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【簡単解説】脂質の話【三大栄養素】

書籍や文献など科学的根拠に基づきまとめています。
私個人の意見としては、"真の健康"について考えるのはもちろん大事ですが、なるべく不要なものだけを省き、出来るだけストレスフリーに生活を送ることが健康の1つだと思っています。個人によって体質によって様々な場合もあります。
皆さんの食生活の1つの知識として参考になればと思います。

今回参考にさせて頂いた文献

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✅結論

・脂(油)は体に悪いというのは間違い
・脂質が不足するとデメリットがたくさんある。
・脂質において重要なのは“どんな脂質を摂るか

✅脂質不足の甚大なデメリット

脳機能の低下記憶力と集中力の低下
気分の落ち込み、イライラ
・不安、ストレスに弱くなる、病気のリスク

☑︎なぜ脂質は大事なのか?

身体を作り、エネルギーになるから
脂質、タンパク質、炭水化物は三大栄養素と呼ばれている。

🔸脂質が身体を作る

正確には身体の細胞膜を作るのが脂質
身体は37兆個の細胞で出来ている。
→その細胞の全ての細胞膜脂質が作っている。
→この細胞膜の状態がとても大事。健康の基盤になる

🔸脂質がエネルギーになる

脳や身体が使うエネルギーは主に2種類ブドウ糖ケトン体
ブドウ糖→糖質、グリコーゲン、体細胞から作られる。
ケトン体→脂質や体細胞から作られる

故に、[糖質を摂らないと頭が働かない]は間違い。
(これに関しては今後糖質の記事で改めて書きます!)

また、脂質血糖値を激しく上下させない。(糖質よりgood)(満腹感がある。)

☑️脂質の働きまとめ

脂質は細胞膜を作る、脳をつくる。エネルギーをつくる。


☑︎脂質の取り方

脂質の中には脂肪酸という脂質の特徴を決めるものがあります。
これは基本的にバランスよく摂ることが理想
脂肪酸には2種類。飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸。

飽和脂肪酸
 →バター、牛脂、牛肉や豚肉の脂身
不飽和脂肪酸
 →オリーブオイル、魚の脂

🔸飽和脂肪酸について

飽和脂肪酸の方が比較的太りやすいので注意が必要。

🔸不飽和脂肪酸について

不飽和脂肪酸には 3種類

・オメガ3(体内で作れない)→青魚、えごま油、あまに油
・オメガ6(体内で作れない)→サラダ油、ごま油、トランス脂肪酸、マーガリン、ショートニング
・オメガ9(体内で作れる)

⚠️現代社会ではオメガ6が安価溢れているため、かなり多くオメガ6を摂取している

理想の摂取量 → オメガ3 : オメガ6  = 1  :  2〜4
現実の摂取量 → オメガ3 : オメガ6  = 1  :  20〜   と言われている。


☑️脂質の摂り方のまとめ

オメガ6を抑えて
オメガ3をもっと摂取すべき


☑︎摂るべき脂質、摂るべきではない脂質

[脂質の摂り方]で述べた、オメガ3やオメガ6を含んでいる具体的な食材をまとめた。

🔸摂るべきもの(オメガ3が含んでいる食材)

オメガ3
→青魚、えごま油、アマニ油、ナッツ類

魚の脂質はオメガ3の中でもDHA、EPAが豊富。
週3回以上摂ると尚良い。

魚が苦手な人はえごま油あまに油を料理に小さじ1杯かけることでオメガ3を摂ることが出来る。


🔸摂るべきではないもの(オメガ6が含んでいる食材)

オメガ6
→外食、お惣菜、加工食品、お菓子、菓子パン、ファストフード

⚠️特に避けるべきもの

・マーガリン   →  
・ショートニング → パンや菓子パンに使われている
・トランス脂肪酸 → 

トランス脂肪酸 : 賞味期限を伸ばすために人工的に作られた油


☑️摂るべき脂質、摂るべきではない脂質のまとめ

週に3食は青魚を食べる
・魚が苦手な人はえごま油、アマニ油を料理に毎日小さじ1杯かけて食べる
外食、お惣菜、加工食品、お菓子、菓子パン、ファストフードは避ける

☑︎摂る量

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(具体的な量だが、正直どれくらいな量なのか参考にするのは難しい…)
なので、摂る量を考えるよりも、摂るべきではないものを考えるべき。
[摂るべき脂質、摂るべきではない脂質]で述べたように

減らすべき食品⤵️

外食、お惣菜、加工食品、お菓子、菓子パン、ファストフード


ちなみに、増やした方が良い食品⤵️

全粒穀物、野菜、果物、魚、鶏肉、豆、ナッツ、オリーブオイル、コーヒー、お茶、きのこ、芋類、海藻、卵、ダークチョコレート、バター
※全粒穀物、果物、芋類は糖質も多いので摂り過ぎに注意。


✅脂質のまとめ

 ☑︎脂質を抜くのはNG
  →身体の細胞膜を脂質が作っている
   細胞膜の状態が良いと…
          ・栄養の取り込み
     ・老廃物の排出
     ・細菌の侵入防止
           ・細胞の連携
     をよりスムーズに行う。
 ☑︎オメガ3を積極的に摂ろう
  →現代社会ではオメガ6が溢れている。
  オメガ3:青魚、えごま油、あまに油、ナッツ類
  オメガ6:サラダ油、ごま油、トランス脂肪酸、マーガリン、ショートニング
  
  理想の摂取量☞ オメガ3:オメガ6 = 1 :2〜4
       現実の摂取量☞ オメガ3:オメガ6 = 1 :20〜
    明らかにオメガ6を摂り過ぎている。
減らすべきオメガ6
外食、お惣菜、加工食品、お菓子、菓子パン、ファストフード  

オメガ6は米、小麦、魚、オリーブオイルなどにもあるので、故にオメガ6は摂りすぎになってしまう。
 ☑︎具体的に摂る量、摂るもの、減らすべきもの
  摂る量→成人の方で1日50g〜70g
  摂るもの→全粒穀物、野菜、果物、魚、鶏肉、豆、ナッツ、オリーブオイル、コーヒー、お茶、きのこ、芋類、海藻、卵、ダークチョコレート、バター
全粒穀物、果物、芋類は糖質も多いので摂り過ぎに注意。
 
  減らすもの→外食、お惣菜、加工食品、お菓子、菓子パン、ファストフード


✅最後に

今回は脂質の話でした。
以前話題にした「たんぱく質の話」でもしましたが、書籍を読むまで‘脂質‘について考えたことありませんでした。😌

さらに追加で『水をこまめにしっかりとる』を実践しましょう。
これには以前つぶやきもしました。⤵️
水を飲むことで、代謝が良くなり、身体の不要なものを排出します。
人間の身体は、水分:60%たんぱく質:16%脂質:15%ミネラル:6%、で出来ています。
その中でも脳は水分:85%です

こまめに水分を摂ることは健康への近道です😌

体調を良くして幸福度を上げましょう!

今回紹介した文献の「眠れなくなるほどシリーズ」は他にも糖質の話もあるので後日まとめていきたいと思います!☺️

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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