見出し画像

【真夜中乙女戦争】映画感想文。



毎月1日は【映画の日】ということで
一人で映画館へ足を運んだ。



今回観たのはこちら。


【真夜中乙女戦争】



˚*.꒰  あらすじ  ꒱.*˚
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”(永瀬 廉)。 友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、日雇いバイトの帰り道にいつも東京タワーを眺めていた。 「かくれんぼサークル」で出会った冷酷で凛々しく聡明な“先輩”(池田エライザ)に惹かれつつも、人の心を一瞬で掌握してしまう不思議な男“黒服”(柄本 佑)と出会ったことで、“私”の退屈だった日々は一変。 廃墟に作った映画館で映画を見ては、他愛のない悪戯を繰り返す二人だったが、ささやかだった叛逆は徐々に過激さを増していき、全ての退屈を破壊する“真夜中乙女戦争=東京破壊計画”に着手する。 12月25日未明。痛々しくも眩しい物語は、予測不可能なラストへと加速していく。


作者のFさんの作品は
個人的に刺さるセリフや描写が多く、  
執筆作品は全て読了済みである。



真夜中乙女戦争は、大学生が主人公。
わたしは高校までしか行っていないため
あくまで大学はイメージでしか知らないが、
きっとわたしが大学生だとしたら
" 私 " と " 先輩 "に似た境遇だったかもしれない
と、少し胸がザワついた。


ふたりに対して " 憧れ " や " 尊敬 " 
という感情は一切ない。
ただ、 " 共感 " という感情が出てきた際は
少し悔しさすら感じた。



25歳の時に結婚してから
安定したメンタルを保てるようになったが、
10代後半〜20代前半の頃は
典型的なただの痛い奴でしかなかった。
むしろそれを格好いいと思っていたタイプなので
自己陶酔ぶりに思い出す度に笑えてくる。



また、映画はカメラワークや衣装、音楽などが
スタイリッシュでとにかくエモさが爆発した
お洒落な作品に仕上がっていた上に
池田エライザちゃんのお顔が麗しくて尊い上に
髪型がもろタイプでどうにかなりそうだった( 笑 )



そして何より " 東京タワー " が美しかった。
わたし自身、東京タワーが大好きなので
暗闇に光るあのシンボルが眩しく見えたのである。
闇に放たれた希望の光みたいな。



きっと好き嫌いが分かれる作品ではあると思う。
でも、文学の香りやエモさを感じたい方には
かなり刺さるのではないかと。
積読本が減ったら、原作を再読しようかな。


気になった方は、是非とも観てみてください◎



コロナ禍前は月1ペースで映画館へ通っていたが、
まさか半年ぶりの映画館になるとは
正直自分でも思いもよらなかったので、驚いた。



やっぱり映画館は良いね。
お金と時間が許す限りは通いたいな。



ここまで読んで下さり、ありがとうございました♥






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?