bullpen1966

福岡出身の関東ビジター民。パ・リーグ/ホークスファンです。野球について書きます。 デー…

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福岡出身の関東ビジター民。パ・リーグ/ホークスファンです。野球について書きます。 データ収集、分析、予測に興味があり、お勉強中。

最近の記事

2021年5月2日時点の各チームの健康診断

久しぶりの投稿になります。4月からの人事異動、PC入れ替え、R scriptの作成とかで時間が取れずにいましたが、とりあえず各チームの今シーズン序盤の指標を比べてみたいと思います。参考までに2020年の年間成績との比較しています。 1.得失点と勝率での比較 阪神優勝(笑)。失点が少なく投手陣が安定しているのと佐藤(輝)効果もあるのでしょうか。DeNA,日本ハム、中日がグラフに出てこなくて、ミスってるかと思ったたグラフです。 ヤクルトは昨年比大幅躍進中です。 2.長打率、出

    • 2021球春到来! で、2020年チームと選手成績の振り返り

      2021年も2月となり、キャンプも始まり、待ちに待った球春が到来しました。 本年初投稿ですが、2020年の各チーム、選手の成績を「俺調べ」で比較してみました。2021年のシーズン終了後に各チーム、各選手の数字がどのように改善されているか、チーム順位、選手成績がどう変動したのかが楽しみです。 1.得失点と勝率野球は1点でも多く点を取れば勝ちのゲームなので、得点と失点の関係からチーム力、勝率との関係を見てみました。左のグラフは得点と失点の1試合平均の値をプロットしたもの、右の

      • 2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(5)

        プロ野球12球団の選手の直近15年間のシーズン成績ですが、最後にリリーフ、クローザーを比較してみようと思います。各種データは日本野球機構(NPB)の情報を参考にしています。(日本野球機構(NPB)web site : https://npb.jp ) 1.個人投手成績(パ・リーグ/リリーフ・クローザー投手) リリーフ・クローザーの成績はシリーズ登板回数55回以上の投手で成績上位10名を選出してみました。 ホークスの投手陣が数多く登場していますが、その中でもFIP、K/9、

        • 2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(4)

          今回は前回の打者編に続いて、投手編としてプロ野球12球団の選手の直近15年間のシーズン成績を比較してみようと思います。各種データは日本野球機構(NPB)の情報を参考にしています。(日本野球機構(NPB)web site : https://npb.jp ) 1.個人投手成績(パ・リーグ/先発投手)個人投手成績も規定投球回数の達成者で成績上位10名を選出してみました。 投手力の充実度はホークスというイメージがありますが、この年代だとイーグルスの田中将大投手、ファイターズのダ

        2021年5月2日時点の各チームの健康診断

        • 2021球春到来! で、2020年チームと選手成績の振り返り

        • 2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(5)

        • 2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(4)

          2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(3)

          今回はプロ野球12球団の選手の直近15年間のシーズン成績を調査、比較してみようと思います。各種データは日本野球機構(NPB)の情報を参考にしています。(日本野球機構(NPB)web site : https://npb.jp ) 1.個人打撃成績順位(パ・リーグ)個人打撃成績は規定打席達成打者の成績上位10名を選出してみました。各球団のレジェンドと呼ばれる選手は何名入っているでしょうか。 黄色と青、暴力と山賊しかいないと言ってもいいくらいです。本塁打、塁打、打点はライオン

          2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(3)

          2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(2)

          前回に続いて、プロ野球12球団の直近15年間のシーズン成績を調査、比較してみようと思います。各種データは日本野球機構(NPB)の情報を参考にしています。(日本野球機構(NPB)web site : https://npb.jp ) レーダーチャートは2005年から2020年までの平均値、折れ線グラフの2011年と2012年は加藤球(統一球問題)、2020年は試合数減のため、指標によっては数字が著しく変化しています。 1.打率・安打・本塁打 打撃指標はパ・リーグでは20

          2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(2)

          2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(1)

          プロ野球12球団と選手の直近15年間のシーズン成績を調査、比較してみようと思います。各種データは日本野球機構(NPB)の情報を参考にしています。(日本野球機構(NPB)web site : https://npb.jp ) 1.パ・リーグのリーグ戦順位の変遷まずはパ・リーグの順位変遷です。CSの結果を踏まえたものではありません。上位常連チームはホークス、ファイターズ、ライオンズの顔ぶれになっていますが、ここ数年がファイターズが少し落ちて来ています。また、上位チーム間でもゲ

          2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(1)

          2020年プロ野球12球団選手の個人成績を比較してみる

          前回のチーム成績の比較に続いて、選手の個人成績を比較してみました。 1.個人打撃成績による比較 チームの主軸が顔を揃える結果となっており、1位と取っているのはパ・リーグの選手が多いですが、意外(失礼!)にもスワローズの選手が目立っています。下の各指標の登場回数でもスワローズの村上宗隆選手がホークスの柳田悠岐選手についで2位となっています。高卒3年目でこの成績を残せる選手はそうはいません。西鉄ライオンズの中西太選手と豊田泰光選手、西武ライオンズの清原和博選手と比べても遜色な

          2020年プロ野球12球団選手の個人成績を比較してみる

          2020年プロ野球12球団の成績比較

          2020年のシーズンも終了しましたが、日本シリーズの結果がまさかの8タテということもあり、パ・リーグとセ・リーグの格差問題が巷間で話題となっています。いうほど差があるのか数字だけで単純比較してみました。数字に現れない野球の質の違いまでは明らかに出来ませんが、各チームの傾向くらいは掴めるのでないでしょうか。 1.勝率による順位比較順当な結果ですが、パ・リーグはホークスの独走もあり、2位以下のチームの勝率が、セ・リーグ上位チームと比べて劣っています。(表中の勝差はリーグ内の上位

          2020年プロ野球12球団の成績比較

          パ・リーグ 2020年の打撃力・投手力ランキング

          2020年のプロ野球も終了しました。CS、日本シリーズの現地観戦が続いたため、更新が出来ていませんでしたが、貯めていたものを更新していきたいと思います。 1. 順位表とチーム打撃力/投手力の評価 一時はホークスとマリーンズのゲーム差ゼロまで詰まりましたが、ホークスの終盤の12連勝もあり、最後は14ゲーム差となり、ホークスの独走となりました。投打のバランスが高次元で取れているホークスの強さが証明された結果でもあります。ピタゴラス勝率ではイーグルスが2位となり、打撃力は凄まじ

          パ・リーグ 2020年の打撃力・投手力ランキング

          2020日本シリーズの4タテ試合を振り返る

          2020年の日本シリーズは多くの讀賣OBの予想を覆し、下馬評通りにホークスの勝利となりました。日本シリーズ2年連続4タテ、合計8タテの結果となったため、リーグ間の格差解消についての様々な記事が書かれていますが、単純に選手、球団の力量の差によるもので、スカウティング、選手育成といった根本から見直すべきと思います。以下はSports navi戦評です。 1.両チームの打撃成績 ホークスと讀賣の安打数には倍近くの差がありますが、ホークスの方が長打力に優れており、その結果が4試合

          2020日本シリーズの4タテ試合を振り返る

          2020日本シリーズの緒戦2試合を振り返る

          11月21日から待ちに待った日本シリーズが始まり、緒戦の2試合はホークスの2連勝となりました。まだ2試合しか戦ってなく、データの数も少ないですが、その試合の内容を見てみたいと思います。以下はSports navi戦評です。 1.両チームの打撃・投手の成績比較2試合分の打撃成績の比較です。上段は出場全選手での比較、下段は1番から6番打者の比較です。どの数字もホークスが優っており、特に1−6番が機能しているか否かが数字からもわかります。 次に投手成績の比較でもホークスが有利な

          2020日本シリーズの緒戦2試合を振り返る

          ホークスとマリーンズのClimax seriesを前に対戦を振り返る−2

          11月14日からホークスとマリーンズのclimax seriesがいよいよ始まります。今回は両者の決戦を前にホークスの打者陣のマリーンズ投手陣の今年度の対戦内容を見てみたいと思います。 1.両チームの主要投手の対戦成績 今回は両チームの主要打者の対戦成績から見てみましょう。打線はホークスが優位のイメージがありますが、マリーンズの打者陣の中でも清田選手、荻野選手、中村奨吾選手は打率3割以上の成績を残しており、ホークス戦では活躍していますので要注意です。なぜかツーベースヒットが

          ホークスとマリーンズのClimax seriesを前に対戦を振り返る−2

          ホークスとマリーンズのClimax seriesを前に対戦を振り返る−1

          11月14日からホークスとマリーンズのclimax seriesがいよいよ始まります。ライオンズとマリーンズが激しい2位争いをしていましたが、結果マリーンズが2位となりました。今回は両者の決戦を前にマリーンズの投手陣とホークスの打者陣の今年度の対戦内容を見てみたいと思います。 1.石川歩投手の投球パターン 球種構成は偏りもなくバランスよく配球されています。シンカー、ツーシーム、カットボールを武器にアウトカウントを稼いでいます。ホークスは左打者が多いですが、その中でもシンカ

          ホークスとマリーンズのClimax seriesを前に対戦を振り返る−1

          パ・リーグ 11月3日時点の打撃力・投手力ランキング

          ホークスの3年ぶりのリーグ優勝が決まり、Climax seriesの対戦相手はライオンズとなりそうな雰囲気になってきました。マリーンズがここまで失速するとは思ってもみませんでした。そして、個人タイトルの争いも大詰めを迎えてきました。 1. 11月3日時点の順位表とチーム打撃力/投手力の評価 ホークスの終盤は打撃も好調で投打が噛み合ってきた印象があり、その結果12連勝で2位と14ゲーム差(11月4日時点)をつけて優勝できたと思います。そもそもこれでCSやる?という感じもしま

          パ・リーグ 11月3日時点の打撃力・投手力ランキング

          パ・リーグ 10月25日時点の打撃力・投手力ランキング

          ホークスがM2となり、3年ぶりのリーグ優勝目前となりました。ドラフト会議の指名では高校生ばかりで大丈夫かいなという気もしますが、将来を見据えた補強なのでしょう。 1. 10月25日時点の順位表とチーム打撃力/投手力の評価 ホークスのシーズン序盤は投手力優位でしたが、ここ最近は打撃力も好調で怒涛の12連勝、M2点灯でほぼ優勝は決まりかけています。Climax seriesの相手チームがどこになるかですが、マリーンズが失速気味でライオンズの急追をみるとライオンズが2位に入って

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