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2020年プロ野球12球団選手の個人成績を比較してみる

前回のチーム成績の比較に続いて、選手の個人成績を比較してみました。

1.個人打撃成績による比較

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チームの主軸が顔を揃える結果となっており、1位と取っているのはパ・リーグの選手が多いですが、意外(失礼!)にもスワローズの選手が目立っています。下の各指標の登場回数でもスワローズの村上宗隆選手がホークスの柳田悠岐選手についで2位となっています。高卒3年目でこの成績を残せる選手はそうはいません。西鉄ライオンズの中西太選手と豊田泰光選手、西武ライオンズの清原和博選手と比べても遜色ないというか、超えてるかもしれない成績です。チーム別ではスワローズが村上宗隆選手、青木宣親選手の活躍もあり、イーグルス、べイスターズを抑えての1位となってます。

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2.個人投手成績による比較(先発投手)

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先発投手の成績を比べてみると、各指標の上位はパ・リーグ、セ・リーグ半々に見えますが、個人の登場回数をみるとセ・リーグの投手がの方が多いです。MVP、新人王、沢村賞の受賞投手が並びます。チーム別でもセ・リーグが上位を固めますがバファローズが山本由伸投手、田嶋大樹投手の活躍で2位となっています。ベイスターズ、スワローズがゼロというのも意外でした。来年に期待です。

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3.個人投手成績による比較(セーブ・クローザー)

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リリーフ、クローザーでは各チームの8回、9回のマウンドを任せられている投手が勢揃いしていますが、新人王受賞のライオンズの平良海馬投手が1位となっています。成績からしても新人王は当確だったと思います。2位のモイネロ投手はシーズンを通しての活躍、CS、日本シリーズの活躍からMVPもあるかと思いましたが、最優秀中継ぎ投手賞を受賞しました。チーム別ではドラゴンズが祖父江大輔投手、マルティネス投手、福敬登投手の活躍もあり1位となっています。ライオンズも平良海馬投手に加えて、森脇亮介投手、増田達至投手の活躍もあり2位となっています。ホークス、読売を抑えての成績ですので、立派な成績と思います。

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チームによって先発投手が活躍したチームとリリーフ、クローザーが活躍したチームに分かれる傾向があります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

次回は2005年から2020年までのパ・リーグとセ・リーグの成績を比べてみたいと思います。



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