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秋はこうすごそう!⑤~カブ #0032

こんにちは、ジャッキーです。
今日も季節の養生やオススメ食材についてお話していきます!

10月24日から二十四節気では「霜降(そうこう)
読んで字のごとく、霜が降りる季節
朝晩は肌寒いこともありますが、日中は25度を超える夏日が続いています。(こちら九州です!)すごしやすいあまり、油断してしまいます。
地球温暖化!暦というより、気温や体感にあった養生が大切になってきますね。


↓前回、里芋について書きました。痰がらみの咳の方にもオススメなので、よかったら読んでみてください。


冬野菜がやっと出始めました!


朝晩、なんとかヒンヤリしてきて、産直なども冬野菜が出始めました。
季節の変わり目の収穫野菜が少ない時期は、産直もがらんとしていますが、冬野菜がたくさん出始めると、野菜も人も多くなりワクワクします。

中医学で「秋」は「白い食材」がよいと言われています。
「カブ」が日に日にお買い得になっているので、あっさり洋風スープにしたり、さらに潤い食材の豆乳をいれたりして楽しんでいます。
でも、今日は窓開けっ放しOKくらいの気温なので、歯ごたえも楽しめるように、軽く塩をして水分を出してから、柚子塩麴漬け(ほぼサラダ)にしました。

5コで150円でした!

「カブ」について調べてみよう!


「カブ」

五味:辛甘・苦
五性:温
帰経:脾肺

中医学で「カブ」は、消化を助け、渇きを潤します。
スープなど温調理することで、冷えによる腹痛にもよいので、冬にむけて、食べたい食材です。

カブの柚子塩麴漬け

これからの秋の養生!

①「肺」をいたわり「燥邪」に気をつけよう

昼間は過ごしやすいですが、日によって朝晩は急に冷え込み、季節は進み冬がやってきます。
体を冷やさない・湯船にしっかりつかるなど、体を温めることで代謝を高め、冬へとつながる身体作りをしましょう。

また、乾燥した邪気は口鼻だけでなく、皮膚からも急にやってきます。
年を重ねると、皮膚のバリア機能も弱ってくるので、過信せず、天気予報など見て、「一枚はおる」「スカーフまく」など、微調整しながら守っていきましょう。

②前向きなことを口にしてみよう

中医学で秋は「肺」の季節で、「肺」は「悲しみ」の感情ともつながっていると言われています。
「悲しみ」が大きくなると、「気」の働きが悪くなります。
秋の夕暮れ「おセンチ」な気持ちになるのは、夕方になり下降してくる天の「気」の影響もうけています。
「秋」はそんなもんだと大らかにとらえ、冬の寒さに備え、のんびりすごし、心身を落ち着けましょう。

③補気・潤い・少し辛味の食材を。

【補気】米、豆、山芋、里芋など

【潤い】豆腐、イカ、ホタテ、豆乳、豚肉、白キクラゲ、レンコン、梨、りんご、白ごま、はちみつ、山芋、里芋など

【辛味】生姜、ネギ、にら、にんにく
など

辛味の食材は、寒くなってきて少しずつにしましょう。
唐辛子などの激辛は、乾燥を助長するので控えましょう。

「補気・潤い食材」は、「美容食材」でもあります。
美しくなりながら、冬に備えましょう♪

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