眠くて半分おかしくて、なんか今満面の笑み

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ばいばいになってしまうのよ

タイトル未設定の下書きが溜まっていく。昇華しきれないまま中途半端に存在してしまうってそれは私のことみたいだけど生憎この夏は越えられそう 外が呪われているくらいにあつくても君の手のひらはいつも冷たかったね、一緒に観た映画のチケットはかばんの底でぐしゃぐしゃになって潰れていた すべて良くなくて、ねむることよりも先にしぬことを考えた日は、銀杏BOYZを聴いて泣きながら歩いて帰る。おうちに着いて、しずかに涙を拭って眠る金曜日 君が他人をどう愛したのか、どう触れたのか。知らないま

    • ねえ今頃泣いちゃってるんじゃないかな、七月七日はずっと暗いよ

      歪に折れまがった親指の爪まで愛してあげられるほど、私はお利口さんではない。口だけの愛を餌にして私を飼い慣らす君に依存しないと生きていけなくなった。 あ、くたくたな猫、日陰でとけてる わたし、もうこれ以上、何も、書けないかも よくわかんなくなって始発の電車に乗った時もそうだった。ねー、本当に価値、なくなっちゃった。女子高生の私が勝ちだね。制服、脱ぎたくなかった 窮屈なくらいがちょうどよくてまるでそれを締め付けるようなきつさ、で。 どんなにいたくされても最後に撫でられると

      • 先生

        試供品でよかった。このファンデーション、貴方と同じ香りがするから。 コロンが香るよりも至近距離で触れ合っていることすら夢だった 誕生日は私に関係しない日、トパーズの瞳、病的に白いその首元には、貴方に見合った不健康な色のネクタイ 女子高生って、人類史上最も扱い方が不明な生き物 くるしい〜って気持ちになっても、あまい言葉ひとつで魔法にかかってしまう! 未練がなくなったら、潮時なのかもしれない。夏を越えられなかった私は完全にいなくなった。 冷たいものよりも、温かいもの。ホットミ

        • ※ラブドールの死骸はスタッフが排水溝に流しました。

          ダークモードにしてください。 _______________ しんでください、おねがいだから 2:56 . 2024/05/04 君が見てくれなかった自撮りの行先を考えるので精一杯だし 3:00 . 2024/05/04 私を支配したいの?それとも殺したいの? 3:02 . 2024/05/04 どうせ終わっちゃうなら最後に叩いて、殴ってほしい、私がかわいそうになれるから。大切にされなくても大切にしてしまう私は充分かわいそうだったけれど、もっと、そう、本物がほしかっ

        ばいばいになってしまうのよ

          王子さまのいないシンデレラ姫、

          自分が何なのか分からなくなってしまった。 夜中、ひとりで食べるアイスは味がしなかった。 窮屈な日常から乖離するようにベットに仰向けになる。私を侵食する。 傷つくために生まれてきたわけなくて、幸せになりたくて生きているわけでもない。誰のために何をしたいかなんて考えたことがなかった。 ほんのり甘い卵焼き、あたたかかったな、私にかける言葉には愛情のあの字すらなかったのに 私って少女であることに縋って生きてきたからさー 14歳の時に観た映画、好きだった人の息遣い、かかとが潰れた

          王子さまのいないシンデレラ姫、

          ぜんぶ先生に重ねるのやめたいな、いっそのこと殺してくれないかなー

          いくら好きとはいえ、味噌ラーメンだけ食べ続けたらいつかは飽きるよね〜〜っ 一生少女でいるには、ある程度の妥協も必要だった。 例えば、23時に帰宅した夜はメイクシートだけで済ませる罪悪感すらも愛してあげなきゃいけないんだってこととか。 解いたリボンにしわだらけのワイシャツ、 かわいそうな私でいたいから体に穴を開けるなんて、一年前の私には考えつかないようなことだった。 小さな承認欲求を拾い集めてひどく膨らんだ自己顕示欲はどんな形であろうと醜いから 新居に広がる柔軟剤の香り

          ぜんぶ先生に重ねるのやめたいな、いっそのこと殺してくれないかなー

          少女Aの終焉

          制服を着ることがコスプレ扱いされるようになってからは世界がモノクロに変わり、ピンクでさえ色褪せて見えた。制服ピューロも制服えっちもせずに終わってしまった“女子高生期間”への未練や執着は人並みではないことなんてわかっていた。 女子高生として息をするだけで嫌な大人たちから性的搾取され続けた。私は絶対に忘れない、電車で横に座ったスーツ姿のおじさんが、手の甲を私の太腿に何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も

          少女Aの終焉

          ¥200

          ¥200

          大人になるまであのお城には入れないよ

          逃げ出したかった 2時間に1本しかこない電車に揺られながら、未だに存在すると信じている運命の人との出会いを想像していた。 絶望が反射して輝く海の眩しさに目を細める。貴方は運命の人ではなかった。もし、この一方通行な愛が蒸発すれば、涙の雨でも降らせることが出来たのに!ただただ悲しい気持ちだけが積み重なる。優しくない。 無人駅のベンチに寝転がり、ぷかぷか浮かぶ雲を眺めること数時間、日が沈みかけていた。 赤と青って紫になるんだって、図工の時間で初めて知ったときの衝撃はもう思い出せな

          大人になるまであのお城には入れないよ

          死んじゃった女子高生の亡骸と

          部屋の隅に置かれた指定スクバを眺めて思う。あれ、3年間毎日使ってる人なんて片手に収まるくらいだったよね。化学室特有の鼻を突く匂い、旧館4階にあるトイレの個室で食べたお弁当の味はもう覚えていなくて、でも涙のしょっぱさだけは鮮明に覚えているの、息苦しくて嗚咽が止まらない。逆光に追い詰められて黒く染まった自分自身の影を踏めなくなった。 あれは去年の夏のこと、 外気温は37.5° くたびれる。 午後に微睡む君のもの寂しげな視線は、夏の温度とまざって溶けてしまいそうだった。濃すぎるよ

          死んじゃった女子高生の亡骸と

          貴方の唇とお揃いの、桃色を。

          終わりをすんなりと受け入れてしまうことに対する恐怖が拭いきれない。何度も何度も書き直したアイラインの跡が赤くなって、ずきずきと痛む。 マスカラは弱アルカリ性に敗北したし、キスをして貴方のもとへ移ったグロスになりたかったよ、居心地の良さそうな貴方の薄い唇は桃色で、色素の薄い肌にとても映えていた。愛を知るにはまだ幼く、未熟だったから、名前を呼ばれるだけで胸が苦しくなる原因はわからなかった。 女子高生ブランド剥奪、すなわち死亡を意味するそれは無遠慮に私たちを襲う。スクバの底に描い

          貴方の唇とお揃いの、桃色を。

          ツインテールの天使を殺した

          151センチ39キロ、てんびん座でA型の君は黒髪主義者だった。痛むことを知らない艶髪は天使の輪がかかったようで、重たい前髪は眉下で平行に揃えられていた。 確か去年の夏。やけに暑くてどうかしそうな日に僕はどうかしてしまった。君を家に呼び出すのははじめてのことだった。君が僕に対する警戒心など微塵もないことはとっくの前から知っていた。僕ばかりが君のことを知っている。でも君は僕の本名もこの社会のことも知らなかったから、愛情もセックスも知らなかったから、僕は君をぐちゃぐちゃに犯した。ツ

          ツインテールの天使を殺した

          乙女でいることの窮屈さ

           眠たい気持ちに嘘は無いはずだったのは3秒前、隣で眠る君の頸椎をなぞってみた午前6時45分。また、心が満たされないまま朝日が昇るのを見届けてしまった。東向きの窓、おやすみモードの携帯電話、2人の体温が染み付いたシーツは汚れていたし、こんな話は前もした?カーテンの隙間から漏れる光が君のくせ毛を照らしている。光を受けた金色は余計に眩しくて、愛おしくて、苦しかったはず。冬の空気は痛くて寒い、寒い寒い寒すぎるあまりに悴んだ右手の薬指にはささくれ、これは私がまだ17歳の時のお話。おはよ

          乙女でいることの窮屈さ

          考えることなどを放棄して、おいしいパフェが食べたい話

          「 大人になりたくないと自分自身を抱きしめて喚いた今日の午後五時は夕焼けが綺麗で空が高かった。冬の朝、外で吐く息の白さはどの絵の具でも表せないほど特別だった。高校生活最後の授業日なのに前髪も曲がっちゃってかわいくないし昨日の夜のせいで浮腫んだ目は殴られたように腫れていた。朝の4:00から2分置きにアラームをセットしたのに5:00に起きた日なんて大体遅刻、でもツインテールの毛先は内巻きにワンカールさせないと気が済まなかった。 女子高生でいることが私の生きている意味なのに、「女子

          考えることなどを放棄して、おいしいパフェが食べたい話

          18歳になったこと、結構、悲しい。

          微熱なのでちょっぴり書きたくなってきた 見る人によっては不快な文を綴るし写真も載せますが、嫌いになったらブラウザバックしてください 私が17歳じゃなくなったら、 私が女子高生じゃなくなったら、 心の空洞は、放課後スタバやマフラープリなんかじゃ埋められないってことに気がつけなかった 女子高生であるからこそ許されること、あるし。 (この事について大人はあまり触れない) 精神的に未発達な私たちは、今がいちばん刺激を受けやすい時期だと思う 別れ際、君の香りを覚えるために深く息を吸っ

          18歳になったこと、結構、悲しい。

          今日で17さいおしまーい 病んだ夜に手首を切って湯船に浸けることも、ミルクティーを無駄に買ってしまうことも、先生に縋ることもやめる あの時、私たち、確かに一緒に息をしていたはずなのに、気がついたら私だけが醜く成長してしまった ☆脱☆未成年 子供じゃないもん17、文字通りになったね

          今日で17さいおしまーい 病んだ夜に手首を切って湯船に浸けることも、ミルクティーを無駄に買ってしまうことも、先生に縋ることもやめる あの時、私たち、確かに一緒に息をしていたはずなのに、気がついたら私だけが醜く成長してしまった ☆脱☆未成年 子供じゃないもん17、文字通りになったね