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【R&D部門】新規事業のスタートラインに立つために必要な5つのステップ!

研究開発における新規事業の立ち上げに苦戦している、立ち上げたのは良いものの上手くいかない。。といったお悩みはありませんか?

A-Co-Laboではアイデアやシーズの事業化に向けて、『プラス研究者』での支援を行っています。ご提案内容は時間単位〜数ヶ月に及ぶプロジェクトまで様々で、クライアントの状況にあわせて弊社プロジェクトマネージャーが対応させて頂いております。

そこで今回は、そんなA-Co-Laboが考える新規事業をはじめるのに必要な5つのステップと共に、弊社が出来ることをご紹介します!!

弊社の自己紹介記事はこちらから↓

新規事業のシーズ収集が可能なイベントも実施↓


1.目的を定める

新規事業の目標

まず、新規事業立ち上げにおいて一番重要なのは目的を定めることです。

目的を定める方法は2つ。
目的は言い換えれば、「なぜやるのか」「なにをゴールにするのか」です。
意外とここが決まっていないことが多く、ただ新しい事をやりたい、と言ったケースもあります。
ただ、このあたりが明確になっていないと、どこへ進めばいいのかわからないままただ闇雲に動く事になってしまいます。
そのため、「5年後に●●億円のBusinessを作り出す」「今の業界ではない、別の業界に参入して、新たな事業を作り出す」などの目的(目標)を決めて始めることをオススメします。
初めはざっくりとしたモノで構いません。

ざっくりとした目標をより明確化するために、以下の様なことをする場合もあります。
①自社のシーズを活かすことで参入できそうな可能な業界を、メンバーで出し合う
②スポットコンサルなどを活用し、業界に通ずる外部の専門家の知見を貰いながら打ち合わせを重ねて検討する

これらを活用しながら新規事業の目的を定めることで、社内のノウハウ整理だけでなく、第三者視点からの自社の強みや弱みを客観的に把握することが可能となります。

ーA-Co-Laboができることー
約200名の技術者・研究者が所属しているため、新規事業開発において専門家の知見を収集のためのスポットコンサルでのサポートが可能です。

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2.仮説を立てる

新規事業の仮説を立てる

目的が定まったら、次は仮説を立てます。
仮説を持たないままプロジェクトを進めると、全本位で考えなければいけなくなり、収集がつかなくなることが多いため非常に危険です。
そのため、仮説立ては重要です。

例えば、”自社が持つ技術は、こういった業界だったら活かせるかも!”と行ったようなものです。
これをもとにその後の調査などを行っていきます。
目標と同じで、はじめはざっくりとしたモノで構いません。
あくまで仮説なので、その後の調査などの結果をもとに、変更してOKです。
仮説、検証を何度も繰り返すことで、しっかりとした仮説になっていきます。

仮説の例)
自社の強みである〇〇を活かしたい→〇〇業界だったら活かせそう?
自社の弱みを克服したい→○○業界の技術を取り入れたら出来るのでは?
自社の〇〇と言う製品の違う用途を考えたい→こんな人だったらアイデアをもっているのでは?

ーA-Co-Laboができることー
弊社では、自社技術のこれまでにない使い方を一緒に考えて欲しい!という仮説立てのご依頼も頂いてきました。

頂いた情報をもとに技術者・研究者のパートナーからアイデア(仮説のタネ)を貰い、それらに新規性があるかどうかをクライアントや弊社プロジェクトマネージャーが評価します。
重要となる評価軸もクライアント共に決定してきます。
 例)
  新規性:自社が参入したことのない業界か?
  競合:類似するサービス・商品はこれまでにその業界にないか?
  実現可能性:自社が実行可能か、あるとすればハードルは高いか?
加えて、スポットコンサルなども活かしながら、多方面での検討を行い、利益面や参入のハードルをクリアにします。この手順を何度も繰り返し、仮説を的確に絞ります。

3.課題・リソースの洗い出し


新規事業の課題・リソースの洗い出し

仮説が明確になれば、それに必要なリソースや課題などが見えてきます。

課題・リソースの洗い出しでは、独自の技術や商品の特徴の精査などを行います。
自社が既に持ち合わせているリソースを明確にして、自社の強みや弱みを見出していきます。
その上で、それらをもとに想像力を働かせ思考を広げる事で、新規事業の発想につながっていきます。

自社内での洗い出しには限界がある場合には他社にコンサルティングを依頼したり、研修を受けるということも考えられるでしょう。

ーA-Co-Laboができることー
企業がもつ技術や製品などの技術の棚卸しをするコンサルティングサービスや、自社の強みや弱みを見える化する研修サービスを行っています。
また、でてきたリソースをもとにした抽象化の仕方や、活用先、必要なことやリスクなどを見える化するお手伝いが可能です!

4.リサーチ

新規事業リサーチ

課題を洗い出した後、新規事業の意思決定のためには以下の様なことが必要となります。

一例)
・対象となる市場規模がどのくらいか
・競合は多いのか
・成長性が高い分野なのか

これらを明確化するために、調査が欠かせません。
ウェブなどでのデスクトップリサーチや必要に応じてインタビューなどを活用して、初めにたてた仮説が正しそうかを検証していきます。
仮説のところにも記載しましたが、ここで目的にあわない、仮説が正しくないといった場合は、改めて仮説を立てて検証を行ったり、より仮説を深掘りしていくことも重要です。

ーA-Co-Laboができることー
A-Co-Laboの調査サービスでは、頂いた仮説をもとに、技術を中心とした調査を実施します。
特許やウェブ検索をもとにした技術調査だけでなく、論文など基礎研究分野の調査、関連研究者のリストアップなどが可能です。
実施には弊社パートナーが参加するため、「技術者・研究者目線での業界分析やコメント」など、あまり他にはない、A-Co-Laboならではの調査結果となります。

調査終了後には、研究者が実施に向けてアドバイザーやプロジェクトメンバーとして参画することも可能です。
調査だけで終わらない、その先のサポートを一気通貫で行えるのがA-Co-Laboの強みです。

・サービス利用に至るまでとその後の流れ
・コーディネーターがしてくれること
・化学メーカーM社の例
など、詳しくはこちらからご覧ください↓

5.事業計画を作成する


4までで目的、仮説とその可能性が高いことが明確化され、社内の技術や人材などのリソース、課題などが明確になったら、事業計画を立てていきます。
これまで1−4の中で要素のいくつかはできあがっています。それを踏まえ肉付けをしながら作成していきます。
事業計画に必要な項目などはインターネットなどで手に入れられますので、それらを使って行うのも良いと思います。

作成するなかで、既存事業と異なる分野で新規事業を展開を考えるための、必要なノウハウや経験が社内に不足していることもあります。
そのような状態のままプロジェクトを進行しても、手探り状態が続き失敗しやすくなってしまったり、停滞する恐れがあります。

計画を立てる段階で、新規事業を専門とする企業から事業計画を立てる知見を得たり、適切な人材のアサイン方法を相談するとスムーズにプロジェクトを進められるでしょう。
また、今後の計画で専門家が必要になる可能性がある場合は、どのようなところと一緒にやることで計画がスムーズに進むかを踏まえておくと良いです。

ーA-Co-Laboができることー
A-Co-Laboでは、事業を作りあげるために必要なデータや証明は何なのか・どのくらいの期間と予算が必要なのか等の全体的なプロジェクトデザインをすることが可能です。コスト感や会社のスピード、フェーズによって柔軟に対応させていただきます。
新規事業にシナジーのある研究者のリスト作成・提案などのコンサルティングも行っています!

A-Co-Laboについて

弊社は研究者が持つ、研究経験・研究知識・研究スキルを活かして企業の課題を解決することを目的としています。

サービス内容としては、
・調査代行
・スポットコンサル
・研究開発支援
・新規事業のシーズ収集が可能なオンラインイベント
などがあります。

「誰に相談していいかわからない」という企業の課題に対し、多様な支援テーマを提案、適切な研究者チームを作り対応します。単発の依頼からプロジェクトまで対応可能!プロジェクト前後のサポートもお任せください。

研究者との接点がない!といったお悩みや、新規事業にまつわる疑問や相談、アイディアレベルのものまで、何でも受け付けております。
初回相談は無料!0からサポートいたします!😊

興味が湧いた企業の方、研究者の方がいらっしゃいましたらこちらからお問合せ下さい。
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