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今おすすめしたい日本の島旅

(2024.01.14更新)

何千もの島の集合体、日本

って面白いですよね。
私の生まれ育った大阪府も本州という島の中にあるひとつで、「大阪」といえば、癖の強い方言、県民の気質、安くて美味しい食文化。私はこの土地が大好き。

韓国旅行に行った際、買い物中にお店の人に
「日本人?日本のどこから来たの?」と聞かれ「大阪」と答えると、「アァ…大阪のアジュンマ(おばさん)怖い」と言われたのを覚えています笑

「大阪のおばちゃん」というと日本ではパッとイメージ出来るほどキャラが確立されていますが、その範囲をどこまで広げてるの?、と一緒に旅行した友達と笑ったのが良い思い出です。

日本はこんなに小さな島国なのに、北から南で気候、食、文化、少しずつ違っていて個性的で…
沖縄県なんて、本島・石垣島・宮古島などは、それぞれの島で方言が全く違っており、県民同士でも伝わらないそうです。

「日本の島旅」は新しい発見ばかり。古き良き日本を感じられたり、異文化を感じたり、はたまた最新の観光スポットが生まれていたり。私は島に訪れるといつもドキドキ、わくわくするのです。

今回はそんな島について。

◆淡路島(兵庫県)

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明石海峡大橋

関西や四国民にとっては身近な島で全国的にも知名度の高い淡路島ですが、私が幼いころは淡路島は自然の多い島、テレビで流れる「ホテルニューアーワージ~」(関西人あるあるでよく出てくるCM音楽)のイメージくらいで、取り立ててお話する場所ではありませんでした。

ところが。

淡路島はここ数年で大きな進化を遂げていました。
福岡・糸島を彷彿するオシャレなカフェが激増したり、アニメやゲームとコラボした広大な公園が「ニジゲンノモリ」として観光スポットと化したりなど、今や話題の中心地。

私は「ニジゲンノモリ」でドラゴンクエストのゲームにチャレンジしたことがあります。

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※ドラクエは未プレイです

ニジゲンノモリドラクエ:
https://nijigennomori.com/dragonquestisland/

入場料が大人3,400円~、こども1,400円~(2024.01現在)
街の中を歩き回り、街の人に声をかけて依頼をクリアしてモンスターと戦って...まさにRPGの実写化。最初に職業選べるのもオタクとしてはうれしい(笑)

難易度は低いので世界観を楽しみたい人、ファミリーやグループで行くとわいわいできておすすめ。私はドラクエ未プレイでしたが十分楽しめました!

建物はかなり狭いのでベビーカーや小さな子どもを抱えて周るのは大変ですが、小学生くらいなら十分に楽しめるかも。大体所要時間は3時間くらいのようです。

そのほか、ゴジラだったりクレヨンしんちゃんだったりNARUTOだったり、世界観を楽しめるものがたくさんあったので、また行きたい。
どの世代でも楽しめる作品が集まっているのが良かったです!

◆石垣島(沖縄県)

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フサキリゾート内の桟橋

石垣島は「アクティブに観光派」におすすめしたい島ナンバーワン。

石垣島の周辺には小さな島々があり、総称を八重山諸島と言うのですが、旅客機が常時離発着している空港は「新石垣空港」のみで、各島々に行きたいときはすべて石垣島を起点として船で動きます。それがまた、いい。

代表する島としては
・沖縄の原風景で赤瓦の屋根の集落が未だに残る「竹富島」
・世界自然遺産として注目を浴びる亜熱帯の島「西表島」
ですが、人よりも牛が多い島があったり、朝ドラの撮影地があったりと、その他の島も個性豊かで素敵。

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西表島では海を渡る水牛車に乗ることができる

到着した日は石垣島を観光したりまったりすごして、翌日はまるまる1日使って島めぐりの観光コースに参加するのが私のおすすめで、過ごし方については別で記事を書いてます...!

アクティビティが好きな人は、西表島のマングローブSUPや、キャニオニングもいいかも。
西表島で1日トレッキングして次の日に全身筋肉痛で満身創痍になった女がそれでもおすすめします。

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亜熱帯での1枚は爽やかなワンピースにしたくて購入しました

ちなみに「きれいな海で存分遊ぶ」ことが目的の場合、島旅なら同じ沖縄の宮古島もいいです!
石垣島の海も十分きれいですが、目的に合わせて島を選ぶとしたら、
・観光派/グルメ派=石垣島
・マリンアクティビティ派/リゾート感派:宮古島
をおすすめしたい。

◆五島列島(長崎県)

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五島列島の海は、沖縄のようにきれいです。

2022年朝ドラの舞台になった「五島列島」は、大人の島旅に抜群にイイ。

最近注目されはじめて、正直どこにあるかわからないと思っている方も多いですが、五島列島は長崎県!福岡や長崎から、ORC(オリエンタルエアブリッジ)のフライトです。

驚くべきは海のきれいさ…!
沖縄のようにきれいな海なのに、沖縄よりも観光客がとても少ない。
ゆったりと過ごすことが出来ます。そしてこの島は九州。

ということは、「ごはんが美味しい」

景観良し、食事良し、旅行先として不足なし。
食事は、魚、お酒、うどん、どれもめちゃくちゃおいしい。
特に「五島うどん」が有名で、地獄炊きと呼ばれるグツグツと煮立った鍋から直接取りアゴ出汁のつゆにつけて食べるんですが、これがまた最高で。

観光としては「教会めぐり」を推しています。
世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に含まれる建物、「頭ヶ島天主堂」は見どころのひとつ。

※余談ですが、キリシタンについては長崎市の大浦天主堂にあるキリシタン博物館が勉強になるのでおすすめです!!

五島列島には外観も雰囲気もまったく異なる教会が数多く建っていますが、それは立派な教会ではなく、身をひそめるように静かに建つ教会ばかり。
その姿に迫害を受けながらもなお信仰を守り続けてた歴史を感じます。

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頭ヶ島天主堂は事前に連絡を入れないと見学ができない場所

観光地としては発展途上の島で、いわゆるハイクラス・豪華なリゾートをはじめ、ホテル数自体もかなり少ないのでそういった滞在を目的にすると物足りなく感じるかも。

歴史や文化に触れ、美しい景色を眺めながら、美味しいものを食べて、ゆったりと過ごしたい。そんな旅行をお求めの方にはぜひおすすめしたい島。


今回3つの島を紹介しているんですが、この記事を書いたのは2021年で、2022年にはじめて佐渡島(新潟)に行ったんですよね。
そこも本当に良かったので、いつか時間のあるときにこのリストにいつか加えたい…

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