羽依

30代主婦が、ただ好きな人に恋をした、恋愛体験談。 誰にも言えない秘密の恋愛を記録して…

羽依

30代主婦が、ただ好きな人に恋をした、恋愛体験談。 誰にも言えない秘密の恋愛を記録していきます。

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自己紹介

初めまして♡羽依です🕊 いつも読んでくださっている皆様、 ありがとうございます! 自分の恋愛体験談を記録し始めて数ヶ月。 だいぶ気まぐれ更新ですが、 記憶を辿りながら、 その時の感情を思い出しながら、 記録しています。 全て実話なので、 後から自分で読んでも懐かしく、 日記感覚で書いています。 最後のエピソードは ちょうど今から一年前。 それからも色々ありましたが、 現在進行形の恋愛なので、 追々記録していこうと思います♡ 書いてみて、読んでみて、客観的に

    • 時間を埋めるように #26

      再会したあの日から 彼への想いがどんどん膨らんで、 寝ても覚めても 頭の片隅にいつも彼がいた。 やっぱり彼のことが好きだと実感した。 それからLINEでの連絡は続く。 連絡を取っていると 会いたい気持ちも募っていく。 仕事が遅くなったある日、 帰りにちょっとだけ時間があったわたし。 「ちょっとだけ会いたい」 と、わがままを言ってみた。 彼は30分だけのために会いにきてくれた。 暗い駐車場。 会えるのはやっぱり車の中。 狭い車内だけど お陰で自然と距離が近くなる

      • 同じ想いでキスを #25

        時間が経つのは一瞬で、 気付けば4時間以上喋っていた。 日付回るまでには帰ろうと決めていたのに、 名残惜しいのと、 なかなか手も離れず。 ずっと触れていたい気持ちだった。 「そろそろ帰らないと…」と切り出す。 「また連絡待ってる。」と彼。 「また連絡するね。」とわたし。 少し沈黙になり目が合う。 不意打ちでチュッとキスをされる。 目が合って、胸がキューっとなる。 そして2回目のキスをした。 ゆっくり、丁寧で、優しくて、 甘くてとろける 味わったことのな

        • 特別な人だから #24

          「それは俺も一緒。 こうしたら良かったとか後悔もあるし、 あの頃はまだまだ自分も小さかった。 でも羽依みたいなタイプは初めてだったから 特別だった。」 そう答えてくれた。 お互いずっと特別な感情を抱いていたことが分かり、 懐かしい空気になった。 何も言わず手を出してくれる彼。 迷わず手を繋ぐわたし。 あの頃よりも がっちりとした力強い手のひらに包まれて すぐに安心感が芽生えた。 この時、自分が結婚していること、 子どもがいることは、完全に頭になく、 一人の人間と

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        自己紹介

          彼とふたりの空間で #23

          誰もいない夜のグランドの駐車場。 車で彼が来るのを待った。 ドキドキが止まらず、 やたらと喉が乾く。 しばらく経つと、 彼の車が到着する。 窓越しに目が合って、 思わず笑みが溢れた。 マスクで表情が分からなかったけど、 変わらない落ち着きのある雰囲気。 「おいで」と言うように手招きをする彼。 何を喋るかも全部吹っ飛んだけど、 勢い任せで彼の車の助手席にお邪魔した。 久しぶりの会話に話が弾む。 最近の近況。 今の仕事の話。 中学時代の思い出話。 わたしから、

          彼とふたりの空間で #23

          連絡の再開 #22

          15分くらい経っただろうか、 メッセージの返信がある。 「え!あの羽依? 元気にしてるよー!羽依は元気だった?」 「うん、元気にしてる! 最近バッタリ出会うこともなくなってたから どうしてるかなって思ってた!」 たわいもないやり取りがしばらく続く。 彼の文面も懐かしさを感じて 胸がキューっとなる。 自分が動かないと、 何も現実は変わらない。 そう思って、勇気を出して伝えてみた。 「実は、後悔していたことがあって、、 いつか〇〇とゆっくり話したいと思ってた。 またい

          連絡の再開 #22

          思いのままに #21

          彼のアカウントを見つけたわたし。 投稿は0で非公開。 フォロー申請しようか、迷っていた。 翌日、姉と語り合っていた。 「これをしておかないと死ねない、 心残りってある?」 そう聞かれ、 わたしは即答で 「彼と普通に話せる関係になりたい」 と答えた。 「そんなに心残りなら、 一回連絡とってみたらどう?」 「連絡先知らない‥、 あ、インスタでアカウントは見つけた!」 「メッセージ送ってみたら?!」 姉に背中を押してもらい、 わたしは彼にメッセージを送った。

          思いのままに #21

          頭の片隅に #20

          大人になってからも、 一年半くらいに1回のペースで 偶然にもバッタリ出会えていたけれど、 ファミレスの時を最後に パタリと会えなくなった。 わたしもまた会いたい気持ちが どんどん高まり、 どこに行っても彼を探していた。 結婚もして子どももいるのに、 頭の片隅にはいつも彼がいた。 こういう感情はおかしいのかな、 と思うこともあった。 夢にも度々出てきた。 もう会うことはないのかな。 このまま話せることもないのかな。 最後に、偶然出会った日から、 3年経ったある日

          頭の片隅に #20

          手を振るだけでも #19

          自分たちのテーブルに戻り、 自分の消極的さにため息が出たけれど、 親友たちが励ましてくれた。 日付が回った頃、 彼たちが会計をする。 男友達が手を振って出ていく。 最後に彼が振り返って、 わたしに軽く手を振ってくれる。 不意打ちでドキッとする。 嬉しくて一気に顔が緩んだ。 窓から駐車場の方を見ていたら、 彼たちはまだ外で話しているようだった。 10分経っても、まだ、いる。 これは、話しかけに行くチャンスかな、 と思い、親友に相談した。 親友がついていくよ! 今

          手を振るだけでも #19

          勇気を出して #18

          親友ふたりは、 わたしが未だに彼のことを 忘れられずにいることを知っていた。 緊張で吐き気がしてくるわたしに、 親友は、話しかけに行こう!と 背中を押してくれていた。 そんな時、 手を振ってくれていた男友達が わたしたちの席に来た。 「久しぶり!元気だった?」と話しかける。 「元気元気! 〇〇(彼)いるよ!来る?」 そう言われて、一瞬ためらったけど、 「行く!」 と勇気を出した。 親友も一緒に 彼たちのテーブルの方へ行く。 彼が 「髭剃っておけば良かったー」

          勇気を出して #18

          またしても偶然が #17

          夏、3人目の息子を出産。 育児をしながらも、 ママ友と集まったり、 家で趣味を楽しんだりと 日々の暮らしを楽しんでいた。 翌年のゴールデンウィーク。 中学時代からの親友ふたりと出会う。 懐かしい話で盛り上がったり、 カラオケで思い出の曲を歌ったりする。 彼の顔が頭に浮かぶ。 もしかしたら、今日ばったり出会うかも。 夜10時に、ファミレスに移動する。 席に座ってメニューを注文した頃。 入口から男の人たちが入ってくる。 よく見たら、彼を含む同級生3人。 1人の男友達

          またしても偶然が #17

          夫婦関係は #16

          旦那さんとは仲がいい時と悪い時の差が激しく、 1〜2ヶ月に1回くらいのペースでケンカをしていた。 理由はいつも、 性生活のペースの不一致。 旦那さんの性欲が強く、 結婚してからは毎晩のように求めてくる上に、 断ると不機嫌になる日もある。 そこまで性生活に興味がなかったわたしは、 機嫌を取るために受け入れる時もあったけど、 嫌々な態度になってしまうこともあって、 いつもその繰り返しだった。 ぐいぐい来られると引いてしまうし、 育児真っ只中だったこともあり、 わたし

          夫婦関係は #16

          出会いは不意に #15

          ある晩、 家族で外食をしてお会計を済ました後、 息子がトイレに行きたくなり、 旦那さんと娘には先に駐車場へ行ってもらい、 わたしは息子をトイレに連れて行った。 そして、帰ろうとした時に、 そのお店に入ってきた彼とバッタリ出会う。 彼も家族といたけれど、 ちょうど彼の奥さんも子どもたちも こちらを見ていなかった。 寒い時期で、 首元をうずめていた彼。 表情はわからなかったけど、 目が合った瞬間に手を小さく振ってくれた。 出会ったのは一年半ぶりくらい。 話すこ

          出会いは不意に #15

          神様のいたずら #14

          同じ時期から働いていた職場の先輩がいて、 その先輩も同じ中学で 彼のことを知っている人だったから、 確認したくて聞いてみた。 その女の子はやっぱり彼の子どもだった。 偶然に驚いた。 わたしは、その子の担任ではなかったけれど、 彼の奥さんがお迎えに来ているのを時々見かけた。 彼が迎えに来ることはあるのかな、 と期待が膨らんだ。 そんな中、先輩と彼のことを話していた。 外仕事をしている彼。 先輩の弟と、彼が一緒に仕事をしていて、 わたしの家の目の前で しばらく仕事を

          神様のいたずら #14

          想いが募って #13

          偶然の出会いがきっかけとなり、 彼のことを思い出す日が 今までよりも増えることになる。 またゆっくり話したい、 偶然出会うことないかな、と度々思った。 彼の連絡先は、 高校生の時に消してしまっていたから、 連絡する手段もなく、 どうすることもできていなかった。 実は彼もすでに既婚者で、 子どももいたことは噂で聞いて知っていた。 それでも、 いつかまた普通に話せる関係になりたい、 そんな気持ちになっていた。 その頃、 育児がひと段落し、新しい職場が決まる。 結婚

          想いが募って #13

          自分に向けられる声 #12

          披露宴の最中も 彼を目で追っているわたし。 彼はどんな気持ちかな。 目が合わないかな。 話しかけられるかな。 ずっとそんなことを考えていた。 そうこうしているうちにお開きになり、 彼が友人と話していたこともあって タイミングが合わず、 話しかけるのを諦めて外に出て、 旦那さんのお迎えを待った。 そこへ、彼が友人と一緒にやって来て、 話しかけてくれた。 「元気だった?」 直接話したのが、 付き合っていた頃以来だったから、 話しかけてもらえただけで嬉しかった。

          自分に向けられる声 #12