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2005年から2020年までのプロ野球12球団の成績を比較する(5)

プロ野球12球団の選手の直近15年間のシーズン成績ですが、最後にリリーフ、クローザーを比較してみようと思います。各種データは日本野球機構(NPB)の情報を参考にしています。(日本野球機構(NPB)web site : https://npb.jp )

1.個人投手成績(パ・リーグ/リリーフ・クローザー投手)

リリーフ・クローザーの成績はシリーズ登板回数55回以上の投手で成績上位10名を選出してみました。

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ホークスの投手陣が数多く登場していますが、その中でもFIP、K/9、HR/9の指標は圧倒しています。リリーフ・クローザー陣の安定ぶりがこの時代の好成績につながっている事がわかります。特にサファテ投手の成績は素晴らしいの一言です。ホークス以外では元バファローズの平野佳寿投手、イーグルスの松井裕樹投手の活躍が目につきます。

チーム別ではホークスが他チームを圧倒していますが、バファローズも健闘していますし、ライオンズも牧田和久投手(現イーグルスですが)の健闘しています。

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2.個人投手成績(セ・リーグ/リリーフ・クローザー投手)

続いてセ・リーグの投手を見ていきます。こちらも同じシリーズ登板回数55回以上の投手で成績上位10名を選出してみました。

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選手別ではドラゴンズの浅尾拓也投手、岩瀬仁紀投手が活躍した時代でしたが、タイガースも「6回までにリードしたらJFK」のジェフ・ウィリアムス、藤川球児投手、久保田智之投手の勝ちパ活躍によりチーム別ではドラゴンズを抑えて1位となっています。

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先発投手がQSをして6回、7回までにリードして勝ちパ投入で勝利する、というゲームプランが完全に定着し、ゲームの中においてリリーフ、クローザーの役割が重要になってきています。これからのこの領域はホークスのモイネロ投手、タイガーズのスアレス投手のような外国人の150超の速球あり、変化球ありの投手が活躍するのではないかという気がしています。今後が楽しみです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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