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お菓子ってもしかして、永遠の共通話題なんじゃない?

本日テレビでお菓子総選挙なるものをやっていた。
そりゃ、見ちゃうよね。お菓子大好きだもの。
「隣の部屋がコンビニだったら良いのに・・・」って、どこでもドアがあれば全て解決する願いを呟きながら、楽しませていただいた。

登場したお菓子は、ほとんど全部一度は口にしたことがあるもので、食べたことがなかったとしても、見たことはあるといったメインどころばかり。
そしてふと思う。メインどこ多すぎだな・・・。
つまり、日本にはそれだけ美味しくて、慣れ親しんでいるお菓子がたくさんあるということなのだろう。

年齢を重ねると体型や健康を気にして、昔みたいに欲望のままお菓子を食べることは無くなってしまった。
そのせいか、久々に見るパッケージなどもあって、テンションが上がる。

テンションを上げながら、思い出話に花が咲く。
小さい頃、弟とボーロを分け合って食べる時、数をうまいことチョロまかして、私の方が毎回多く食べていたこととか、修学旅行に先生に見つからないようお菓子を持ち込んで、夜中恋バナのおともにしたこととか、部活帰りコンビニに寄ってお菓子を買ってから帰路についたこととか、お菓子にまつわる思い出は尽きることがない。

大きくなるにつれて、あまり見かけなくなってしまったお菓子もある。
私が小さい頃大好きだった、ブルボンから発売されている「きどりっこ」もそのひとつだ。
ウサギちゃんとクマちゃんの可愛いイラストパッケージで、当時は正方形の箱に動物の形をしたビスケットクッキーが入っていた(と思う。あくまでも私の記憶の中では)。動物の一部分が色付きのクッキーになっているのが嬉しくて、毎回ニマニマしながら食べていた。

大人になって、あまり見かけなくなってしまったのだが、以前一度偶然発売している場に遭遇した。その瞬間、周囲に人がいることも忘れ声を上げてしまった。正方形だったはずの箱は、長方形に変わっていたけれど、それは間違いなく「きどりっこ」だった。もちろん、購入した。

私が小さい頃は、まだ辛うじて駄菓子屋というものがあった。
同年代の友達や自分より先輩の方々と話す時、駄菓子のネタは通じるが、最近の子達は、the駄菓子というものをどこで購入するのだろう?
アミューズメントパーク的なところだろうか?それとも、もうあまり食べたりはしないのだろうか?

確かに、駄菓子よりも美味しいお菓子はたくさんあるし、体に良いお菓子もたくさんあるのだけれど、駄菓子という一種の文化がこのまま廃れていってしまうのは、なんだか悲しい。
100円玉硬貨を握り締めて行く駄菓子屋は、小さい私にとっては身近なテーマパークのようなものだった。100円という限られた範囲の中で、いかに自分が満足のいく組み合わせをするか、一所懸命計算しながら駄菓子で溢れる店内を行ったり来たりしていた。あの、乱雑に所狭しと置かれた駄菓子たちは、あの頃の私にとっては宝の山だったのだ。

ああ、夕飯も食後のデザートもしっかり食べた後だというのに、お腹が空いてきてしまった。お菓子のことを書いていたら、次から次へと頭に浮かんでくる。

占いが出来るチョコレート、大人の真似ができるシガレットラムネ、爪楊枝でさして食べるフルーツグミ、お姫様気分が味わえる宝石キャンディ、カラフル色のゼリーたち。

良いな。お菓子って。
なんか幸せな気分になる。
そりゃ、泣いてる子供だってお菓子渡したら泣き止むわけだ。
魔法のアイテムだね。

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