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ばいばいになってしまうのよ




タイトル未設定の下書きが溜まっていく。昇華しきれないまま中途半端に存在してしまうってそれは私のことみたいだけど生憎この夏は越えられそう

外が呪われているくらいにあつくても君の手のひらはいつも冷たかったね、一緒に観た映画のチケットはかばんの底でぐしゃぐしゃになって潰れていた

すべて良くなくて、ねむることよりも先にしぬことを考えた日は、銀杏BOYZを聴いて泣きながら歩いて帰る。おうちに着いて、しずかに涙を拭って眠る金曜日

君が他人をどう愛したのか、どう触れたのか。知らないままでいいことの答え合わせがくるしくて、なんだか嫌になったから、そこのセブンで買ったスイカバーにかぶりついたけど知覚過敏で、ぶっとびそーな、意識

そういえば去年も、が口癖になった。
結局今の私は、高校生の自分となんら変わりないことに気がついた。相変わらず夏は嫌いで、どの電車に乗っても、先生いないかなー。なんて探しちゃって、ずっと読みたかった本もなんだかんだ買わずに時が過ぎて忘れちゃって、夜も朝もねむれない。でも、ひとつ。ただ抱きしめてほしいって気持ち以上に、このまま殺してほしい、と思うようになった

くらいよ、8月
ずっと、くもりになればいいのに
綺麗な星空が見えなくても、昨日塗ったネイルがきらきらしていたらそれでいいんです、とっても単純だからね

写真として記録して、私を記憶してね

アイスの最後の一口って、最初の一口のときみたいなわくわくが全くのこっていなくて寂しい。わからない。喪失感
少女は死んでも乙女は死なない。私は、死にたい




ばいばいになってしまうのよ



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