees
ニューヨーク・ヤンキース
「Somos」は「We are~」という意味。
Somosといえば こんなのも
#SomosMLB
リーグをあげてスペイン語サポートしてるようです。
カンザスシティ・ロイヤルズの
#SiempreReal
は
#AlwaysRoyal
をスペイン語にしただけ。
サッカーチームのレアル・マドリッドやレアル・ソシエダのレアルもこのレアル。
王朝とか王立とか素晴らしいなどの意味、。
前にテレビで「24」(吹替版)を見ていたらバックに「レアル・ソシエダ対●●」みたいな実況が流れているシーンがあったけど、あれは英語版でもそうなっているのだろうか?ヒスパニック系は多いのでサッカー人口は意外と多いのがアメリカではある。
#SuenaLaCampana
フィラデルフィア・フィリーズ
これも英語の
#RingTheBell
を訳しだけ。
フィラデルフィアといえばアメリカ建国の地。
このベルはリバティ・ベル。自由の鐘。
奴隷解放の象徴でもあるらしいのでやはりBlack Lives Matterを意識したセレクトか。
と思いきや、去年も#RingTheBellだった。
ちなみにその前は#BeBold。
さらに前は#GoPhils。
毎年変えてるのに変えなかったというところに意図ありということか?
#FrailesFieles
サンディエゴ・バドレス
も
#FriarFaithful
の西語訳。
ちなみにFriarは修道士でパドレスのニックネーム。
元のチーム名と同義語ニックネームのパターンだとピッツバーグ・パイレーツのBucs(バッカニアーズの略)がある。
というわけで
#LetsGoBucs
#ThisIsMyCrew
ミルウォーキー・ブリュワーズ
も
愛称のBrew Crewから。なんかヒップホップな感じでカッケー(笑)
#FielAlAzul
シアトルシーホークス
も
#TrueToTheBlue
の西語訳。
サッカーのイタリア代表をアズーリと呼ぶが、あれも青という意味これと同語源。
#TodosJuntos
テキサス・レンジャーズ
は直訳するならAll togetherということなので
もとの
#TogetherWe
の訳なのだろう。
こーいう当たり障りのない、健康的なフレーズの場合はだいたいチームのキヤッチフレーズか地元のキャンペーンとかだ。
#WhereStoriesPlay
シカゴ・カブス
(物語が上演されるところ)
はキャンペーンのようで映画の予告編を模したビデオがあがってた
ダルビッシュも出てくるよ。
同じシカゴのホワイトソックスは
#ChangeTheGame
ゲームの流れを変える、転じて変革をするという意味もある。
#DetroitRoots
デトロイト・タイガース
#RootedInOakland
オークランド・アスレチックス
は「根ざしてます」パターン。
アスレチックス、もうひとつのは
#OaklandRepresenta
地味にスペイン語パターン。
オークランド代表してまーすってことか。
#TakeTheCentral
シンシナティ・レッズ
野球界の中心みたいなことだろうが、中地区ともかけてるかも。
#JuntosMiami
マイアミ・マーリンズ
は今年のスペイン語ブームとは関係ない。
2018からこの標語。
その前は#LetsGoFish
ダサっと思うかもしらんが、これもチームのニックネームというやつ。
#RaysUp
タンパベイ・レイズ
エキストラのやらされてる感が7ヤバイ…
#ForTheA
#PorLaA
アトランタ・ブレーブス
と
#ForTheH
#PorLaH
ヒューストン・アストロズは
おんなじ都市の頭文字からのスペイン語パターン。
アトランタというと去年は
#ChopOn
チーム名の由来である先住民の武器を模した
トマホークチョップという応援方法がもとネタ。
さすがに今年は避けたか?
と思ってたら、
#OurTribe
#NuestraTribu
クリーブランド・インディアンズ
これインデアンズのニックネームである「TRIBE(部族)」からなんだろうが
さすがに今年はこれヤバくね?
#Natitude
ワシントン・ナショナルズはNatsとattitude(態度・姿勢)をかけた造語で
地味にかっこいい。
#RattleOn
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
Rattle onはガラガラするの意。
そもそもダイヤ柄のガラガラヘビがキャラモチーフなので。
#NYYforNY
ニューヨーク・ヤンキース
#Birdland
ボルチモア・オリオールズ
レイヴンズ(NFL)も鳥だし。
#GoAngels
ロサンゼルス・エンジェルス
かつては主流だったが、今となっては地味なパターン。
シンプルにチーム名パターンたち
#Dodgers
ロサンゼルス・ドジャース
#BlueJays
トロント・ブルージェイズ
#Rockies
コロラド・ロッキーズ
#SFGiants
サイフランシスコ・ジャイアンツ
#MNTwins
ミネソタ・ツインズ
#STLCardenales
#STLCards
セントルイス・カージナルス
1つあたり億単位の金がかかるというのに、これ2つ登録する意味あるんだろうか?
#OpeningDay
2020_OpeningDay
思えば「おうちMLB」も英西2つあったっけ。
#lbathome
#mlbencasa
casaはおうち。
カサプランカはホワイトハウス。
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