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【2-32】夏から冬にワープしたんかな(~577日目)

模様替え

片づけが上手な人は、物の「定位置」を決めることができるらしい。
それでいうと、私は片づけが上手ではない。
一度場所を決めても、もっといい場所があるのではないかと、あーでもないこーでもないと動かし、結果在庫があるのに無いと思って同じものを購入するのは日常茶飯事。
その代わりと言ってはなんだけど、部屋のレイアウトをしょっちゅう変えるので、隅にたまりがちな汚れや埃は少なくなる。

死ぬほど暑かった夏を越えて、秋の気配にわくわくしたのもつかの間、朝晩冷え込むようになってきた。
まだまだ夏仕様の部屋のままだったのに、慌てて毛布を引っ張り出す。
ついでに、部屋のあちこちを掃除し、模様替えをする。
年末年始の大掃除は、気持ち的には新年を綺麗に迎えたいって感じだけど、実際は季節の変わり目に掃除をした方が、効果的だよな~。

木の粉で、真っ白になる
よく見るとあちこち埃すごいな

冬仕事のダリアブロック作りも本格化に向けて、作業場周りの整理整頓。
台所も…と思っていたら、お気に入りの土鍋が落下して割れてしもた…泣

ノウ…

こうなったら、ただでは起きないぞ!!
ってなわけで、再利用すべく、バラバラにしてやったぜ!!!

叩き割った

風呂場の修繕

お借りしている家の風呂場、元々内側の壁が無くて土間に薪釜と湯舟が置いてあった。大家さんと近所に住む大工さんのご厚意で風呂場の壁や入口を取り付けてくれたので、普通にお風呂に入れるようになった。

排水溝がなー

冬を越え夏になり、毎度気にはなっていたものの過ごせるからまあいいや、と放置し続けた風呂場の床。
気温10度を下回る前に、この床をなんとかしたい。
セメントとモルタルの違いもわからず、床の防水ってなに~って感じだったので、YouTube見たり詳しい人に聞いたりしてお茶を濁していたけど、いい加減手をつけたい。
しょっちゅうホームセンターに行っては、セメント売り場の前で腕組をし、「今回は下見だけだが、次は本気で買うんだからな」
「安い店を探しているだけなんだからな」
などと、心の中でセメントに対して喧嘩を吹っ掛けながら、購入する勇気が出ずにいた。

おっもっ!

養蜂場や畑もそうなんだけど、ある程度のサイズを超えると、急に日和ってしまう。
台所の床を修繕したときも同じだった。
やればいいだけの事なんだけど、一歩踏み出すのをビビる。
手元でできることについては割とすんなり始められるから、費用の問題でもなくて、この踏み出しビビり症が発症するのは、サイズ感なのかな。

風呂場の修繕は、来週以降。
どうなるかわかないけど、お楽しみだい。

熊が出た

町内放送でクマ出没のお知らせ。
第二養蜂場の近くではないか…。
すぐにでも見に行きたいところだったけど、夜だし出くわしたらかえって危険なので、とりあえず一晩待機。
翌朝、明るくなったころ祈るような気持ちで養蜂場に向かう。
被害が無い事を確認して胸をなでおろす。

熊よけの電柵もしてあるけどな

都市型養蜂というものもあるし、飼育方法を工夫すれば山の中じゃなくてもミツバチを飼育することはできる。
私は、ここで採れた蜂蜜の味がとんでもなく美味しく感じていて、山の花の力のお陰なんじゃないかと思っている。
はちみつは採れた場所によって味が違う。
まさに、その土地の味になると思う。

野良ミツバチ

今は、この土地の味が気に入ったから、この土地で養蜂を続けたい。
熊の被害もある地域で、リスクも大きいけど、熊の被害が無い場所に移動すればいい、というわけにはいかないのは、そういう理由なのだ。

熊に罪はない。
生き物を殺生するな、という人の気持ちもわかる。
だけど、熊も鹿も猿もいないところで、農家さんたちがどんな風に作物を作っているのかも知らずにそれを言っているのなら、それは違うと思う。
コンクリートに覆われた街も野生動物が住む田舎も、空は全部繋がっているのを忘れずにいたい。

この空よ

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