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地上を離れた想像の時をもたらす
タイトルはワーズワース(詩人)の「郭公」より拝借しました。
子どものイマジネーションには敵わない。
子どもたちはそれを言葉に出来なかっただけで
成長してから才能を発揮しだす。
その世界を失わなかった者だけが表現を許される。
子どもの頃、叶えたかった夢。
大人になれば皆、それがいかに
絵本のような空想だったかってことを思い知るのだけれど
いまだに色あせず、ワクワクしてしまうものが
きっとアナタに
『理想的未来人』12ヵ条
『人間尊重の心理学』著/カール・ロジャーズ
昔読んだアメリカの心理学者、故カール・ロジャーズの本に、
とても共感して覚えている、興味深い記述があります。
この博士は「アメリカは日本への原爆投下を謝るべき」
「アメリカの教科書を(戦争について)正直に書き換えるべきだ」
と発言し、ノーベル平和賞にノミネートされていながら
その発言で政府の反感を買い、受賞を阻止されてしまった人物。
ロジャーズが本
ソロモン王のジャッジ
ある二人の売春婦が同じ家に住み
ほぼ同時に子を産んだ
ひとりの女が朝目覚めると
寝ているうちに子を押しつぶして
殺してしまったのに気づいた
女は隣で寝ている女の子供と
自分の死んだ子をすりかえ
死んだのはお前の子だと言い張った
二人の女が王の前でいった
「この子はわたしの子ではありません!
生きているのがわたしの子で
死んだのはあなたの子です!」
「いいえ、死んだのがお前の子で
生きてい
千の言葉を尽くしても
人に、ある感慨をもよおさせる、そのもの独特の味わい。
また、物事に触れて起こるさまざまな感慨。
それを『情緒』と呼ぶ。
感じる場所は、脳の扁桃体
ですから、誰にでもあるわけです。
しかし『情緒』に気づけない人がいるらしい。
それは
透きとおった水滴の世界や
自分を忘れるほどの 果てしない空
桜や 落ち葉が 舞い散るさま
誰のかもわからない 古い記憶
傷をいやす 暖かい風
月夜に 死
雨があがったら、森へ
良い匂い
ほっくりと湿った
濃く
豊かで
奥深い
土の匂い
その土を食べたい、と思う
虫や雑菌が心配だ
ただ一体化したいだけなのかもしれない
昼なお暗い静かな森の中は非日常であふれている
こんなふうにその気になれば異世界はいつでも味わえる
いや異世界ではない本物の現実のなかで
森を散策していると
あっという間に眠たくなってしまう
眠りたくないのに眠くなるので
一度、車に戻って仮