【究極のエビデンス2】「こんなに変わるんだ」睡眠障害を克服できた女性の実録。
昨日、あなたは、何時間眠りましたか?
いまや現代病となりつつある睡眠障害、その原因は、仕事や育児のストレス、更年期、食生活、生活習慣など多岐にわたります。
先日、半年ほど前から眠りや疲れのお悩みをサポートさせていただいた患者さんから、症状が改善した旨を報告いただきましたので、ご本人のご承諾のもと、そのポイントをご紹介したいと思います。
1.眠れない日々…
●岡野:山口さんの一番のお悩みは、睡眠障害ということでした。
どのような状況でしたか?
●岡野:それを機に、山口さんがご自身で改善するためにやってみたことはありましたか?
●岡野:山口さんは事務系のお仕事をされていますので、身体を動かす頻度と時間を増やしたことは、睡眠に大きな効果を感じなくても、身体にとっては確実に良い試みだったと思います。昼間の活動で溜まった脳や体の疲れを取ることは、人の睡眠欲求に繋がります。
2.功を奏した高濃度サプリ。2週間で効果を実感。
●岡野;お使いになったサプリの栄養素はとても的確な選択だったと思います。一体なぜでしょうか?
睡眠不足でお悩みの方は、「単なる疲れ」や「気持ちの問題」ではなく、
実は「副腎疲労」を起こしていることが多いのです。山口さんには、それを回復させる栄養素が必要でした。
まずは、この副腎疲労について少し解説しましょう。
副腎は腎臓の上にある小さな臓器で、ホルモンを産生する大切な場所です。
この副腎が分泌するホルモンのうち、私たちの体にとって大変重要なのが、「コルチゾール」という物質です。
このコルチゾールの分泌が低下、または不十分な状態を「副腎疲労」と言います。
副腎疲労が起こると
✅コルチゾールが正常に分泌しない
➡エネルギー不足で朝起きれない。
✅血糖値が下がり
➡脳のエネルギーが不足し
➡集中力やパフォーマンスの低下が起こってしまいます。
私が着目したのは、山口さんの「栄養状態」でした。どのような食事を摂られていましたか?
●岡野:実は副腎疲労を患っている人は、1日の中で、長時間きちんとした食事をされないことが多い傾向があります。
山口さんの場合、朝食がコーヒーのみでしたので、夕食を召し上がった後の食事は、翌日の昼食でした。翌日のお昼まで血糖値が低い状態が続くわけです。
すると、身体は血糖値を正常に維持するため、より多くのコルチゾールが必要になり、副腎にますます負担をかけるようになります。 そして、副腎疲労が進むと、夜間の血糖を正常に維持できなくなり、「夜間低血糖」が起こります。それを回復させるために、今度は興奮系のホルモンが分泌され、入眠や熟睡が難しくなるのです。
そこで、山口さんの副腎をサポートする栄養素を、サプリメントで補助的に入れるアドバイスをさせていただきました。まずは「高濃度のビタミンC」です。 下の表をご覧ください。人の組織の中で最もビタミンC濃度が高い場所のひとつに、「副腎」があります。つまり、副腎はビタミンCを非常に多く必要としているということです。
そして、同じく摂取されたミネラルとビタミンですが、例えば、5大脳内ホルモンのGABA(γアミノ酪酸)、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン、メラトニンが生成されるために必要になります。
特に、リラックス感を得るのに大事な物質、GABAは、アミノ酸であるL―グルタミンから作られますが、その時に、B3やB6などのビタミン、マンガン、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが必須となります。
また、眠りのホルモン「メラトニン」を作るためにも、同じくビタミンB群、鉄、マグネシウムや亜鉛などのミネラル、葉酸など、実は多くの栄養素を材料としているのです。
ミネラルやビタミンB群は、通常の食事で充分な量を摂ることは難しい栄養素なので、サプリメントでの補助は功を奏したと思います。
また、今回はいずれも高濃度・高配合のサプリメントを摂られました。様々なサプリメントが市販されていますが、分量が見落とされがち。実は少量を摂っていても、健康な方は良いですが、「何かの症状を改善したい」と思う場合、細胞に働きかけるだけの高濃度・高配合であることが、非常に重要なポイントなのです。
3.不眠解消に、「水素」が後押し。なぜ?
●岡野:サプリと併用して水素ガス吸入、理想的です。その効果はいかがでしたか?
●岡野:素晴らしい改善が見られたようですね。
水素ガス吸入は私自身も長年行っていますが、確かに入眠も早く睡眠の質が上がり、日中の集中力が上がっています。その理由を解説しましょう。
身体はストレスや食事内容、外的環境など様々な影響で、体内に「悪玉活性酸素」を産出します。様々な疾患の原因となる物質です。水素はこれを除去し、肉体疲労を軽減し、睡眠の質を上げてくれます。
悪玉活性酸素は脳の細胞にも到達しますが、水素は究極に小さな分子(抗酸化物質)のため、吸入後、普通の抗酸化物質は通れない脳の関所を軽く通過し、脳の悪玉活性酸素を除去してくれるのです。これも快眠の鍵となります。
さらに、水素吸入は自律神経のバランスを整える効果があることも研究結果として発表されており(慶応大学医学部 佐野元昭准教授)、これも眠りの質を上げてくれた要因のひとつです。
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「良質な睡眠」のためには、体に整えておくべき栄養素、それによって作られる正常な体内のコンディションが必要です。たかが不眠と思わず、お悩みの方は積極的に医師にご相談ください。
◆◆ 水素ガス吸入についての過去記事はこちら ◆◆
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