紫呉(シグレ)

小説とかシナリオとかを書いたり、粘土で動物を作ったりしています。

紫呉(シグレ)

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マガジン

  • 小説集

    投稿した小説を雑多に詰め込んでいます。

  • お風呂にしますか?

    創作BL小説『お風呂にしますか?』をまとめたマガジンページです。 pixiv・エブリスタ・fujossyでも公開しています。 あらすじ とある企業の人事部課長代理の香坂昭彦はこの春から恋人である青野渚とマンションで同棲を始めた。 忙しくはあるが家へ帰れば大好きな恋人がいる楽しく幸せな毎日。 しかし、その毎日の中で昭彦は渚のあることが気になり始め―― 二人がただただ、お風呂でのんびりしたり、たまにしんみりしたり、ラブラブしたりするだけのほのぼのプラトニックラブです。

最近の記事

一般職業適性検査を受けてきたよ

仕事を辞めて一年と一ヶ月ちょい。 若者サポートステーションでのんびり社会復帰を目指し中です。 気分変調症もだいぶ調子が良いのか活動的になれてるので、お仕事始めようとサポステに通い始めたわけですが、 「自分がしたい仕事も全くわからないし、自分に合った仕事も全くわからない……」 ということで、担当さんに相談してサポステにて適性検査を受けてきました。 テスト内容も結果もけっこう面白かったので、覚書きとして実録日記を残しておきます。 「適性検査とはなんぞや!」「その対策法とは!

    • 先日は中秋の名月だったので私が好きな天野月(子)さんの曲を語る

      中秋の名月でしたね! 私はチラッとしか見ていませんが、大きくて綺麗なお月様を見て訳も無く興奮してしまいました。 綺麗な月。神秘的な月。 そんな月を見ていると思い出すのが、一人のシンガーソングライター――今回語らせていただきます「天野月(子)さん」です。 noteで見つけた面白いお題を見つけたので、ここぞとばかりに天野月さんについて語りたいと思います! 天野月(子)とは天野月(別名:天野月子) ※この記事では便宜上、愛称のひとつである「つっこさん」で呼ばせていただきます

      • 雨音聴きながらつらつらと

        noteの更新をね、定期的にする癖をつけるためにつらつらと日記的な何かを書こうと思います。 前回のこの記事的な感じで綴っていきます。とりとめも無ければ脈略も無いよ。 今日も頑張って生きた気がする。たぶん。 というわけでつらつらスタートします。 本日のBGM新作来ちゃ~~~!!! というわけで大好きな「Forest of wing」さんの最新動画です。 今回は雨音ですね。雨音って録り方やシチュエーションによってこんなに変わるんだ……と当然のことを感じています。 一時

        • 石粉粘土で作った動物たちまとめ【1】

          前回、石粉粘土でオリジナルキャラクターの手乗りフィギュアを作った私は、石粉粘土で動物を作るのにハマっていた…… というわけで、作った動物のまとめ第一弾です! 八月中に作った子達です。 ウミウシちゃんズ 手乗りウミウシちゃん達。 シロタスキウミウシちゃんとシロウサギウミウシちゃん、ゴマフビロードウミウシちゃんの三匹です。 色づけも頑張りましたが、ゴマフビロードウミウシのふわふわ具合を表現するために表面を凹凸にしてみるなど工夫しました。 ハイエナくん 手乗りのブチハイ

        一般職業適性検査を受けてきたよ

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        • 小説集
          8本
        • お風呂にしますか?
          3本

        記事

          焚き火の動画を見ながらつらつらと

          気分変調症のせいか、はたまた別の要員か漠然とした不安で頭の中が一杯になったので、とりあえず処方して貰っている睡眠導入剤を飲んで、焚き火の動画をBGMに無理矢理頭の中をシャットダウンさせながらの執筆です。 日記のようなよくわからない感じの記事になりそうな予感が満々だけれど、たまにはこんな感じの記事も良いじゃないかと思いながら書きます。 本日のBGM「Forest of wing」さんの動画は作業BGMや睡眠導入BGMとして大変お世話になっています。 音声が良いし何より動画

          焚き火の動画を見ながらつらつらと

          紫煙はやがて涼風へ【オリジナルSS】

           夏の風が嫌いだ。  爽やかと呼ぶにはあまりにもぬるく、じっとりと湿気を孕んで、アスファルトの焦げた臭いを纏いながら、馴れ馴れしく頬を撫でる夏の風が、私は大嫌いだ。  と、まあ、そんなことを言いながらも、私は今日も茹だるほどに暑い夏の日の光が降り注ぐ、学校の屋上で一人座り込み、ぼんやりと空を眺めながら煙草の煙を口から吐いていた。美味しくもなんともない、唯々苦い煙を口から吐くたびに、体の中に溜まったドロドロとした気持ちや面倒くさい悩みなんかが煙に溶けて、外へ出て行くような。

          紫煙はやがて涼風へ【オリジナルSS】

          石粉粘土でうちの子の手乗りフィギュア作った話

          前回のあらすじ 長年一次創作沼にハマっている私こと紫呉は、うちの子グッズが欲しいあまり、オーダーメイド香水を注文し、その結果無事うちの子に狂うことが出来たのであった。 うちの子香水をゲットしてしばらくした後、私はある発作に襲われました。 もっと、うちの子グッズが欲しい…… 出来れば、今度はちゃんとうちの子の形をしたものが欲しい…… そんな私に友人が一言。 「フィギュア、作っちゃいなよ!」 以前、樹脂粘土で某中国アニメ映画の黒猫ちゃんを作った友人からの一言に背中を押さ

          石粉粘土でうちの子の手乗りフィギュア作った話

          午後三時、無料のチキンとコーラ【オリジナルSS】

          「あ、当たってしまった」  私はSNS画面に表示された某コンビニからの「当りです! おめでとうございます!」というリプライを見つめながら手を震わせた。  よくある商品の無料交換券やら割引クーポンやらが当たるキャンペーン。SNSで友人達がこぞってキャンペーンに参加していたのを見て、私も少し前から近所にあるコンビニのキャンペーンに参加するようになった。  当たれば良いなと思いつつ、同時に当たるわけがないと毎日「ハズレです!」の文章を眺める。それが日課になっていた私も遂に当てて

          午後三時、無料のチキンとコーラ【オリジナルSS】

          お風呂にしますか?【3】【創作BL小説】

          「では、香坂くんには三原課長の代わりが見つかるまで、課長代理ということで! よろしく頼むよ!」  部長から告げられた突然の言葉に、私は思わず心からの「は?」を漏らしてしまった。 「課長代理!? つまり、こーさかさん、昇進ってこと? すごいね!」 「そうだったらよかったんだけどね……いや、よくはないんだけど……」  温かい湯が身体に溜まった疲れを溶かしていく。うっとりと眼を細め、ピンク色の湯を手で掬うと勢いよく顔を洗った。  今日のお湯はローズの香りだ。渚くんがいうには職

          お風呂にしますか?【3】【創作BL小説】

          うちの子のイメージ香水をオーダーメイドした話

          本noteは一次創作好き腐女子がうちの子イメージの香水をオーダーメイドした記録です。 うちの子をよく知る友人と通話しながらカウンセリングフォームを入力し、届いた香水を友人宅で嗅ぎハイテンションになる様子を書いています。 ※うちの子トーク多めです。 狂っているオタクが見たい方はそのままどうぞ! オーダーメイド香水を頼むに至った経緯どうも、創作BLメインで創作活動をしている腐女子です。 一次創作を初めて数年。生みだしたキャラクターたちにはわが子のように愛着を持っています。本

          うちの子のイメージ香水をオーダーメイドした話

          元気ではないけど生きている

          ふと思い返せば、全然noteを更新していないことに気が付いた。 なんだか、私のイメージ的にnoteって「きっちりした文章」「きっちりしたエッセイ」みたいなのが投稿されているイメージがあって、わざわざテキストファイルに文章を書き出して、それをコピペして、でやっと投稿みたいな感じで記事を書いていたけれど、もう少しフランクに日記を書く感覚で記事を更新しても良いのかも知れないと思った今日この頃です。 というわけで、今回は何も考えずつらつら書いていきます。 noteを始めて約三ヶ

          元気ではないけど生きている

          お風呂にしますか?【2】【創作BL小説】

           オレの名前は青野渚。「「なりたい」を纏う」をコンセプトにしたジェンダーレスファッションブランドのショップで働くアパレル店員だ。  このショップにはオレが学生の頃からアルバイトでお世話になっていて、その流れで有り難いことにこの春から「正社員」として採用してもらえた。新入社員として働き始めて一ヶ月と少しになるがやっぱり、バイトの頃に比べたらやることも責任も増えたなぁって感じる。  毎日、やってくるお客さんのコーディネートのお悩みを訊いて商品を紹介したり、新作を紹介したり、商品

          お風呂にしますか?【2】【創作BL小説】

          理想のベッド【オリジナルSS】

          「うわ、ひれぇベッド!」  高校三年生の修学旅行。宿泊先のホテルで自分たちの部屋に着くなり彼はそう絶叫した。部屋のほとんどを占めている二つのベッドは大の字になって寝られるほどの大きさであったと記憶している。長時間の移動で疲れ切っていた俺はゆったりと眠ることが出来るそのベッドに喜んだが、同室の彼はそうではなかったようで大げさに顔を歪めて腕を組んだ。  どうしたのかを訊くと、彼は深刻そうにこう言った。 「俺、狭い所じゃねぇと寝られんのんよ」  曰く、広いところで眠るのは落ち

          理想のベッド【オリジナルSS】

          お題「バレンタインデー」【創作BL小説】

          自分の執筆スキルを上げるため&クラウドソーシングサービスに掲載するのポートフォリオ作成のための「一時間で小説を書こうチャレンジ」第二弾。 今回のお題・執筆時間・文字数はこちら お題:バレンタインデー 執筆時間:一時間十五分(十五分オーバー) 文字数:2,997字 では、どうぞ! ========== 「野原くん、バレンタインのとき僕にチョコレートをくれないかい」  放課後。生徒が皆、いなくなってしまった教室で一人。クラスメイト達が提出した数学と国語のノートが積み上

          お題「バレンタインデー」【創作BL小説】

          お題「じゃがいも・玉ねぎ・にんじん」【創作BL小説】

          自分の執筆スキルを上げるため&クラウドソーシングサービスに掲載するのポートフォリオ作成のために「一時間で小説を書こうチャレンジ」を実施中です。 今回のお題・執筆時間・文字数はこちら お題:じゃがいも・玉ねぎ・にんじん(フォロワーさんから) 執筆時間:一時間半(三十分オーバー) 文字数:3,357字 では、どうぞ! ========== 「なにそれ」  ホームルームが終わり、荷物をまとめ竜樹の席へと向かった雅哉は竜樹の手にペンで書かれた文字を見つけ指を差す。竜樹は黒

          お題「じゃがいも・玉ねぎ・にんじん」【創作BL小説】

          お風呂にしますか?【1】【創作BL小説】

           私の名前は香坂昭彦。とある企業の人事部で働いているしがないサラリーマンだ。  三十二歳で一人暮らし。趣味と言える趣味もなく、毎日家と会社を往復する、何の変化も変哲もない毎日。  そんな平凡で平坦な日々に数週間前変化が起きた。  住んでいたワンルームマンションから1LDKのマンションへと引っ越した。そしてそこで―― 「こーさかさん! この荷物どこ置けば良い?」 「あぁ、それは私の私物だからこっちの部屋に置いておいてくれ」 「うぃーす」  恋人と同棲を始めたのだ。  十

          お風呂にしますか?【1】【創作BL小説】