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技術起点の新規事業アイデアに必要なプロセスをA-Co-Laboが解説

これまでエコラボnoteでは新規事業にまつわる記事を何本か更新してきましたが、今回は自社技術を起点に新規事業を立ち上げるにあたって大事なポイントについて詳しくお伝えいたします!!

今回ご紹介するプロセスを考えることで、技術起点の新規事業アイディアに繋がりやすくなるのでぜひ参考にしてみて下さい^^

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✔ 製品開発の方向性を見極める

製品開発の方向性は大きくわけて2パターンあります。

・ マーケットイン

新規事業立ち上げの前に市場調査を行い、今後需要が高まるサービスのリサーチ・市場規模を予想した上で、自社内の技術を活かして新たな商品を開発し、業界や時代に合わせて売れるものを作っていくという方法があります。

・ プロダクトアウト

自社独自の技術で競合他社にはない商品を開発をした後、対象となる市場をリサーチします。顧客数の把握、成長性が高い分野かを明確にし需要があるので売れる、といった裏付けとなる情報を押さえた上で、これまでにない業界に参入していく方法です。

どちらの方法が自社のやり方に合うか、また現在の社内の進め方はどちらに当てはまるのか、検討が必要です。

✔ ペインを探す

お金を払ってでも解決したい問題を探しましょう!

A-Co-Labo新規事業

マーケットイン・プロダクトアウト共にペインを考えた上で市場に売り出す事が重要です。
マーケットインの方法ではアウトプットされたものがまだないので、よりペイン探しがポイントとなります。

ペインは「痛み」を指し、購買行動を抑制するほど不快・不便の程度が大きいことが問題となります。
そのため重要なのはお金を払ってでも解決したいとユーザーが思う部分に新規ビジネスのヒントがあります。

ペインから商品化された例はこちらの記事をご覧ください🔻


・ペインを見つけるためのヒント

ヒントを見つけるためには、消費者としての実体験やユーザー視点から、新規事業を探ることが可能です。
普段の生活の中で、私達自身も消費者の一人として他社の製品やサービスを利用しているはずです。
その中で商品同士を比べたり、あるサービスをいくつも体験し比較するという体験を重ねることで、ペインが見えてくるはずです。
そこから自社技術の強みはこんな場面で活かせるのではないかという発見や、自社の弱みを特定し外部との連携を図りながら技術の向上や改善をしていこう、という気づきにも繋がるでしょう。


✔ リサーチする

市場を知るためにはリサーチも欠かせません。

A-Co-Labo新規事業

・ 特許

市場の全体像を把握することは非常に重要です。
公開されている特許を調べることで、関連している企業やその技術に関わる細かな技術要素などを明らかにすることが出来ます。
それをもとに自分達の市場優位性や、関連企業に対して提供出来る価値を見出すことが出来ます。
時系列から流行も分析でき、それらから見える現在・未来の技術課題に対して自社技術で解決策を見いだせるか可能性を探ることも可能です。
一方で自社技術の足りない部分を補うために、違う技術を強みとするパートナー探しをする際にも有効です。

・ 論文

論文を調べることで自社技術のヒントになるようなネタが見つかるかもしれません。しかし注意点として、論文はビジネスを目的としたものではないので、実際に開発に至るまでは長期スパンと考えたほうが良いでしょう。

一方で論文の方が特許よりも先端研究について知れる可能性があります。加えて論文が公開されるよりも学会発表の方が情報開示が早い場合があるため、実際に足を運ぶと世に出る前の情報が得られる可能性があります。


A-Co-Laboができること

新規事業A-Co-Labo

・ 自社技術の棚卸し

弊社では、企業がもつ技術や製品などの技術の棚卸しをするコンサルティングサービスや、自社の強みや弱みを見える化する研修サービスを行っています。

改めて自社技術の強み・弱みを把握し、他社と比べて自社技術の魅力はどんな部分なのか、何ができるかを整理することが重要です。
また、技術の抽象化や機能分解をして技術ができるまでの過程を細かく分析することで、技術転用の可能性を探ることができ、これまでにない業界への参入が検討可能となります。

でてきた技術シーズをもとにした転用の仕方や、活用先、必要なことやリスクなどを見える化するお手伝いが可能です!

・ 自社技術の展開

これまでの事例として、自社技術のこれまでにない使い方を一緒に考えて欲しい!というご依頼も頂いてきました。
頂いた情報をもとに技術者・研究者のパートナーからアイデアを貰い、それらに新規性があるかどうかをクライアント様とともに弊社プロジェクトマネージャーが評価します。どんなパートナーに依頼するか、評価軸はどうするかなども伴走いたしますのでご安心ください。

・ 調査代行

調査サービスでは、主に技術に関する調査を行っています。
調査というと、ビジネスに関する市場調査などを行う企業もありますが、弊社が強いのは、特に「技術者・研究者目線での業界分析とコメントが出来る」ことです。

もちろん、事業課題や予算に合わせた調査提案をさせて頂きます。
また、調査終了後に研究者がアドバイザーやプロジェクトメンバーとして参画することも可能なため、調査だけで終わらないその先のサポートを一気通貫で行えるのがA-Co-Laboの強みです。

弊社の調査サービスに関する関連記事はこちらから


A-Co-Labo会社概要

弊社は研究者が持つ、研究経験・研究知識・研究スキルを活かして企業の課題を解決することを目的としています。

サービス内容としては、
・調査代行
・スポットコンサル
・研究開発支援
・新規事業のシーズ収集が可能なオンラインイベント
などがあります。

「誰に相談していいかわからない」という企業の課題に対し、多様な支援テーマを提案、適切な研究者チームを作り対応します。単発の依頼からプロジェクトまで対応可能!プロジェクト前後のサポートもお任せください。

研究者との接点がない!といったお悩みや、新規事業にまつわる疑問や相談、アイディアレベルのものまで、何でも受け付けております。
初回相談は無料!0からサポートいたします!😊
興味が湧いた企業の方、研究者の方がいらっしゃいましたらこちらからお問合せ下さい。
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