見出し画像

ICT活用できるかな

 今月に入って児童登校日も数回あり、先生方からは、クラス全員が一同に集まれないですが、顔を見られたと言う安心感が伝わってくるような気がします。
 自分は専科なので、あまり実感は湧きませんが、それでも長年同じ学校にいるおかげで、穏やかに家庭で学習を行っていることが感じられる子が多かったです。学習開始が楽しみになってきました。

 在宅勤務と言っても、やることはひたすら動画作成のみ、時々グーグルクラスルームの見回りです。音楽は家庭で活動することが限られてきます。あまりにも大きな音や振動を近所に出すことが出来ません。また、一方通行なので、確認して次のステップへの助言も出来ません。いかに多くの児童を飽きさせず、音楽的に満足させることが出来るかに頭を悩ませています。
 音楽は、表現することで評価が付くことが多いです。子どもたちの表現の場をこれからどう設定していこうか、また、心配を少なくして、どう授業を行っていこうかを思案中です。

 巷でICTを活用ということが叫ばれています。まだ先生方は無理矢理今の授業の中にICTをねじ込んで、やったことにしてしまっている方も多くいらっしゃいます。従来の授業のやり方では、あまりICTの必要性が感じられないことなのではと思っています。
 音楽にしても、本物を前に出来ればそれにこしたことはありません。演奏しているときの空気感や緊張感を感じてもらえれば、それだけでも勉強になっていると思います。今まで通りであれば、自分もICTの技術はさほど必要性を感じていません。

 しかし、このご時世になってみて、子どもたちの都合のよい時間に、目の前にいなくても子どもたちにやってみせながら 学習の意欲を付けさせる意味において、何度でも同じ事をくり返し出来る事は、ICTの強みの一つではと思います。そこで興味を持ってもらい、より深い学習へ自分から学びにいける所もよいと思います。
 また、自分がやったことの記録の点から見ても、活用していけることに意味があると思います。今までは実践と言っても、指導案や記録VTR程度だったのですが、各児童の反応を児童ごとに記録でき、同時に具体的な授業の流れの中で何がよかったか、問題だったかを客観的に見られるところもよいと思います。
 表現に関しては、気軽に記録し再生できて、共有できるところは素晴らしいと思います。まだ、オンタイムで演奏し合うことは、タイムラグがあり難しいですが、今の所、もとの音源を示すことによって、そこに音を重ね合わせることは出来ると思います。

 早いうちに子どもたちにも1人1台PC配布され、PCを通しても繋がれるようにしていってほしいと思います。そうなったとき、果たして今の学校の機能が変わるのか、それとも旧態依然としているのか、自分が現役の時に答えが出ればと思います。

今日の8小節

まあ、まったり在宅勤務です
   (集中しすぎると一気にやり過ぎるきらいがあります)

ではでは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?