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千思万考

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価値観の集積地として、日々考えていることを文章化し再構築していく場。
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#現代社会

ソーシャルメディア/SNSの受容から考える情報化社会における解釈・批評の余白について

東京ポッド許可局「お笑い当事者論」論(下記リンク)を聴いて考えたことをまとめました。
https://www.tbsradio.jp/articles/44035/

2011年3月11日、Twitterが家族や友人への連絡手段となり、被害状況の情報源となった。それらをYouTubeが保存し残す場所となった。

このコミュニケーション革命が我々に与えたものは何だったのだろう。

2011年以前はテ

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マクルーハンからの問いかけ ーー現代情報化社会におけるマクルーハニズムの探求ーー

マクルーハンからの問いかけ ーー現代情報化社会におけるマクルーハニズムの探求ーー

2015年12月 学士課程卒業論文

論文要約
 本研究は、今日の情報化社会において、メディア論の始祖ともいえるマーシャル・マクルーハン(1911-1980)の議論が、現在性及び有用性を有する理論であるのかという点を検討した。
 本研究において、マクルーハニズムとも言われるマクルーハンの議論を、現代社会の視点から再検討することで、流動的な現在のメディア環境を分析することを主眼とした。
 研究の内容

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コロナ禍で気がつけた"自由"ということ

コロナ禍で気がつけた"自由"ということ

先日、昨秋に書いた母校への寄稿文がサイトに掲載されていることを知り驚愕した。半年前文章からコロナ禍を通して、考え方が変化していたからだ。

私の母校は、自主自律を掲げ"自由な校風"というのが、人として自律していくこと、自らの手で何かを達成することを是として、代々派手ではない自由さを文化として形成していた(いたようだ)。

そんな中、私が高校三年生の時に附属中学ができ、高校1〜3年生と中学1年生とい

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