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雑記

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2018年5月の記事一覧

雑想・情報の距離感

雑想・情報の距離感

 そのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「二十面相」のうわさをしていました。

 少年の頃に読んだ、という世代は少し年嵩の方だろうか。江戸川乱歩不朽の傑作『怪人二十面相』の書き出しである。
 この本が刊行されたのが昭和11(1936)年。日本が二・二六事件に揺れ、東京の電話加入数が15万ほどだった(平成27年度

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なんとなく今まで読まれた記事のランキングを発表します

特に意味はありませんが実験的にやってみようと思いました。
ダッシュボートのデータをほぼそのままコピペしたので見辛くてすみません

(順位・タイトル・PV数・コメント数・好き数)
1・悲しい終着駅 9865 1 24
2・PLAYFULに行ってきた 4674 0 13
3・早野先生は役に立たない 3397 0 7
4・レビュー・PlayStationワイヤレスサラウンドヘッドセット 3024 0 4

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Detroit: Become Human体験版

Detroit: Become Human体験版

 ゲームは能動的なメディアである。どんなに伝える技術が発達しても、実際に遊んでもらうこと以上にそのゲームのことを伝える手段はない。
 体験版の配信は、最も手っ取り早いゲームのPR手段だろう。対象がハードの所有者であることなどの制限はつくが、その分購入に直結しやすい。

『HEAVY RAIN』は、私の生涯のメモリアルタイトルに列することができる一本だった。濃密な人物モデル。CGが最も不得手とする水

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