マガジンのカバー画像

【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲

11
飽き性な私が唯一続いている夫との仲について、出会った頃の出来事と感情(13年前の記憶)を言葉にしてみています。全11話。
運営しているクリエイター

#パートナーシップ

【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲⑦〜整うバランス〜

【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲⑦〜整うバランス〜

前回のあらすじ

イベントの抽選が当たり、迷うことなく彼を初めてのデートに誘ってしまった私は、自分の行動力に驚いていた。

バランス社会生活を送る中で人間関係はついて回るもの。
当たり前だけれど、他人と関わるのだから、自分のバランスを崩される時もある。
もし、他の誰よりも、あるいは一人でいる時よりも、自分自身が心地良いバランスになると感じる相手がいたら、それはソウルメイトなんだと思う。

初デート

もっとみる
【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲⑥〜デートの誘い方〜

【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲⑥〜デートの誘い方〜

前回のあらすじ

先輩たちと合流した夜、彼とは「新しいことをやろう」という話になった。

デートの誘い方別にどっちがデートに誘ってもいいと思う。
2人で心地良い時間をつくってこそ。
お誘いを待つ必要はないし、待たせる必要もない。
お互いの思いで成り立っているのだから!

さて、「新しいこと」の企画会議は、新学期の始まりとともにゆるゆると動き出した。

構想はあった。
まずは必要なことを箇条書きにす

もっとみる
【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲④〜急がない関係〜

【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲④〜急がない関係〜

前回のあらすじ

彼と両親が偶然ご対面。彼は走り去るところだったが、目が合うと一瞬立ち止まって会釈をした。

急がない関係
無理やり先を急ぐよりゆるやかに進んでみる。
自然のなりゆきに任せてみるのである。

行事が終わると、私たちはまた日常に戻っていった。

彼との間には特段何もなかった。
学校で毎週会うので、たまに話すくらい。
それぐらいがちょうど良いと思っていた。

けれど、私は彼と議論をした

もっとみる
【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲③〜いきなり両親に挨拶〜

【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲③〜いきなり両親に挨拶〜

前回のあらすじ

私たちはお互いのことをあまり知らないまま、振り分けられた役割分担でペアになり、初めての共同作業を無事終えた。

いきなり両親に挨拶
さて、共同作業で相手を知り、もし心地良さを感じたなら、早めに自分の親に会ってもらうと良いと思う。
仲が良い友人、ということが伝われば、十分。
ほんの一瞬でも、どんなシチュエーションでも良い。
偶然ばったり、というくらい自然が一番良い。

例の行事には

もっとみる
【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲②〜初めての共同作業〜

【唯一続いていること】出会って13年目の夫との仲②〜初めての共同作業〜

前回のあらすじ

俗世を諦めた仙人みたいな(恋愛回避型、とでも言っておこう)思考回路の私は、恋愛や結婚への願望がなかった。

初めての共同作業これは持論だが、何はともあれ、まずは相手と共同作業からはじめることがおすすめである。

付き合うとか付き合わないとかの話になる前、意中の人でもそうでなくても、まず最初に、という意味である。

それは13年前に遡る。
私も彼(のちの夫)も大学生。

同級生たち

もっとみる