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日々の暮らし

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移住した日々の暮らしを日記にしています
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#田舎暮らし

【2-37】急激な冷え込みはキツイ(~612日目)

【2-37】急激な冷え込みはキツイ(~612日目)

冬越しの準備

つい数日前まで半袖で過ごしてたと思ったのに、急激に冷え込んできた。
数日で10度以上の気温の変化に、身体がついていけずに悲鳴を上げる。
小鹿野町に来てから3回目の冬。
この寒暖差のお陰で見える綺麗な景色や美味しい食べ物もあるけど、身体がしんどいのには、いつか慣れるときは来るのだろうか。
実際にずっとここで暮らしている人が寒暖差に慣れているというより、過ごし方を知っているんだと思う。

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【2-36】泣きっ面に鹿(~605日目)

【2-36】泣きっ面に鹿(~605日目)

ミツバチに刺されると

養蜂二年目。
グローブを付けずに素手で作業をするようになった。
というのも、手袋付けてると、どうしても指先の感覚が鈍くなってしまう。
結果ミツバチを指でつぶしてしまったり油断して荒っぽい作業の仕方になって怒らせてしまう事を繰り返していた。
荒っぽくなることで、結局作業中以外でも追いかけまわされたり刺されたりしてしまうから、それならば丁寧に向き合った方がいいかなと。
そんなわ

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【2-35】もう11月なのに…(~598日目)

【2-35】もう11月なのに…(~598日目)

もう11月に入るっていうのに、日中20度を超えて半袖でも少し作業をしたら汗をかく。
秩父の寒暖差は激しく、朝は10度を下回る。
人間の身体は、一年も同じ土地で過ごしたら慣れてきそうなものだけど、どうなんだろう。
ミツバチは…というと。

オオスズメバチ襲来

週末に思い切ってトラップを外し、2日後。
巣箱の前に大量のミツバチ達の死骸が。
近くにオオスズメバチが飛び回っている。

去年に比べてオオス

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【2-34】手間と時間と一生と(~591日目)

【2-34】手間と時間と一生と(~591日目)

手間をかけること

姫胡桃の実が落ちている。
実の部分を足で踏んづけると、中から胡桃の種が出てくる。
この種の中の核の部分を食べるわけである。
普段は、食べられる部分だけになっているものしか目にしてこなかったけど、せっかく落ちている山の恵みを頂いてみることにした。

実を拾い集めて、種の部分を持ち帰る。
周りの果肉の部分を使い古しの歯ブラシで綺麗に洗い落として、乾燥させる。

近所のおじさんが教え

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【2-33】いちいち哲学する思考回路(~584日目)

【2-33】いちいち哲学する思考回路(~584日目)

女王蜂の行方

日増しに寒くなってきて、冬越しに向けて群れの整理をしたいところ。
本当ならば、今の時期に冬越しの群れ(ウインタービー)をしっかりと形成して安心して冬を越したい。

ところが。やはり夏の間にダニをやっつけきれなかった影響が出てきてしまって、崩壊寸前の群れもちらほらある。
いくら女王が産卵しようとしても、育成できるだけの働きバチがいなければ、群れは縮小していくばかり。

女王がいなくな

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【2-32】夏から冬にワープしたんかな(~577日目)

【2-32】夏から冬にワープしたんかな(~577日目)

模様替え

片づけが上手な人は、物の「定位置」を決めることができるらしい。
それでいうと、私は片づけが上手ではない。
一度場所を決めても、もっといい場所があるのではないかと、あーでもないこーでもないと動かし、結果在庫があるのに無いと思って同じものを購入するのは日常茶飯事。
その代わりと言ってはなんだけど、部屋のレイアウトをしょっちゅう変えるので、隅にたまりがちな汚れや埃は少なくなる。

死ぬほど暑

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【2-18】女王誕生(~481日目)

【2-18】女王誕生(~481日目)

七夕生まれの姫

苦労した採蜜から、およそ一ヶ月。
あーでもないこーでもないと、移虫した王台の成長を観察しつつ、ミツバチ達と向き合う日々。
山の師匠たちのところに挨拶がてら、様子をうかがいに行くと、
「分けてやるから、巣箱持ってきな~」
とお声がけいただく。

…車に巣箱が2箱。
これじゃあタイミング良すぎて、まるで群れを分けてもらいに行ったみたいではないか。
本当にたまたまなんです…。毎日巣箱を

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