見出し画像

ニンジン🥕 自家栽培ならこうして食べるべし❗

錬金術師の家庭菜園

今年最初の投稿は、今が旬の根菜、ニンジンについて🥕🥕🥕
その鮮やかな色、独特の薫りと甘みが魅力ですね。苦手な方もいるようだけど、僕やうちの家族はみんな大好き😍
特に、家庭菜園で作ったニンジンはなぜか美味しい🤤 自家栽培ならではの食べ方というのも色々あるんです。

ニンジン🥕はセリ・パセリ・セロリの仲間

例によって、まずはニンジンの基礎知識から。

ニンジンはセリ科の根菜。そう、「春の七草」のセリ(芹)です。
ちなみにパセリやセロリもセリ科。みんな「セ」と「リ」が付くのは単なる偶然か。そういえば、ニンジンの葉ってパセリのような形をしているし、あの独特の風味もそれらに似ていますね。

画像1

ニンジンの原産地は中央アジア。そこから東西に分かれて世界中へ伝播したそうです。東は10世紀頃までに中国へ、西は15世紀頃までに欧州へと、栽培が広がった。
その間に少しずつ品種も変化して多様化。東洋系の品種は根っこが細長く、西洋系は太くて短いものが多い。巡り巡って日本へはこの東西両方の品種がやってきて、東洋系のニンジンは江戸時代前期までに、西洋系は江戸時代末期に伝来したそうな。(以上Wikipediaを参照)

いま日本で食べられているニンジンのほとんどは西洋系の品種で、「五寸ニンジン」を始めオレンジ色で短いのが特徴。他方で東洋系としては、真っ赤で細長い「金時ニンジン」などのご当地品種があります。

ちなみに「人参にんじん」は元々、今でいう朝鮮人参のことだったけど、後から入ってきたニンジンが普及して、いつの間にか本家を凌いでしまったらしい。朝鮮人参は、ウコギ科という全く違う仲間だそうです😓

ニンジン栽培🥕は発芽が7割

家庭菜園の作物のなかで、ニンジンの栽培はやや難易度が高いです😓
(以前にもちょこちょこと書いてるけれど、改めてまとめますね)

栽培を難しくしている大きな要素が、最初の種まき⇒発芽の部分。発芽率が悪くて、苦労するんです🌱😖🌱
逆に、ここが成功すれば後はだいたいOKということで、「ニンジン栽培は発芽が7割」と言われます。

日本でのニンジン栽培は主に、早春に種をまいて夏に収穫する「春まき」と、晩夏にまいて冬に収穫する「秋まき」とがある。基本的に低温好きなので、秋まきのほうが作りやすく、畑での長期保存も利きます。

うちでは毎年、残暑が厳しい8月末に、まだ夏野菜たちが残る畑の一角をクラクラしながら耕して😵💦、ニンジンの種をまきます。
ニンジンやダイコンのような直根ちょっこんの作物は、苗を育てて移植してもうまく育たないため、畑に直播じかまきするんです。
塊や小石が少なく砂っぽい土のほうが、根っこが長く真っすぐ伸びます。

画像2

これがニンジンの種。ちっちゃくて軽く、まきにくい。まきムラができちゃう😓(石灰などで包んでまきやすくしたコート種子というのもあるが、最近は使っていません。理由は省略)

そしてここが最大のポイント。種をまいたら薄~く土をかけて、その上にもみ殻をまき、さらに薄い布で覆って、たっぷり水をやります💦💦

画像3

ニンジンの種は好光性といって、発芽に日光が必要だそうです。なので覆土が厚すぎると発芽しない。これが失敗の原因その1。
加えて乾燥に弱く、発芽するまでの間に、土の水分が切れるとアウト😱 これが失敗の原因その2です。
もみ殻などは保湿のためのカバー。雨が降らなければ、猛暑のなか水やりを続けなければならない。しかも発芽まで2週間近くかかる。ひぃ~🥵💦

画像4

…そして2週間後。おっし、きれいに芽が出そろったぁ😌
写真のように「条すじまき」をします。土の底には肥料が入れてある。かなり気を遣ってても発芽に失敗して、まき直すことも少なくありません😭

自家栽培ならではの食べ方🥕その1

最初はあえて、種を「密」気味にまいて発芽させます。発芽率が悪いのと、初期はこのほうがなぜか成育がよいためです。

そこから2回ほど間引きをして大きいのを残し、最終的には10cm間隔ぐらいにします。最後の間引きの際には、追肥と土寄せもします。これらの作業が遅れると、十分に大きく育たないので要注意⚠
下の写真は1回目の間引きを終えたところです。既にかなり伸びていて、ちょっと遅い😓

画像5

手前にあるのが間引いたニンジン。これも捨てないで、食べちゃいます❗
実は、かなり美味しいんです🤤 パクっとひと口で頬張ると、コリッコリッといい歯応え。そして口の中で一気に広がる香ばしさ。小さい体にニンジンの風味が凝縮されている感じかな。
これって、お店には売っていない、自家栽培ならではの楽しみですよね🥰

画像6

特にお勧めなのが、この間引きニンジンのぬか漬け。
最近では袋に入った発酵済みのぬか床という商品があって、これを使えば簡単に自家製ぬか漬けができちゃいまーす👍
はい、妻がハマってる発酵食の一つですね。

自家栽培ならではの食べ方🥕その2

間引きと追肥を終えたら、以後ほとんどすることは無し。水やりも不要。
種まきから3か月たって12月初めになると、やっと本格的な収穫が始まります。大きくなったものから順次、ズボッズボッと引っこ抜いていきます。

画像7

また撮ってしまった。収穫物の「青空リフト」。(勝手にそう呼んでいる)
いやぁ美しい~😍 毎年同じような写真だけど…😓

2月頃までは畑に植えたままでも大丈夫で、根っこがじわじわと成長し続けているので、少しずつ食べる分だけ収穫していけばOK。
厳寒期になる前は、葉っぱがフサフサと茂り、みずみずしい緑色をしている。せっかくなので、この葉っぱも食べちゃいます❗ これが自家栽培ならではの食べ方その2です。

画像16

お店で売っているニンジンって、太くて真っ直ぐできれいですよね。まさにプロの技。でも、大抵は葉っぱが取り除かれている。きっと、すぐに萎れちゃうからじゃないかな。あまり好まれないし、葉に栄養を取られるというのもあるだろうけど。
ニンジンの葉は、お店で入手しにくいレア食材✨なんです。ダイコンの葉とかもそうですね。

もし葉つきのニンジンを売っていれば、新鮮な証拠。でも、葉の部分はふつう食べないので、残留農薬が心配な方もいるかもしれない。その点、無農薬で自家栽培したニンジンならば、安心して葉っぱも食べられます。

ニンジンの葉の最高に美味しい食べ方は、何と言ってもかき揚げ😍❗
わさび塩などかけていただくと、サクサクした食感と香ばしさがたまりませ~ん🤤 いくらでも食べられちゃう。

画像9

写真のかき揚げは間引きニンジン入りです。

それから、刻んだ葉に塩とごま油をかけて熱々ご飯に混ぜた、香り高いニンジン菜ご飯も美味しいです🤤

画像10

あと、葉を微塵切りにしてごま油で炒めれば、香ばしいふりかけにも。

⇓こんなのもあります。バジルの代わりにニンジンの葉で作った、自家製ジェノベーゼソース。オリーブオイル、ニンニク、クルミを入れて作ります。

画像11

どうですか❓ 「レア食材」ニンジンの葉、食べたくなったでしょ~🤭

自家栽培ならではの食べ方🥕その3

ところで、ニンジンに多く含まれる栄養素といえば、β-カロテンですね。
緑黄色野菜の代表格であるニンジン。β-カロテンは、そのオレンジ色をつくる色素(カロテノイド)の一種であり、人が摂取すると体内でビタミンAに変わる。抗酸化作用もある。そもそもカロテンの語源は、ニンジンの英語名carrotなんだって😲

このβ-カロテンは、ニンジンの根っこのうち、表皮に近い部分に多いそうです。なので、ニンジンは皮をむかずに食べたほうが、β-カロテンを多く摂取できるそうです。

我が家では基本、ニンジンの皮はむきません。付着した畑の土をそっと丁寧に洗って、そのまま調理します。無農薬だしね。
ちなみに、お店に並ぶきれいなニンジンは、機械などでかなりしっかりと洗ってあるため、表皮が剥がれてほとんど残っていないそうです。それをさらにピーラーでむいたら、いよいよβ-カロテンが減っちゃうのでは。
というわけで、自家栽培ならではの食べ方その3は、皮つきで食べる❗でしたー😁

それじゃ、皮つきニンジンがたっぷり入った、最近のお料理の写真を3つ🍴

画像12

ニンジン、ジャガイモ、キャベツ、カブなど畑の野菜たちがゴロゴロ入った、ワイルドなポトフ。

画像13

キャベツとニンジンのシャキシャキした歯応えと、豚肉の旨みが美味しい回鍋肉(ホイコーロー)。

画像16

ついでに、お正月のささやかなお節料理も。今年もニンジンとダイコンで紅白なますを作りました。

スーパーのニンジン🥕と食べ比べてみた

最後に。
我が家では、うちの家庭菜園で採れたニンジンはお店のより美味しいって感じてるけれど、それって気のせいじゃないのか❓
先日、スーパーでニンジンを1本だけ買ってきて、ウチ出来のものと食べ比べてみました。妻と娘たちも参加。

画像14

画像15

うん、どちらも美味しいぞ。甘さは同じくらいかな。
でも、全体の味の濃さが違う。ニンジンくささというか、あの独特の薫りは、ウチ出来のほうが濃い❗ と意見が一致。茹でるとさらに濃く感じた。
その理由はよく分からないけれど、有機栽培だし採れたてだから、ってことにしておこう😁

味が濃くって、間引きも葉っぱも皮も食べられる、自家栽培のニンジン🥕
ちょっと難易度が高い作物だけど、畑でなくプランターでも出来るので、皆さんぜひとも栽培してみてくださいね~🥰

画像17

🍅宣伝:はたすけっとAICHI(ケータの個人事業です)🍅


この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

わたしの野菜づくり

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
錬金術師の家庭菜園
うちの家庭菜園(愛知県)の様子を投稿。色んな野菜の栽培方法や、野菜の美味しさを生かした料理などについても書いています。夫は家庭菜園歴17年以上、無農薬の野菜づくりを究めるマイスター。妻は食べること×話すこと×英語の求道者。この夫婦で、楽しく興味深いお話を書いていきまーす❗