アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 *長編連載小説の10回目です。〈 はるかなるミンダナオ・ダバオの風〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~ 〈あらすじ〉 中城紫織(なかじょう・しおり)は、中城設計工房を主催している。ある日、中年の制服警官が訪ねてきた。〈ダバオに行った長男タツヤが過激派に拉致された〉とのこと。彼女はダバオの天羽(あまばね)へ連絡を取る。 フィリピン・ダバオ
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 *長編連載小説の9回目です。〈 はるかなるミンダナオ・ダバオの風〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~ 〈あらすじ〉 中城紫織(なかじょう・しおり)は、一級建築士で中城設計工房を主催している。ある日、事務所に中年の制服警官が訪ねてきた。〈ダバオに行った長男タツヤが過激派に拉致された〉とのこと。シオリは、ダバオの天羽(あまばね)へ連絡を取る。
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 *長編連載小説の8回目です。〈 はるかなるミンダナオ・ダバオの風〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~ 〈あらすじ〉 中城紫織(なかじょう・しおり)は、一級建築士で中城設計工房を主催している。ある日、事務所に中年の制服警官が訪ねてきた。〈ダバオに行った長男タツヤが過激派に拉致された〉とのこと。シオリは、ダバオの天羽(あまばね)へ連絡を取る。
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 *長編連載小説の7回目です。〈 はるかなるミンダナオ・ダバオの風〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~ 〈あらすじ〉 中城紫織(なかじょう・しおり)は、一級建築士で中城設計工房を主催している。ある日、事務所に中年の制服警官が訪ねてきた。〈ダバオに行った長男タツヤが過激派に拉致された〉とのこと。シオリは、ダバオの天羽(あまばね)へ連絡を取る。
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 *長編連載小説の6回目です。〈 ミンダナオの情念・ダバオからの風 〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~ 〈あらすじ〉 中城紫織(なかじょう・しおり)は、一級建築士で中城設計工房を主催している。ある日、事務所に中年の制服警官が訪ねてきた。〈ダバオに行った長男タツヤが過激派に拉致された〉とのこと。シオリは暗雲につつまれて、ダバオの天羽(あまばね)
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 *長編連載小説の5回目です。〈 ミンダナオの情念・ダバオからの風 〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~ 〈あらすじ〉 中城紫織(なかじょう・しおり)は、一級建築士で中城設計工房を主催していて、裁判所書記官の女史とイタリアンの夕食をし、指摘事項などの対案を考えてもらう。翌日、事務所に中年の制服警官が訪ねてきた。〈ダバオに行った長男タツヤが過激派
〈アナログ作家の創作・読書ノート〉おおくぼ系 エッセイ集発行!! *今月でNOTEに参加してから、三周年をむかえました。 これまで掲出したエッセイをまとめて、今月、〈エッセイ集〉を出しました。アナログどんはやはり紙本にしなければ、落ち着かないのです(笑)。 敬愛し、評をいただいている越田秀男先生(図書新聞同人誌評・文藝年鑑同人雑誌概観を執筆)から、特別寄稿〈エンタテイメント小説について〉をいただきました。 本は、はじめての横書き左見開きで、内容は、削除したものもふくめ、いま
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 *年末に開始した長編連載小説の4回目です。仮のタイトルは〈 ミンダナオの情念・ダバオからの風 〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~ 〈あらすじ〉 中城紫織(なかじょう・しおり)は、一級建築士で中城設計工房を主催しているが、不満をかかえたまま、裁判所書記官の女史とイタリアンの会食をし、指摘事項などの対案を考えてもらう。翌日の午前、事務所に中年
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 *新しい年をむかえました。年末に開始した長編連載小説の3回目です。仮のタイトルは〈 ミンダナオの情念・ダバオからの風 〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~ 〈あらすじ〉 中城紫織(なかじょう・しおり)は、一級建築士で中城設計工房を主催しているが、不満をかかえたまま、裁判所書記官の女史とイタリアンの会食をし、指摘事項などの対案を考えてもらう。翌
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 *新年にむけて開始した長編連載小説の2回目です。仮のタイトルは〈 ミンダナオの情念・ダバオからの風 〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~ 〈あらすじ〉 中城紫織(なかじょう・しおり)は、いら立っていた。彼女は、一級建築士で中城設計工房を主催しているが、建築確認申請がまたも差し戻しになったのだ。不満をかかえたまま、夕刻、裁判所書記官
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 イラスト・式 隆 *新年にむけて長編小説の助走をします。仮のタイトルは〈 ミンダナオの情念・ダバオからの風 〉といったところでしょうか。ハードボイルド・サスペンを意識しております。引かないで読んでくだっせ~
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 今般、九州文化協会主催の〈文学カフェin鹿児島〉が開かれ、40数人の文芸愛好家が集った。 講師は大道珠貴(だいどうたまき)さん、2003年〈しょっぱいドライブ〉で芥川賞を受賞した。九州文化協会は九州から芥川賞作家を輩出しようと設立された団体であり、現在まで村田喜代子、又吉栄喜、目取真俊、大道珠貴の四人の受賞者を輩出している。現事務局長も自身の任期の間に受賞作家を出したいとの熱い意気込みを語られた。 毎年開催さ
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 コロナの蔓延により、生活様式が180度転換したようだ。特に飲食店での宴会や懇談による感染がいわれたので、外食の機会がほとんどなくなった。 流行が下火になってマスクも自由になったが、一度ついた感染防止の習慣は何となくぬけなくて、いまだに多人数との接触が多い外食には気を使う。 そこで、自宅でこじんまりと懇談、飲食しようとなり、友を招くこととして、二、三ケ月に一度ほど、拙宅で食事はいかがとお誘いをするようになっ
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 なにごとにつけても、突然に舞い上がる瞬間があり、それも一定の間隔をもって起こるように思える。 さらに素晴らしく良いことや反対に至極残念なことは、一定の波動をともなってくり返しているのだと感じる。舞い上がる山と滑り落ちる谷が、お互いに作用しあっているとは思えないのだが、なんらかの関係もあるようだ。 身近なところでの一例として、ホトケのような人と、云われる友人が東都にいる。彼の親切さは、他人がまねのできな
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 長い灼熱におわりを告げ、澄んだ青空の季節に変わった。 この澄んだ空に無限に吸い込まれて、自由に飛びまわり、遊びたいとの思いが飛行機へのあこがれであった。 オトコの子は、だれもが紙飛行機を隠し持っていると歌われるごとく、空へのあくなき冒険心は、いまだに続いている。 年少からの憧れが生じて飛行機オタクとなったが、キャリアは長く尾を引き、ソリッドやプラモデル製作から何とか実機に接近し、セスナのプロペラなどを手に入
アナログ作家の創作・読書ノート おおくぼ系 小説を書く者は、(アナログ作家も)概して人が好きで、いろいろな人生や、それぞれの生き方に興味を持つものだ。それで、取材という名目のもとに機会をとらえて人と接し、イベントや事件(?)に近づきちょっかいを出してしまう。 秋風がなかなか立たないなか、一ト月のご無沙汰で、パートナーとともに〈第139回霧島読書会〉へ足を運んだ。 読書会への参加というものが、これが、書く側の人間にとってはなかなかで、読者がどのよう