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あとがき2

みなさん、こんにちは。名古屋文理大学映像メディア学科4年、野村隆也です。映像学科ではありますが、映像編集機材などは触れてこず、それよりも頭の中にある映像(イメージ)をいかにして編集するか、を考え制作をしてきました。
イメージとはつまり、僕の言葉で言うと、思い込みや先入観というものです。
思い込みが強い僕は、人付き合いが苦手です。自分では良い行いだと思ったことが、相手に異なる受け取り方をされ、距離を

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卒業制作、あとがき

あとがき
”どうして誰も助けてくれないの“
小学生の頃、埼玉県上尾市の8階建てマンションの2階に住んでいた。父に殴られる母の悲鳴が耳を塞ぎながらも聞こえた。物置に隠れ、壁の隙間の埃が溜まった所をじっと見つめながら、そう思った。同じ階に住む幼馴染の家庭はあんなにも幸せそうなのに。現実を恨んだ。
その経験が今の僕を生かしている。今はまだ勇気がない。怯えた弱い人間だ。だが少しづつ日々考える。
母からはお

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現実逃避

現実逃避

どうしようもないものを見ると、そのどうしようもなさに笑えてくるが、
どうしようもないものの距離が途端に近くなると、その力に押し潰されそうになる。
だから距離を置きたくなる。
だけどいつかは近くに来る。
だから今度は忘れる。無かったことにする。
これを「現実逃避」という。

現実逃避してもいつかは、目の前に来る。それならば、
どうしようもない事をひたすらに増やす事しかない。この世の中にどうしようもな

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いつかのメモ

いつかのメモ

映画とは、答えを提出する物ではなく、問いを提出するものだ。

善行は誰も見てくれない。孤独だ。

彼の人生に私があるかのよう。私の人生は?
私という存在が薄れて、彼になっていく

禁止されているところへいく。→恐怖ではあるがそれも冒険

自分の考えに集中すると周りの声が小さく聞こえる。 

記憶は曖昧で、自分の都合のいいように後付けする。

気持ちが悪い場面
急に場面がジャンプする。

帰省、実家

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この場所で写真集を作ろう。

この場所で写真集を作ろう。

写真集「ここにある」 この写真集を作りたいと考えてから、5ヶ月が経った。
今、その時思い描いたものが形となった。全ての写真がタイトルにある通り、県営住宅内で撮られたもの、県営住宅内を映したもので構成されている。月に一回程のペースで撮影を行う。決してあらかじめ計画を立てていた訳ではなく、体が反応した時にだけ撮影を行なった。この写真集は、書店で発売されているものではない。完全に僕個人で作ったものだ。

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県営住宅で写真展を開くには? 〜まとまらない企画書〜

県営住宅で写真展を開くには? 〜まとまらない企画書〜

僕は僕自身が住む、県営住宅を写真で収め、その写真を元に写真展を開催したいと夢想している。
下記のものは、そのために作った企画書である。
書いたはいいが、なかなか上手くいかない。県営住宅での開催をコロナのため禁止されたからだ。僕がここに残す理由は、この企画を成功させたいよいうよりも、もっと違う形で表現することはできないか、という思いからだ。僕だけの考えでは狭くなり、考えが広がらない。そして自分で文章

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逃げよう。

逃げよう。

約2週間の一人旅終了。

ぼーっとしていた。
ふと、写真を見返していた。
素敵な場所、人ばかりだったなーと。

マックにはかなりお世話になった。24時間空いてる場所があるってありがたい。
そこで永遠に流れていた、Vaundyの「踊り子」
正直彼の声が好きではない。おしゃれ感が強い歌声。
ただ、ずっと聴いていると耳に残る。

今日、ふとその曲をかけた。

すると、旅で出会った人の表情、そのあったかさ

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