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【2-37】急激な冷え込みはキツイ(~612日目)

冬越しの準備

つい数日前まで半袖で過ごしてたと思ったのに、急激に冷え込んできた。
数日で10度以上の気温の変化に、身体がついていけずに悲鳴を上げる。
小鹿野町に来てから3回目の冬。
この寒暖差のお陰で見える綺麗な景色や美味しい食べ物もあるけど、身体がしんどいのには、いつか慣れるときは来るのだろうか。
実際にずっとここで暮らしている人が寒暖差に慣れているというより、過ごし方を知っているんだと思う。

凍った

そんなこんなで、ミツバチ達も徐々に冬を迎える準備を進めていく。
夏の暑さのせいか、秋がほとんど感じられなかったせいか、オオスズメバチの襲来が止まらない。

デカいのよ…


トラップを外して巣門を狭くしたり、巣箱周辺を綺麗にしたりしたいのに、あの重低音の羽音が周辺を飛び回り、仕掛けた粘着シートに引っかかる。
粘着シート方式は、シートは再利用できないので予算がかさむし、ミツバチも引っ付いちゃうので困るし、何よりなんだかとても非道な事をしているような気になるので、あまり好きではないけど、仕方ない。
どうやら養蜂場周辺に巣があると見えて、去年と比較するとかなり大量に飛んでくる。
スズメバチだって、冬越し前に食料を集めたいわけなので、必死。
粘着シートに引っかかってもネチネチを付けたまま逃げて、巣箱にとりついたりする。
一匹ずつ誘拐されるのは致し方ないとしても、集団で襲われるのは勘弁。
いつまで飛んでくるのやら…。

巣門の周りのミツバチ

畑も食べ物も冬の準備

楽しみにしていたレモン。
実がついて喜び勇んでいるけれど、正直これはチュートリアル。

黄色くなった

去年育てて出荷してくれた人の成果をそのまま移動しただけなので、小鹿野の寒さでこの木が冬を越えられるかが勝負。
地面の周囲を枯れ草で囲って、木にシートを巻き付け寒冷紗で囲う。
今年の冬を越えてくれれば、来年希望が見えてくるものね。

どうかご無事で

お世話になっているおやじさんが、もみ殻を運んできてくれたので、早速畑に撒きまくる。
先日の風で吹き飛ばされた大量の落ち葉も混ぜ込んで、黒マルチをかける。

疲れたー

これで来年までそのままにしておいて、来年はもっと上手に野菜を作れるようになるんだ!楽しみ~。
そしてもみ殻で、サツマイモの保存。
さつまいもは寒さに弱いので、部屋の中の水まで氷る季節を乗り越えられるか心配だけど、これでチャレンジしてみる。

どうか、ご無事で

さつまいもが無事に冬を越えられたかを確認する前に食べきる説が有力ではあるけれど。

干して置いた胡桃も、中身をせっせと取り出す作業。
水につけてから、フライパンで炒って、ちまちまちまちま。
胡桃の殻も再利用すべく、ムフムフと考えるのが楽しい。

まだまだ終わらぬ

天狗の台所

最近は、YouTubeやらTverやら、テレビでオンタイムで見られなくてもみたい動画を見られるサービスがたくさんあって、見たい番組の時間にテレビの前にスタンバイする必要もなく、とても便利。

連続ドラマは、決まった時間に拘束されるのが苦手であまり見なかったのだけど、そんなサービスがあるので気になるものを見るようになった。
今、BS-TBSの『天狗の台所』というドラマを見ている。
このドラマの中で行われている日々の暮らしが、今の自分の暮らしに近い部分もあって、グッときてしまう。
都会がいいとか、田舎がいいとか、そういうことじゃなくて、どんな場所にいても、そこで楽しみを見つけて暮らしていければ、それは幸せなことなのかな~と思ったり。
自分で自分を楽しませることができますように。

今年は少し寂しい色合い



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