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なにゆえ もがき いきるのか?
< 退職まで 14 日 >(実質 0 日)
●すべてのおわり アカウント削除よし、PCリセットよし。どちらも既存のシステムに影響を与えずに稼働していることが確認できた。すべてのデータ、プログラム、スクリプト、仕組みの移行に成功したということである。ひとまず胸をなでおろす。
あとは物理の処理がふたつ。パソコンの返却と保険証の返却だ。前者については会社の近くにちょうど用事があったため、届けに行く
法を持ちだしゃ角が立つ
< 退職まで 18 日 >(実質 2 日)
●表面上の動き平☆和。せいぜい社長が挨拶を返してくれないということくらいだ。
あれだけやいのやいの言ってきていた経営層からの干渉は「出るとこ出ざるを得ない」と宣言した途端、ピタリとなくなった。表面上は何事もなく、超特急で引継ぎ資料の補完や追加、説明が必要なところを説明していくという忙しい一日が過ぎていく。
弁護士の件は、先に脅しをかけられていたのだ
ネガティブキャンペーン、はじまる
< 退職まで 19 日 >(実質 3 日)
●この道を行けばどうなるものか 私が入社してから数えて、ざっくり60番目くらいの退職者となる。3年で60人、1年で20人を見送ってきた。離職率としては高い方であろう。
数多の退職者たちの9割は、社長直々のネガティブキャンペーンにさらされる。最初から喧嘩腰だった人間はともかくとしても、退職時期の交渉に従わなかったもの、有給消費を拒んだもの、副業を断っ
立ち去るものだけが美しい
< 退職まで 20 日 >(実質 4 日)
●視点 当たり前ではあるが、自分のことを自分の都合で書いている。よって、どうしてもバイアスはかかる。特にこういう誰かとの別れは、立ち去るものだけが美しいように見えがちだ。残されて戸惑う者たちは追いかけてこがれて泣き狂うようにしか描写はされない。
実際どうであるかについては、わたしにはわからない。それでも事情は全て話しをした。表面的には納得してもらっ
社長あいさつと副業の金額
< 退職まで 25 日 >(実質 5 日)
●社長との打ち合わせ打ち合わせというよりは、退職の挨拶という態だったのだが ― まあ非道い内容であった。曰く
・ 情シス後継者を探せなかったのはお前の落ち度だ
・ 100%引継ぎをせずに辞めるのは無責任だ。男じゃない。
・ 俺は凄いんだ。俺とは縁をつないでおいたほうが良い。
・ 12月から副業で情シスをやる?そんなことは聞いてない
・ 副業は有償でや
ワタシ 半分 部外者 デス
< 退職まで 28 日 >(実質 8 日)
●情シスが不在になるということ私のようないわゆる「ひとり情シス」がいなくなり、情報システム部門がなくなることについて考えるのは、私の立場でやっていいことではない。
腹案はあれど、もう数日で出社しなくなる身だ。何を言っても無責任にしかならない。求められれば意見は言うし提案もするが、それは私ではない誰かが実行しなければならないものになる。それは、前任者が
第一回:引継打ち合わせ
< 退職まで 34 日 >(実質 12 日)
●引継ぎ打ち合わせようやく、ようやく引継ぎの打ち合わせが行われた。結果から言うと、私の受け持ちは73項目中44となった。外見上だけでも数が減るのは良いことである。
とはいえ、これらは12月も私が副業という形で関わる場合の話になる。
本当に副業をする場合のこちらの条件を提示したが特に反応がない。数時間経って来た回答は「週末に協議して来週再度話し合い
評価とはいったい・・・うごごご!
< 退職まで 41 日 >(実質 16 日)
●評価面談弊社では、評価面談というものが行われる。
上司(あるいは、上司ではない偉い人)から評価を下され、これまでの説教と来期に期待することをなんとなく伝えられる、そんな面談である。
管理部門は、特別なことがないかぎり「5段階で言えば3」の評価となるのが常だ。今回の私の評価は2。下から2番めだ。
表向きの説明は、業績が悪くなったからということだ