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【本/嶋村吉洋/うまくいくリーダーだけが知っていること】仕事ができる人の細部までのこだわり📝

こんにちは!

住谷知厚です。


先日は嶋村さんの本の中から嶋村さんが大事にされている仕事観について書かせていただきました。
今回も同じく嶋村さんの著書「うまくいくリーダーだけが知っていること」の中から嶋村さんの大事にされている仕事観についてお伝えしていきます。

もし前回のブログを読んでいない方がいましたら、ぜひこちらからご覧ください。


皆さんは「神は細部に宿る」という言葉をご存知でしょうか。
「細かい部分までこだわり抜くことで、全体としての完成度が高まる」と解釈される言葉です。

僕はいつも間近で嶋村さんの仕事を見させていただき、細部までの”こだわり”から学べることがたくさんありました。
そしてその1つ1つの「こだわり」は小さいことかもしれないけれど、それが大きな結果を作るということを目の当たりにしてきました。


自分がやるべき事と仲間に任せる事を明確に分ける

写真ACより出典

嶋村さんは様々な法人やコラボレーターの方々と多数のプロジェクトを立ち上げて、事業の拡大を続けられている方です。
ここまで拡大できた結果の原因には、リーダーとして次に挙げることを大事にされているからだと思います。

・忙しすぎるリーダーにならない

仕事ができる人に共通するイメージとして「忙しすぎること」が挙げられます。
仕事や時間に追われ、何もかも抱え込んでしまうことがありがちです。
リーダーの立場の人間が忙しすぎると、自分の仕事で手いっぱいになり、結果としてリーダーとしての役割が果たせていないことがあります。

・誰でもできることは決してやらない

嶋村さんは新しい法人を立ち上げる際、必ず任せられる人を配置します。
法人・プロジェクトの立ち上げと、タスクのボールを投げる人は常にセットです。

他にも、嶋村さんは車の運転や税務業務も自分ではされません。
運転や税務業務は自分にしかできないことではないと考え、移動はタクシーで済ませ、税務は税理士の方に仕事を任せています。

こうしてやるべきことを取捨選択すれば、法人やプロジェクトが増えても、期限通りに全てを前進させることができるそうです。

「組織の大きさと自分の作業量が比例したら失敗である。」
嶋村さんはそう考えられています。

僕もリーダーのやるべきことは”考えること”と教わってきました。
全体の拡張の為に、進むべき方向を見定めてることがリーダーの役目です。

嶋村さんのように、小さな工夫の積み重ねをしていくことで自分のやるべきことに集中できます。
自分がやるべき事と仲間に任せる事を明確に分けることで、結果として全体の拡張に繋がるのです。


「相手の立場に立つ想像力」の有無で差がつく

写真ACより出典

嶋村さんは細部までの気遣いが徹底されている方です。
本には気遣いの例として、2つの伝え方の工夫が書かれていました。

1.フード配達員への伝え方

フード配達員によるネットへの書き込みが話題になっていました。
注文をしたお客さんで一軒家に住んでいる人の多くが、「白のBMWが停まっている家です」「黒のアウディが停まっている家です」などと書いてくるが、車に興味がないからまったく意味がわからない、という内容です。

車に興味がない人にとっては、車の名前を出されても中々伝わらないと思います。
一方、車に興味がある人にとっては、分かりやすく伝えているつもりかもしれません。
「自分の発言が相手に伝わるか?」「自分の発言で相手が何を想像するのか?」をイメージできるかどうかが、伝え方の気遣いの大きな要因かもしれません。

この相手の立場に立つ想像力を持つことに対して、努力をしている人が”仕事ができる人”の特徴だと思います。


2.初対面のホテルでの待ち合わせ

まだ会ったことのない相手から、「このホテルのラウンジでお会いしましょう」と指定されて、ラウンジに入店したとします。
「先に入ってお待ちしています」と連絡をしてくれても、こちらはその人に会ったことがないので、どんな容姿の人なのかもよくわかりません。
行ってみたら、ラウンジは案外広くて人も多く、その人っぽい年齢層の人も数名います。
その状態で、ラウンジのウェイターさんに、「◯◯さんという方と待ち合わせているのですが……」と伝えると、その方が、「◯◯さんはいらっしゃいますか」と聞いて回ってくれる。
すると「はい、私です」などと待ち合わせの相手が当たり前のように応える。

そんな人に出会う度に、他人事ながら勝手に心配してしまうそうです。
先の例のように、初対面の相手の立場に立つ場合、次のように伝えるのではないでしょうか?

相手「先にラウンジに入りました。お待ちしています」
自分「了解しました。私はグレーのスーツに赤いネクタイをしていますが、どのような格好をされていますか?」
相手「白い開襟シャツです」

上記のように、あらかじめ自分だと分かってもらえるように、その日の服装や容姿を伝えておきます。
このように伝えるための小さな工夫をしていくことで、時間の削減にもつながります。


最後に

嶋村さんの本を読んで、改めて仕事に対する前提を学ぶ時間になりました。

  • 自分がやるべきことと仲間に任せることを明確に分けること

  • 相手の立場に立つ想像力をもつこと

リーダーとしてやるべきことを取捨選択することで、自分の時間に余裕が持てるようになります。
さらに時間に余裕ができることで、相手の立場に立つ想像力を膨らませる時間も確保できると思います。

僕も先述した仕事観を真似しながらより多くの方々とコラボレートして、夢の実現を応援していきながら、世の中にワクワクを届け続けます。


それでは今回はこの辺で♪


〈参考〉
◆銀座で「松屋」は牛丼屋?百貨店? ひと言で判明「仕事ができる人」と「できない人」の違い | 幻冬舎ゴールドオンライン

◆神は細部に宿る、その意味や由来は | 余白の詩学

◆うまくいくリーダーだけが知っていること | ワクセル Official Web Site

◆嶋村吉洋/ベストセラー作家/オリコンなどの大株主/映画プロデューサー/投資家/ワクセル主催者|note


住谷知厚(すみたにともひろ)

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