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どもどもmiroku(みろく)と申します。小学校音楽教師。小学校ブラバン指導。 成熟し…

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どもどもmiroku(みろく)と申します。小学校音楽教師。小学校ブラバン指導。 成熟した良いお年頃になってまいりました。最後まで、しっかり音楽していきたいです。 ブログ画像にフォトギャラリーからcoffeeと犬の画像の中からお借りしております。ありがとうございます。

最近の記事

おしい!を大切に

 コロナ禍まっただ中、音楽では授業らしい事がなかなか出来なく、マスクを付けてなんとなく声を出してみたり、リズムに合わせて手を打ってみたりなど、意欲的な活動が難しいです。自分は作曲科出身なので、これを機に少し作曲についての授業を進めています。  とは言っても、本格的な事は出来ないのは分かっています。40人近くの子どもたちを一斉に理解させることも、どだい無理な話。それでも、本当のさわりだけでも体験してもらって、作ることの楽しさや難しさを知ってもらいたいと思っています。考え方はプ

    • 目標設定

       昨日は久しぶりに遠出して、長野の先生に会いに行きました。初めてお伺いした所でしたので、校内を案内してくれました。自分は1学年2クラスの学校で小規模校の中ですが、それよりさらに小さく、複式で学級を組まれているそうです。  その先生は、同じクラスの中で学年をまたいだ授業をなさっているそうで、自分はまだ未経験なので何をどうするのかさえ検討がつきませんでした。クラスを前と後ろに分け、それぞれが独自の授業を展開するとのこと、子どもたちは良く集中しているなぁと感心します。  その時

      • コロナが落ち着いてきましたが…

        6月下旬です。やっと学校も落ち着きが出てくるようになりました。仕事も以前のような感じになってはきています。 まあなんとなく、それなりになってきたとは思いますが、まだ音楽に関しては規制が多く、はっきり言って何も出来ない状態です。 マスク着用。歌は小声でささやく感じ。吹奏楽器(リコーダー・鍵盤ハーモニカ)出来ない。打楽器やオルガンは毎時間消毒。 ……一体何をやっているんだか…… 何かを始めるにせよ、自粛規制でがんじがらめにされて、ここから今まで通りに授業せいと言われても、異常な

        • 新年度に向けて

           やっと明日から新年度。いくらリモートや動画配信をしても、ダイレクトに反応が無いのは苦しいです。自分がこの仕事をしていた中で、ここまで子どもたちとの反応が薄いのは初めてです。(どなたもそうでしょうが…)  やっと抜け出しそうな安堵感と、これからの不安感が入り交じった感覚がまた、むずむずしています。  4月当初と比べて、今の気持ちは、「決して無理をしない、させない」と言うことに重きを置いています。子どもも自分も、この先のことを急ぎすぎず、かといって放任せず、出来ることの意味を

        おしい!を大切に

          ICT活用できるかな

           今月に入って児童登校日も数回あり、先生方からは、クラス全員が一同に集まれないですが、顔を見られたと言う安心感が伝わってくるような気がします。  自分は専科なので、あまり実感は湧きませんが、それでも長年同じ学校にいるおかげで、穏やかに家庭で学習を行っていることが感じられる子が多かったです。学習開始が楽しみになってきました。  在宅勤務と言っても、やることはひたすら動画作成のみ、時々グーグルクラスルームの見回りです。音楽は家庭で活動することが限られてきます。あまりにも大きな音

          ICT活用できるかな

          今日の作業

           音楽は音を奏でてナンボの世界です。音を立てずにじっとしていろと言われると非常に困ってしまいます。特に自分は子供に音を通じて授業をするので、音が無い世界は結構苦手です。休校開けても、声出しや息を使う楽器の自粛と言う名の禁止令が来ると思うので、鍵盤楽器や打楽器を中心に今かき集めています。  今は教える対象がいないので、今日も楽器をきれいにしています。  まずはエレピの修理。重い筐体なので、スタンドが破壊されてしまいました。昨日修理用の木材を購入し、無事修理完了。単につっかえを新

          今日の作業

          Twitterの一言から…

           本来の教師の仕事が変わってきて、子どもと向き合うことが無くなってはや2ヶ月が経ち、動画作成が仕事の中心になっています。  先ほどTwitterで「自分の授業は導入に力を入れすぎていた」というようなことを見かけたのですが、ここで「はっ」と気が付いてしまいました。 自分の動画は、導入ばっかり!! 音楽なので、一緒に活動するのがメインです。全校に分かりやすく授業を受け入れて貰うためには、良いところだけをピックアップして、凝縮しないと飽きられてしまいます。  メインまで行く前にア

          Twitterの一言から…

          教材作っていこうよ

           ここ数日、音楽の動画づくりに奔走して、動画編集が一段と上達してきたように感じます。同時に同内容のプリントも作らなくてはなので、1日の目標が5分動画にプリント1枚を作ることになってきました。  まあ、今まで自分は映像関係に興味はありましたが、集中して作り込むことが無かったです。必要に迫られてやったとは言え、様々なテクニックを覚えてきています。むか~し映像演習をやったときは、それこそ数人がかりで何日もかけてやったいたことが、1人で数時間で編集終了、パッケージまで出来てしまうな

          教材作っていこうよ

          庭でのひととき

           いよいよ暇を持て余し気味になって、庭いじりをしてみました。 キュウリとトマト、バジルというベタな選択で、植えてみて早1週間。今の所トマトの生長が早い。バジルは苗を3つに分けそれぞれのプランターに植え替えたところ、バジルだけの鉢が調子悪いです。  職場でも観葉植物を育てていますが、この休校中は世話が出来ないので、家に避難。観葉植物もあふれています。  我が子も中学校が休校中で、兄弟同士じゃれ合うのが関の山です。何か作らせようにも余り興味が無いようで…。まあ、強制してもお互い

          庭でのひととき

          目指す児童像

           ゴールデンウィークに入り何をしていこうかと考えあぐねておりますが、今年は特にやりたいと思っても出来ないことも多くあり、そう思うと、もっとやりたくなってしまう悲しい性です。今はとりあえず海に行きたい。大きな肉を食いたい。でかい音で子どもたちと演奏したい。集中力の無い自分に、この意欲が続けば自分も成長(進歩?)したかなと感じます。  この季節には、自己評価シートなるものを記入し、管理職と面談しましょうとなるが、今年も休校中にも関わらず提出を迫られています。その中身は1ヶ月子ど

          目指す児童像

          いつも以上に

           昨日は久しぶりの職員勤務日。子供がいない学校は、やっぱり違和感しかないです。こんな時はいつも以上にテンション上げて上機嫌になっていた方が、得があるかなと思っています。  昨日からの続きで授業用動画を作成して、これからアフレコ入れをします。声だけではなく音楽も入れられれば良いかなと思います。素人が製作した物ですので、完成度は低く、子どもたちにも申し訳ない気持ちですが、無いよりかまし程度に考えて、少しでも子どもたちの気晴らし程度になれば良いかと思っています。  この休み続き

          いつも以上に

          我慢をクリエイトするか

           本校もご多分に漏れず5月一杯まで休校が決まり、その後も体験的な活動はどうなるか分かりません。いままでに無いことが起きているので、その中で出来ることを精一杯行うことしかないと思っています。  幸運にも学校が動画配信で子どもたちに伝えることが出来る環境にありますので、あまりアクティブにならずに思考の中で音楽が出来ると良いかなと思っています。また、自分は思考しながら試すことが好きな性分なので、この状況は苦になっていません。  今は我慢の時。などど言っていますが、その中でいかに

          我慢をクリエイトするか

          数少ない言葉かけの妙

           子供たちよりちょっとだけ早く生まれて同じ時間を共にしている先生として、いつも心がけている言葉がけがあります。  いつでもどこでも大丈夫と、失敗したときは残念。  何の根拠も無いんですが、心配そうな子に対しては「大丈夫」といってニッコリ。矢って失敗したときは「残念」といってニッコリ。特に小学生へはこの2つの言葉を意識的に使います。  子供は、やったことが無いことを極度に怖がります。前の人がやっていてそれを見てやれば良いだけだけど、それでも不安そうです。そんなときは「大丈

          数少ない言葉かけの妙

          何かを教えると言うこと

           子どもの頃から人に教えるのが好きだった。そのために自分で知識を増やして、何でもやってみるのが好きだった。やってみて納得して自分なりに咀嚼できると、人に教えたくなる。そんな子どもだったように感じます。  実際小学校で教員をやっていて、通り一辺倒のことは教科書ガイドに赤書きで載っているので、そこを重点的に教えていけば、なんとなく授業は進んでいくと思います。実際それでやった気になっている自分もいました。  何年も続けていくうちに、このままだと面白くないと言う自分の中のロッカー

          何かを教えると言うこと

          音楽を作ること

           音楽教員としてもう30年近くやっています。今まで、授業のみでは無く、ブラスバンド指導もともにやってきました。そのきっかけとなったのは、小学校の音楽専科に感化され、どっぷりはまってしまったこと。その先生の後を追い、大学に進学し、同じ教授に教わることとなりました。  その先生の専門は作曲で、音楽教育もなさっておりました。その先生から楽典を始め基礎的なことから、和声、対位法やハーモナイズなどを徹底的に仕込まれ今に至ってます。レッスン中は何も分からず、ただただついて行くのに夢中で

          音楽を作ること

          小学校での楽典

           今日は母が入院するとのことで、年休を頂き実家に来ています。休みなのですが、何かやっていないと落ち着かない性分なので、今やっていることをご紹介いたします。  小学校での音楽は、歌唱や器楽などの活動中心に教えることが多いと思いますが、楽典となると一気に教員皆さんの志気が落ちていることが感じられます。理由は音楽科教員は分かりきっていることなので、飛ばしてもあまり支障が無いと感じている方が多い。それより活動方法や内容そのものに熱を注いだ方が、結果が分かりやすい。また、子どもたちも

          小学校での楽典