きねろ

話のネタ元が自分なので底を尽きないのがミソ🦀 お仕事が落ち着くまで一旦おやすみ🙉

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マガジン

  • 過去

    どうしても自分語りがしたくて。今の私を作ったモノたちです。

  • 小説

    それから、私も空へ駆けて

  • 敬愛

    人生で、私を見てくれた、4人の話です

  • 初恋

    大好きだった人の話です。

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自分語りの場所

物心がつく、という言葉がありますが みなさんは自分の「物心がついた」時期を覚えていますか? そもそも物心がつくという言葉を辞書で調べると、こうあります。 幼児期を過ぎて、世の中のいろいろなことがなんとなくわかりはじめる。 「お前の話なんて誰も興味ないぞ」 物心がついて、私の中の「世の中」が形成されていったとき、 そこに私の居場所と私に興味を向けてくれる人はいませんでした。 ______________________ 居酒屋で大声で自分の過去の栄光や持論を展開

    • 『夢』を見つける作業 その2

      全く知らない世界が広がっていて、どんどん新しい記憶と情報で頭がいっぱいになって、感情が「楽しい」「面白い」「素敵」「感動」というポジティブ要素であふれ出す。 さと先生が用意してくれた初めてのキャンプで、私は世界が一変するという感覚を知ることになります。 そのキャンプで私がどんな役割をするかというと、言ってしまえば班専属の指導員のようなものです。 野外炊飯、テント立て、キャンプファイヤーなどの野外活動や、課題解決プログラムや学校の宿題、レクリエーションなどを行う小学生を誘

      • 『夢』を見つける作業 その1

        さと先生とひなこさんに出会い、色んなことを教えてもらった中で、私はひとつのことを意識し始めました。 それは、大学進学です。 今とは全く環境で、親元を離れ、自分がしたい勉強をすることが出来る。夢のような話です。 ですが、両親が、私にお金を出すことを良しとしてくれるとは思えませんでした。実際、高校受験を懇願に行った時、母にも父にも即刻拒否されましたから、ほぼ諦めていました。 この時点での私は、頑張ることを止め、完全に諦め癖がついてしまっていました。なんとかして大学に行かせ

        • これを言われたら嬉しいなあ

          言われて快感な言葉。人によってさまざまだと思います。 今この文章を見て下さっているみなさん、 もし良ければいくつか思い起こしてみて下さい。 これを言われたら嬉しいし、 これを聞くために生きているとこあるなあ、 みたいな、他人からの言葉。 思い浮かべられましたか? ____________________ 私は、『同情』の言葉が一番快感です。 「お前苦労してるな」 「かわいそうだな」 逆に、称賛の言葉は好きではありません。むしろゾッとします。大嫌いです。気

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        記事

          2 それから、私も空へ駆けて

          11月4日 ねえ.テストは全部返ってきたの. ふう。テストの結果、全部そろったけど、前回より落ちててもうどうしようって感じ。いやもう今さらどうしようもないことは分かってるんだけど。順位はそんなに変化なくて、学年で15位だった。 全然良い順位だと思うけどな.なぜ不満なの. 私と仲が良い友だちがね、3位を取ったんだ。もともと勉強があんまり得意じゃなくて、クラスで下の上ぐらいの順位の子で。めちゃくちゃ可愛くて、むしろ顔が可愛いことだけが取り柄みたいな子だったんだけどね。あっ

          2 それから、私も空へ駆けて

          どこかにいませんか?ひとり相撲で勝てる人

          今までの価値観や考え方が180度変わること。これをパラダイムシフトというそうですね。 発想の転換。常識を疑い、自分の固定概念を捨ててみる。 今まで自分が当たり前だと思っていた部分を、少し立ち止まって一度否定してみる。 そうすれば何が生まれるか? 今までの考え方や方法などでは解決が容易ではなかった課題を、打開できるというのです。 私はこういうことに対する専門家でも思想家でも何でもありません。全力付け焼刃の知識なので、これ以上話すと確実にボロが出ます。辞書で引いただけで

          どこかにいませんか?ひとり相撲で勝てる人

          1 それから、私も空へ駆けて

          10月3日 鳥みたいに、大空の一部になれたらなあ。 これは私の同居人がいつも言う言葉です. 誇張じゃないですよ.本当にいつもです. あのさ、金子みすゞさんは『人間と小鳥と鈴』を並べて、「みんな違ってみんな良い」って言ってたけど、あの中で一番優れているのはどう考えても小鳥だよ。人間は走れて小鳥は飛べて鈴は綺麗な音がするって引き合いに出てるけど、あれ全部小鳥でまかなえるじゃん。小鳥だって多少ちょこちょこ走れるし。もちろん綺麗な鳴き声も出せるでしょう。それぞれの得意分野を一

          1 それから、私も空へ駆けて

          突然思い立ち小説を書くことにしました

          基本的に私は文章を長々と書くのが好きです。 特に、色々と物事を考えすぎてしまうのが癖なので、それをやめたいという気持ちが強くありました。文章を書いている間は文章の内容以外は何も考えなくていいからです。 しかし、書くことが好きな一番の理由は、 『自分の考えや過去体験を自分の外に出せるから』 です。 言うなれば、アウトプットというやつですね。 自分の脳内にある言葉を周りの人に知られるということが嫌で、感想文を書いて先生に見られることや周りの人に読まれることをこの上なく

          突然思い立ち小説を書くことにしました

          人生で、私を見てくれたひと 2人目

          あんなに幸せだった時間を結局母親に振り回され、家族に幸福追求権をぶち壊しにされた私でしたが、実は、私の力になってくれる人の2人目に出会っていました。 高校生になってから、ひなこさん以来の、私を見てくれる人と出会えたのです。(太田くんは??という声が聞こえてきそうですが、太田くんは迷惑をかけすぎてしまったということと、人間関係というよりも恋愛関係という感じで私も良い恰好をしていたところがあったのでカウントはしてないです。謎の理論ですが) 私の、高校生活での唯一の居場所を作っ

          人生で、私を見てくれたひと 2人目

          大好きだった人の話 その4

          「親があなたたちを叱るのは愛情の裏返し。どんな形であっても、難しい言葉を使ったとしても、厳しい言葉を投げかけたとしても、親は子どもの幸せを願っているもの。あなたも大人になって、結婚して親になれば分かるはず。」 中学の時の担任の先生に言われた言葉です。 きっとこの人は、幸せな世界線で暮らしてこられたのでしょう。きっと、親から明確な敵意や悪意を向けられたことが無いのでしょう。何の不純物も含んでいない純度100%の親の手のひらを頬で感じたり、寝ている腹部に買ってもらったばかりの

          大好きだった人の話 その4

          パパ活と、友だち

          過去の恋愛について自分語りの途中ですが、ずっと考えていたことが胸の内からあふれてくるのを止められないので、一時中断して今日は別のことを話すことをお許しください。 今日は、パパ活に手を出した私と、それに対する友だちの反応、それを受けて私がいつも考えていることについてです。 ____________________ 「そんなことするのはやめておいた方がいいよ。」 「絶対あなたのためにならない。」 パパ活や恋活アプリで知り合った人と半ばヤケになって身体の関係を持っていると

          パパ活と、友だち

          大好きだった人の話 その3

          高校生にもなると、周りの浮ついた話が空気の私の耳にも、嫌でもはいってくるものです。 ××と★★が付き合っている ▼▼と〇〇が公園でデートしていた ◇◇が△△を好き 自分の中にまだそういう思いが芽生えたことが無いことを私は知っていたし、その事に関して特に焦りも無かったのです。 正直異性への恋心とかいうものになんの魅力も感じていませんでした。 男性だろうが女性だろうが、好きになれば好きだろうし、この人と結婚したいとかずっと一緒にいたいとか思う気持ちに性別は関係ない。

          大好きだった人の話 その3

          大好きだった人の話 その2

          わざとではなくとも顔面にボールを当てられ、鼻血を出し、センセーショナルな高校部活デビューを果たしましたが、この話にはまだ続きがあります。 各部活ごとにコミュニケーションを取ることはあまりないものの、マネージャー同士は道具準備室や給水器、洗濯機のところで一緒になったりして話すことが多くあります。1年生で、しかも誰も先輩がいない状況でマネージャー業務に走り回っている私に、他の体育館部活のマネ―ジャーの先輩方は優しく応援してくれていました(幸いというか、奇跡的にというか、体育館部

          大好きだった人の話 その2

          大好きだった人の話 その1

          人生の中で、恋愛がその思考や判断に占める割合はおおよそ高いものだと思います。 ○○くんが好き ○○ちゃんのことが気になる なんて思われてるのかな どうしたら好きになってもらえるのかな 考え始めたら夜も眠れないし、勉強していても部活動をしていても上の空で、その人と同じ空間にいると全く向こうはこちらを見てもないのに、視線を気にして無駄に大きな声を出したり、逆に行動を控えめにしたりしてしまう。 もともとめちゃくちゃに男性恐怖症だった私は、というか中学生の間、ずっと空気だ

          大好きだった人の話 その1

          垣間見えた希望、突き付けられた現実

          人生で初めて、私のことを見てくれる人、ひなこさんと巡り合わせてもらえた私。 生きていてよかったと本気で思い、他人との出会いに感謝したのは初めての経験でした。 それでも、中高一貫校に入学してしまった現実はやはり重くのしかかっていました。 このメンバーであと3年間。 空気のままであと3年間。 考えるともう、ぎゅっと掴まれたように胃が痛みました。 それまでは自分の未来など何も考えず、何の希望も持たず生きてきましたが、少しでも、一瞬でも希望が見えてしまうと、現実の惨めさや

          垣間見えた希望、突き付けられた現実

          人生で、私を見てくれたひと 1人目

          中学生時代、そのほぼすべてをいじめられることに費やし、出会ってきた人ほぼ全員に無視されていた私ですが、3年間のうちに、たった1人だけ、私に興味を持ってくれた人がいました。 1つ目の投稿「自分語りの場所」でも少し書きましたが、私の人生で私のことを真正面から見てくれた人は4人しかいません。 そもそも、人生で自分に興味を持ってくれた人の人数なんて気にしたことがいる人はいるでしょうか?いらっしゃればぜひともその境遇について語りあかしたいほどです。 ともかく、その4人のうちの1人

          人生で、私を見てくれたひと 1人目